イセングリムの夜警

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.83
  • (6)
  • (17)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 119
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022140975

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 久々にしっかりファンタジー。
    この作者らしい話かと思います。というか、私がこの作者の作風ではこのあたりが好きなのだ。初期作品の「辺境警備」を思い起こさせますね。
    ただ、辺境警備やグランローヴァのようなスケールには発展しないかな、と思います。辺境警備の初期のあたりにちかいかな、と。主軸が女の子なので雰囲気は軽め。恋愛が絡んでくるかどうか、か。あんまりテーマを詰め込むと主題がぼけるので、どう進んでいくか楽しみです。
    おとぎ話や昔話テイストは大好きなのでよけいに。

    夜警の人もですが、主人公の兄のほうが結構ミステリーなかおりがする・・・気が。どうかな。心に葛藤はありそうだけど。

    洋風遠野物語という感じらしいので、楽しみです。
    関係ないですが、毎回食べ物がいろいろ美味しそうですなぁ。

    • imogenさん
      朧さん、こちらでははじめまして。みゃ~こです。
      今年のはじめくらいに本棚を作ってみたのですが、レビューで思いがけず朧さんを発見★今後ともよろ...
      朧さん、こちらでははじめまして。みゃ~こです。
      今年のはじめくらいに本棚を作ってみたのですが、レビューで思いがけず朧さんを発見★今後ともよろしくです。
      「イセングリム」続きがどこから出るのかよく分からなくて、ちょっと不安ですね。無事続いてほしいけど。
      主人公のお兄さん、確かにちょっとミステリアスですよね。少なくともあっさり結婚はしてくれないような気がする…。
      2013/03/22
  • 初版 帯

  • イセングリムの夜警

  • 紫堂さんいわく、"ヨーロッパ風遠野物語"なファンタジーです。
    ちょっと「辺境警備」を思い出すような懐かしい雰囲気と
    森のミステリアスな描写がさすが。

  • 紫堂さんの本はひさしぶり。なんか登場人物の顔が丸くなったような…。
    辺境警備寄りのお話ということで、きっと私好みと思って読んでみました。ご本人曰く洋風遠野物語みたいなお話とのことですが、ますます私好みで楽しみ。
    さっそく出てきたお話が懐かしい怖い民話でわくわく。

    先が楽しみです。

  • こういう雰囲気の話は大好きです。でも、現代劇(?)はエンジェリック・ゲームで見切りつけたのかもだけど、また見てみたい気もする。

  • 新シリーズ開幕、月光条例のように主人公が熱くないけど、世界のおとぎ話の元ネタがいろいろ出てきそうで楽しみ。

  • 久しぶりに紫堂さんの作品を読んだ。

    相変わらずのほのぼのな感じと、ちょっぴりスリリングな感じで楽しめた。
    洋風遠野物語。なるほど。
    続きが楽しみ。

  • 紫堂恭子さんらしいお話。
    辺境警備寄り、でしょうか。不可思議な生き物が森にはいて、ときたま人と森が距離を誤った場合、森番がその調整役となる。
    物喰わぬ女は怖かったです。あのお話をどこかで聞いたことがあると思ったら昔話を引用しているのですね。
    洋風の日本昔話のような感じです。

  • のっけから怪しい雰囲気満載で始まり、どうなるんだこれ?!
    と思ったら、ほのぼのな街の状景。
    このギャップが紫堂さんらしいし、このお話を象徴してるのかな、と。

    しかし、夜警のウォルフは今までにはいなかったタイプのキャラだなぁ。

全12件中 1 - 10件を表示

紫堂恭子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×