かわうその祭り

著者 :
  • 朝日新聞社
3.09
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本棚登録 : 19
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022500120

作品紹介・あらすじ

脱サラの切手商の小柳と「貴重文化紙くず」商の綿貫は、あるコレクターが残した「幻の映画フィルム」を手に入れる。謎を追ううちに糸は旧満洲、さらに日露関係を揺るがした明治の大津事件へと繋がるが…。架空の国の切手を偽造する切手作り師、戦前の左翼活動家が作った思想春本なども絡んで展開する、"紙くず"の魔力に魅入られた人間たちが歴史の迷宮に隠された「幻の映画フィルム」の真実に迫る痛快娯楽長篇。

感想・レビュー・書評

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  • てっきりノンフィクションだと思いながら読んでいた。冒険小説?えぇ…そんな迫力はないんだけどなぁ。まぁそれが出久根さんらしいか。何せ“紙くず屋さん”が話の中心なんだから。

  • (2004.10.16読了)(新聞連載)
    朝日新聞・夕刊2004.04.01-2004.10.16連載

    (「BOOK」データベースより)amazon
    脱サラの切手商の小柳と「貴重文化紙くず」商の綿貫は、あるコレクターが残した「幻の映画フィルム」を手に入れる。謎を追ううちに糸は旧満洲、さらに日露関係を揺るがした明治の大津事件へと繋がるが…。架空の国の切手を偽造する切手作り師、戦前の左翼活動家が作った思想春本なども絡んで展開する、“紙くず”の魔力に魅入られた人間たちが歴史の迷宮に隠された「幻の映画フィルム」の真実に迫る痛快娯楽長篇。

  • 001.初、並、カバスレ、汚れ、帯なし。
    H.21.10/9.松阪BF.

  • 奇妙なタイトルに惹かれ、長いことかかって少しずつ読んだ。古本や古い紙くず、切手収集の趣味が私にもあったら、もっと楽しんで読めただろう。なんだか蘊蓄満載で、おもしろかったんだけどついていけないところもあった。昔の秘密映画の描写がよくわからなくて、もしもあるなら「撥雲日出(ポーユィンヌチェリー)」を見てみたい。仲間でわさわさと幻の本や映画を探すのは楽しいんだろうな。

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著者プロフィール

出久根達郎(でくね・たつろう)
1944年、茨城県生まれ。作家。古書店主。中学卒業後、上京し古書店に勤め、73年より古書店「芳雅堂」(現在は閉店)を営むかたわら文筆活動を行う。92年『本のお口よごしですが』で講談社エッセイ賞、翌年『佃島ふたり書房』で直木賞、2015年『短篇集 半分コ』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。他に『古本綺譚』『作家の値段』『雑誌倶楽部』『春本を愉しむ』『本があって猫がいる』『隅っこの昭和』『幕末明治 異能の日本人』『桜奉行』『漱石センセと私』など多数。

「2018年 『文庫 本と暮らせば』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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