アデライトの花 1 (Nemuki+コミックス)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022142245

作品紹介・あらすじ

【芸術生活/コミック劇画】毎回クライマックス!! 全員が曲者!! 名家ハント家に南の国から嫁いできたアデライト。だが花婿にはすでに妻と娘がいた。アデライトは2番目の妻としてハント家にとどまり、やがて息子を出産。その子が成長した頃、次々と人が死んでゆく謎の病気が蔓延する。

感想・レビュー・書評

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  • なかなか印象が掴みづらいが…どのキャラも、抱えているちょっとした歪みやキャラのブレの描写が絶妙。奥様の偽善的な言動は金持ち故の計算高さかと思いきや過去のトラウマがあるっぽかったり、主人公の少年がかなり性格がきついんだけど、もう一人の少年といつの間にか仲良くなってて穏やかなところも見せたり、当主が物静かでクールに見えて、優柔不断なダメ人間だったり、障害を抱えていていじめられている女中が、なぜか謎のふてぶてしさを見せていたり…感染パニックものだったとは…あとがきで初めて知った…今後の展開が読めないが、楽しみ。

  • ものすごくひさびさにブクログに入った。
    まあそれはそれとして。

    いつものTONO先生の、一話めからギュッと引き込む感じはないかな~と思ったんですけれど、なんだか登場人物全員どこか歪んでいるところが、嫌でもあるし、魅力的でもある。ホラーたっぷりでいいですね。
    きっとコロナはあの時死んでしまったのでしょうね。知らない誰かがコロナになっている。だとしたら、キャンベルの秘密も気になります。
    救いは遺された男の子二人と、パイロープの弟?とみられる男性が出てくるぽいのも気になる。
    花の香りが漂って、花が体中に咲く病か。そんな風に誰かを巻き添えにしつつ死ぬのはなかなか楽しいかもしれない。

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