- Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022140326
感想・レビュー・書評
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大傑作!
仏教を政治の武器に統一をはかる朝廷(大海人皇子ら)を説得をする狼男。さながら妖怪戦争のよう。9巻異形編の八百比久尼が治した妖怪たちはこれか!光信仰で影(シャドウ)が虐げられる未来の物語も同時進行。
火の鳥は、登場人物が高い壁によじ登るシーンが多くあるが、意図したものかはたまた作者のくせか…。 -
火の鳥、読破。それぞれの物語の完成度がすごい!
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僕が初めて読んだ手塚治虫作品は、『火の鳥 異形編』でした。当時小学校低学年だった僕にとっては、『火の鳥』は怖い作品、そして大人の漫画として印象づけられ、その後、そのスケールの大きさに圧倒されながらも読み漁ったものです。
日本人はなぜこんなに漫画が好きなのか、外国人の目には異様にうつるらしい。なぜ外国の人はこれまで漫画を読まずにいたのだろうか。答えの一つは、彼らの国に手塚治虫がいなかったからだ。
1989年2月10日、手塚治虫が亡くなった翌日の朝日新聞・天声人語のこの一節を、彼のライフワークであった『火の鳥』を読み返すたびに思い出します。 -
おばばが好き。
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ようやく読み終える。繰り返しながら歴史は続く。その先は。火の鳥のみぞ知る?