コーラル 手のひらの海 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

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  • 朝日新聞出版 (2009年4月7日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784022131324

感想・レビュー・書評

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  • 第1〜7話収録。病院で入院している少女・珊瑚と、少女が考えたコーラルという名の人魚のおはなし。
    珊瑚とコーラルそれぞれの視点が交互に変わるものの、何処か繋がりある2つの世界なので混乱なく読めました。珊瑚は家庭環境があまり良くないようで、珊瑚の友だちであるかおちゃんの言うとおり羨ましいとは思えない。コーラルは人魚の兵隊の作り方といい、ペットを飼う理由といい、色々とエグい設定があるものの、珊瑚視点と比べればある意味平和と感じた。

  • 1〜2巻読了。
    人魚の世界のものがたり。
    美しく、そして残酷。

  • TONOさんの作品の中毒性は、人が無意識のうちに見ないようにしていたどんな人にもあるどす黒い部分を赤裸々に描いてしまうことだと思う。

    意識して思う事のできる「どす黒さ」というのは、ずいぶんリミッターのかかったものなんだな。

  • 友人から頂いた本その1。実に痛々しい世界観。寄生虫や狩人、危険な存在に満ち決して油断できない海底で、美しい人魚達が着飾り、泳ぎ、男を捕まえる。この海の世界を一人の少女が作っているという前提もすごい。今までであったことのないタイプの漫画で、非常に感動した。

  • 全5巻で完結。
    主人公・珊瑚ちゃんが抱え持つ現実の不安と、その不安が反映された人魚達の国に起こる波乱という二重構造で展開する大変な物語。相変わらず「いきあたりばったり」と仰有るtonoさんだけど、いきあたりばったりであの美しいラストシーンにたどり着くなんて。

  • 友人Hからの借り物。

    TONOさんです。
    この作家さんは問答無用で好き。
    雑誌の方でちょこちょこ読んでいましたが、待望の単行本です。
     
    相変わらず、カワイイ絵で、ちょっとシュールです。
    これからどうなっていくのか、想像がつかない。

  • 2巻まで読了。
    人魚と海の生物がかわいい〜

  • 面白かった!可愛いけど、相変らずキャラクターがみんな立ってて、マイナス感情もうまく描くセンスに万歳( ´ ▽ ` )ノ
    TONOさん大好き!

  • 凄くTONOさん節満開の海の人魚の物語と、リアルな少女の物語。TONOさんは短編でもこういうのをかいていたけど、やわらかな残酷さは女性特有だなあとしみじみ。

  • 人魚が暮らす世界のお話・・・・・・と思いきやそれだけでは終わらないのがこの作者さんです。

    人魚は頭を齧られたり下半身がぶちきれて骨が露になったり精神を病んでしまったりします。人間の子供も主人公の仲間(?)のサメに食べられそうになったり溺れ死ぬ際の苦しみが描かれたりします。こういった絵柄と似合わないヘビーさは健在。

    そういった視覚的なグロさだけでなく仲間が苦しんでても無関心だったり、他人の持ち物を羨んで妬んだりするのが普通、みたいなそういう内面的なドロドロ感もあります。

    しかしやっぱり一番ヘビーでドロドロしているのは「お話の創造主」だなぁ、と。作中作が現実世界からの逃避になってはいるんでしょうが、だからといって作中作でバラ色の世界を描かないのが面白いです。

  • 所々地味にグロいのがTONOさんらしい。

  • TONOさんで人魚ものだ!!と喜んだ。
    やっぱりTONOさんの人魚だった!!
    カンナちゃん綺麗だああっっ。
    新作嬉しいけどカルバニア出ないかなあ・・・。

  • 好きな漫画描きの本

    女の子が考えた人魚の話なのだが

    色々えぐい

    人魚の話しかり、女の子の家族の話しかり

  • カテゴリが少女で合っているのかどうか、まったく自信がない。

    前作「チキタ・GUGU」が、登場人物のほとんど、特に主要人物にとって異様に優しく甘やかした風なエンドだったのを読んで、「ああ、TONOさんもやはり柔らかい作風に変わっていくのかしら…さながら庵野監督が丸くなったように…」と明らかに間違った比喩とともに感慨ぶかかった。同時に、最後までどん底に落とされると思っていただけに、拍子抜けもした。

    くわえて新作は人魚の話だという。今までもTONOさんは人魚のモチーフで短編をいくつも描いている。それだけ好きなものを、しかも連載で、しかもチキタのあのラストの後に、ということで今回もきっと優しい話なのだろうと思っていた。
    大間違いだった!
    「耳から回虫が入って 脳に回ったのよ」
    この台詞ひとつでもどーなのよという感じだけど、「くらげの正体」とか「泡のわき出る海底にいる人魚の話」とか、いちいちひどい…大好き!

    そういう人魚の世界の物語と、現実(?)世界の陸の物語がまったく読み手を混乱させることなく二重に進んでいく一冊。
    早く続きを読みたい。
    しかし「ネムキ」連載だから、1年1回がいいとこのペースでしょうか。生殺し。

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著者プロフィール

イラストレーター。優しくファンタジックな作風で国内外を問わず多くの支持を集めている。数多く描いてきたモチーフは、少女、動物、森など。童話のような世界観を得意としている。

「2020年 『Half moon tono作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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