- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022131799
感想・レビュー・書評
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これ好き!
雑誌の方で読んでましたが、冬休み読書用にセールになってたKindle版購入。
冬休みになる前に読んじゃいました・・・
そして紙で買えば良かったと、ちょっと後悔。
Kindleでも十分なんですけど、すごく好きになったので、紙の本で気軽にペラペラしたかった。
この人の絵はホント良い味出してる。
お店セレクトも最高。
どこか懐かしい、そんなスパイスが効いてる。
愛読書決定。
とりあえず、立石とキャバレーに行きたい! -
脱力系の漫画である。帯に「孤独のグルメ」の原作者の久住昌之氏が絶賛と書いているように、「孤独のグルメ」の女性版である。女性版であるからと言って、いわゆる女性らしさを求めてはいけない。私はこの作者のような感性は好きである。
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「近所のあの店、子供の頃から気になってるけど一度も入った事ないんだよな……やってけてんのか?……気になる……」そんな気持ち、誰もが持っていると思います。わたしにもいくつもありますそんなお店が。わたしの代わりにありがとう!モヤモヤが少しスッキリ!なぜか切なくて涙が出てきてしまうお話もあり。早く二巻が読みたい。
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作者が「謎のあの店」を回って歩くルポっぽいコミック。「謎のあの店」っていうのは、なんかすごく気になるんだけどちょっと不気味で少し怖くて入れないでいる店みたいなものかな。僕の場合は妙なところにある薄暗い純喫茶が気になるんだけど、なんだか近寄りがたくてずっといけないでいる。
わりと「あるある」という感じで楽しめる。思うんだけど、こういう「もともとそれほどおもしろいことが期待されていないもの」を楽しむっていうのは一種の才能である。人によっては絶対に怒るところで、いい経験をさせていただきましたって感じられるわけだからね。ある意味、とってもお得だ。
この作者の、そういう楽しみ方はとても気持ちがよくて、安心してちょっと不思議な世界に入っていくことができる。作品としておもしろいかどうかはややばらつきがあるし、その味わいも取り上げた店によって微妙にことなるのだけど、そのあたりも妙に無理していない感じがして好感が持てる。
ただ、好みでいうと絵のタッチがもう一つ好きになれなかった。もっとも、作品の世界にはすごくあっているので、読み終える頃にはなかなかいいかなと思うようにもなった。ネットで取り寄せた本だけど、書店で手に取っていたら、絵に対する違和感で購入しなかったかもしれない。 -
街の中にある怪しげな店へ突撃する松本英子さんのマンガ。突撃するのはいかにも昭和レトロな感じの店や、何か特殊なものを売りにしているものなど、何となく入りにくそうな店ばかり。これと全然関係ないが、益田ミリさんの「47都道府県女ひとりで行ってみよう」というエッセイでミリさんがいろいろ店に入るのを躊躇するところが何となく印象に残っているが、松本英子さんは少しためらいながらもとにかく突撃する。まあ取材者が二人になる時もあるからか。一人だと勇気いるだろうな。周りのものの掻き込み量がけっこうすごく情報量も何となく多く感じて少しずつ読んだ。
「あのガード下の居酒屋」が何か印象に残った。居酒屋のママさんと距離が近いような店ってそれなりのドラマがあるのだろうな。そういうのが色々想像てきてよかった。「あのキャバレー」や「あのドイツビアレストラン」はめちゃくちゃ楽しそう。
そういえば地元の駅の近くに謎の旅館が昔からある。あれはそもそもやっているのか? なんだか気になってきたよ。 -
じわじわ楽しい突撃レポートマンガ。二の足踏む店に入るドキドキ感、気に入った店の空気に悦にひたる感じ、すごいわかる! お散歩、温泉、探検、商店街、ひなびた、さびれた……この辺の言葉に引っかかる人はわりと楽しめると思うよ。
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エッセイコミック。流し読み。確かにこういう場所、ありますわな。
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通りがかった時に気にはなるけど中に入ったことはない、そんな店。レストランやら銭湯やらキャバレーやら、なんだか気になる店に潜入した体験記を描いている。
絵の感じも好みだし、ときどき人間の描写にはっとさせられるようなコマもある。
これを読んで立石に行きたくなった。