- Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022131829
感想・レビュー・書評
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人間と精霊と風、彼らは一緒にいられないのだろうか、自らの役割とは何か、そんなことを考えながら読んだ。業火の森に雨が降り注ぐ。
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あおまんじゅうの森にいるものたちはみんな残酷な純粋さと優しさを持っている。
「科子」の存在は時に疎ましい…蒼一を慕っているものにとっては、彼らが一人一人が蒼一と築き、出来上がった場所を奪い取って行くものだから。科子にはその気はなくとも、その存在を蒼一が何にも増して優先してしまうから。元は蒼一の感情所以なのだが、結果として悪者になってしまい、それをどうにかしようとしながら結果として災いしかもたらさないものになってしまう存在… -
なかなかほんわか出来ない展開ですなぁ。 森は、彼は、どうなってしまうんだろう。 もう蒼一が神様になるしか皆がハッピー&現状維持できないんじゃないかなんて考えてしまったです。 個人的にケヤキ君にテンションの上がった巻でもありました。 次が楽しみで仕方ないよ!
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買い忘れていたので購入。まず最初の3ページのカラー原稿の美しさに酔いしれました。岩岡先生のほんわりした画風と森の相性はバツグンすぎます。物語のほうは暗い方面に入っていきました。
いつまで笑っていられるか。今回はあおまんじゅうの森メンバー全員がうまく笑顔になれない話だったと思います。科子さんも蒼一も周りの人を笑顔にしたいがために自分を犠牲にしてしまう。笑顔を求める分だれかが悲しい顔になってしまうのは世の中の常ですがいつみても悲しいもんです。
科子を失い、自分の大切な人たちまで傷ついてしまった結果蒼一がどうなってしまうのか、流れる風を捕まえに行くっていうのはロマンだけどあおまんじゅうの森を飛び出すわけにも行かないんだろうなぁきっと。 -
テンポが良くて、先が気になりました。
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科子さんと蒼一見てると辛くなってくるな。早くこの重い話が楽しい話に進んでくれるといい。
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科子さんの過去の話が好き。