銀河鉄道の夜 (シリーズ昭和の名作マンガ)

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  • 朝日新聞出版
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・マンガ (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022140067

感想・レビュー・書評

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  •  松本零士先生の作品を手に取るのは何時以来でしょうか
    中学生以来だろうか。映画もたくさん観て必死になって真面目に作品に取り組みました。内向的な少年にはドンピシャなコンテンツだったと思います。
     あの当時、DVDやビデオですら買えない時代でした。映画テレビの鑑賞等は集中力をもって臨んだものです。さながら全裸で正座みたいな感じで(笑)
     掲載されている最初の表題話が、松本零士氏の主題のありのままを物語っていらっしゃるように思います。青春の幻影は終わるものであり、現実という舞台で生きるというか。
    そして「さらば少年の日よ」なんですね。

  • 999に限らず、松本零士作品は漫画であると同時に詩です。それを僕はよく思います。999のテーマは人間の限りある命の美しさ。鉄郎の逞しさとメーテルの優しさに憧れて、そして独特の世界観やひとつひとつの物語の儚さが好きで、僕は中学時代かなり熱中して999を読んだものです(当時、地元の図書館が試験的に漫画を貸し出すようになって、そこで借りたのが999だったんですよね)。

    「旅はまだ続く」という一文で終わった999が本当に連載を再会したときの驚きったらありゃしません。

  • 「第1部」、「第2部」にわかれていたりして、目次だけ見ると長編かと思うのですが、短編です。多分、連作でもないと思うのですが……。

    本人の中では、連作だったのかも。というか、松本 零士のなかでは、自分の生涯の仕事、全部の物語が、つながっているような気もします。

    表題作は、原作、宮沢 賢治とかいてありますが、まあ、原作というよりも、原案的な感じです。オマージュ。でもこれは、たしかに、「銀河鉄道999」の原型なのだと思います。

    この人は、短編の名手だったのですが、中編の方があまりにも有名になりすぎて、短編が散逸してしまっている気もします。
    全集的なものが、出版されるとうれしいです。

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