- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022141767
作品紹介・あらすじ
【芸術生活/コミック劇画】生者を描けば魂を奪い、死者を描けば甦らせる……!? 稀代の絵師が描く肖像画にまつわる感動のドラマ! 今回は双子の姉を亡くしたという女性が、姉の絵を描いて欲しいとやって来る。姉の魂を絵に閉じ込めたいと願う彼女の本心は──。1話完結形式。
感想・レビュー・書評
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「マッチ売りの少女」で泣いてしまった。
貧しさゆえに悪い未来に行き着くことが容易に想像できる子ども達に健やかに生きる未来を与える手を差し伸べる大人の存在。
フィクションの世界だけれど2人が善い大人に出会えたことにほっとしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今巻は親子の情が印象的なお話が多かった感じですね。
特に印象深かったエピソードは「タソガレのシシャ」。
演じ手と、観客と、風景と…すべてが渾然一体となって現出する「空間」。
何とも身につまされ、そして魅力的なお話でした。 -
読み進めるのが勿体なくて、じっくり噛みしめながら読みました。
本当にどれも良いお話で、巻を追う毎にどんどん面白くなっていきますね。
最後の『タソガレのシシャ』が特に良かったな。何とも切ない紙芝居。
黄昏時、明るい笑顔で微笑んでいる娘の姿が見えたのだろうか。
あと英二郎には、紙芝居屋の素質がないことは分かった(笑)
依頼人に近づきすぎず、でも少しだけ離れた所からしっかり見守っていてくれる英二郎の立ち位置が好き。
次巻の発売が楽しみです! -
電子だけでは物足りなくて紙本も購入。
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お兄さん好きさ。
紙芝居屋さんの話よかった。 -
若くして亡くなった双子の姉の絵を描いて欲しいという依頼や、昔からうなされる夢に出てくる女を描いて欲しいという依頼の話。
死人から悪夢まで話が広がっていって面白いです!
長く続きそうになってきたので続巻が楽しみです(´∀`)