- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022141637
作品紹介・あらすじ
【芸術生活/コミック劇画】生者を描けば魂を奪い、死者を描けば蘇らせるという噂の肖像画家。彼は「ヌエの絵師」と人々に呼ばれている。彼のもとにやって来る依頼者は、何を想って絵を描いてもらうのか。レトロな時代感と端正な画風が、深い人間ドラマを展開させるシリーズ。
感想・レビュー・書評
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ステイホームで時間ができたので積んでいたのを崩しました。
勝手にもっとシリアス寄りの作品かと思っていたのでいい意味で裏切られました。
シリアスもあるけれど軽さもありつつで楽しく怖ろしく哀しくせつない連作短編集でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人の生きざまを表す「肖像」と、
それに向き合う絵師を題材にしたヒューマンドラマ。
生者を描くと魂を奪い、死者を描くと甦らせる…
その噂の真偽は定かではないけれど、菅沼は真摯に人の「生」に
向き合っているのだなぁと思います。まだ初巻。続けて読んでみよう。
芳崎せいむさんにも共通する、端正な画調が好み♪。 -
~5巻
こういう漫画は、気に入った話があれば面白い。その点でいたって普通かな。 -
本屋さんで見つけて
全く知らなかったけど
5巻まで大人買い。
間違いなし!
よかった!
雨柳堂よりも
百鬼夜行抄よりも
主人公が大人で 色っぽい。 -
お友達から紹介して頂いた作品。
久々にピンポイントで自分好み!!
繊細な絵のタッチがとにかく美しくて、何度も繰り返し読みました。
生者を描けば魂を奪い、死者を描けば甦らせてしまうという絵師のお話。
死者が関係してくる以上、ホラーなお話もありますが、
不思議と優しさと悲しくなるような温かさだけが残りました。
昭和初期という時代設定も雰囲気があって良かったです。 -
1、2巻読了。
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本誌で読んでいて好きだったのですがコミックは買ってなかった。
のに、改めて読んだらやっぱり面白かったので買っちゃった。
鵺の絵師と呼ばれるようになったきっかけの二人のことが知りたいけど、
きっとそれが明かされるのは物語が終わるときなんだろうなぁ。
ヌエっていうあの漢字(空鳥)が出てこないので夜鳥のヌエ☆ -
ネムキなだけに、百鬼夜行抄、もしくは蟲師の絵師ヴァージョンとも言えるが、達者な絵に一話完結の物語構成が素晴らしい。今市子さんと鳥人ヒロミさんと国枝彩香さんを足して3で割ったような絵柄かなぁ、無条件で好きなタッチだ。