イケニエ屋 1 (ソノラマ+コミックス)

著者 :
  • 朝日新聞出版
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 4
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022142979

作品紹介・あらすじ

大勢の人が死ぬ大災害。ひとりの命をいけにえとして差し出せば他の皆は助かるとき、あなたはどうしますか? 自分がいけにえになる? 誰かをいけにえにする? でもそれが愛するひとなら? 極限の選択を描くヒューマンサスペンス!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ストレートに、最高に好き、と言える漫画に出逢えた事に大感謝
    言い訳が通用しないくらい、私の歪んだ好みにドンピシャすぎる
    高校生以下には読ませられないような描写とストーリーである、この『イケニエ屋』は
    けど、決断ってのは、理不尽なタイミングで強いられることがほとんであるのも、世の摂理。そうなると、いざって時に、パニックとならない心を鍛えこんでおくためにも、未成年も読んでおくべき漫画かもしれない、と私に思わせる
    究極の決断を迫られた時、剥き出しになる人間の本性、それの表現方法が、実にエッジが効いている
    自分が助かるために他人に犠牲を強いるか、もしくは、覚悟を決めて他人を救うために自分の命と未来を捨てるか
    どちらのパターンにも、人間らしさが如実に表れ出ており、改めて、「人間、興味深ぇ」と笑わせてくれる
    また、人外のデザインも攻めに攻めており、下等な生物の都合などお構いなしに厳しい現実を突き付けてくる存在の冷たさ、おぞましさ、そして、崇高さが色濃く出ていた
    まだまだ、Dr.イム先生には、人間の持つ美醜の二面性を魅せてほしいので、(2)が無事に出てほしいトコだ
    できりゃ、新たな生贄屋のコンビ、もしくは、生贄屋の仕事を邪魔する存在も登場してもらいたい

    この台詞を引用に選んだのは、言い方はキツいにしろ、間違ってはいない、と納得させるものなので
    いつだって、どこだって、生贄にされるのは、弱い=戦う意志を示せない者
    死にたくないなら、嫌な時は嫌だ、と理不尽さに抗わなければならない
    それが出来たら苦労はしない、と言うだろうが、やらなきゃ、いつまでも、自分の心を、社会的には大した奴でもない他人に、クソまみれの汚い足で踏み躙られ続けるだけだ
    戦わなければ生き残れないのだ、この世の中は
    「そっ・・・そんなの!よわいものいじめじゃないですかー!」
    「弱いんだよ、弱いから生贄の山羊(スケープゴート)なんだよ」(by夢生、無)

全1件中 1 - 1件を表示

Dr.イムの作品

イケニエ屋 1 (ソノラマ+コミックス)を本棚に登録しているひと

新しい本棚登録 1
新しい本棚登録 1
新しい本棚登録 0
新しい本棚登録 0
ツイートする
×