ホットドッグの丸かじり (丸かじりシリーズ 23)

  • 朝日新聞社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022500298

感想・レビュー・書評

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  • 今回もごちそうさまでした☆

  • 週刊朝日連載のロングセラー。丸かじりシリーズの第23弾。2003年1月から10月までの連載コラムをまとめたもの。

    このシリーズは今も連載が続きパワーが衰えることがない。

    普通エッセイのウケ狙いはあまりに激しいと空回りするのだが、このシリーズに限ってはツボにはまる。

    本書に登場する食材、決して珍しいものではないのだが、なぜかとてもおいしそうに。マンガ家としての観察眼が発揮されている。もちろんイラストも最高。

    どの巻からでも読めるのもこのシリーズの魅力。
    ゴルゴ13、こち亀。男はつらいよと、並んで日本文化を代表するコンテンツだと思う。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    野球ヌキのホットドッグはアリか!?を問うモンダイの23巻。ドジャースタジアムで食べたホットドッグはおいしかった。

    相変わらずの切り口で安心して読める。
    そうか、自分の好きなものを嫌いな人はいい人なのね。
    スイカの殿様食べしてみたい、無理だけど。

  • シリーズ23冊目☆おのろけ豆ってネーミング初めて知ったよ(*_*;多分食べたことあるんだな。ミレーを食べる宵で笑った(笑)

  • 時々ムッショーに読みたくなる丸かじりシリーズ、その23。
    バター醤油かけご飯というのがすっごく美味しそうだったので小皿にちょっとご飯をもって作ってみた(作ってみたというほどのものでもないですが…)うん、美味しい。美味しいけどかなり脂っこい。本ではご飯一膳に包装バター3個分と書いてありましたがそんなにバター入れたら胸焼けしてしまいそうです。あと、桃の缶詰めが猛烈に食べたくなりました。お腹減った。

  • 長嶋茂雄氏の一言から生まれた3千円のふかひれラーメンからお新香の存在意義まで、食べ物にまつわるあれやこれやを、面白おかしく語った『丸かじり』シリーズ23弾。


    食べる表現が、いささかリアルな擬音に満ちていて少々アレですが、それを上回る面白さについつい笑ってしまいます。やっぱりこういう方は目の付け所が違うと言うか、表現力が素晴らしいと言うか、なぜに茗荷にそこまで熱くなれるか不思議になるというか・・ともかく楽しかったです。
    地味な根菜の中にあって目立つ存在である『人参』くん。鮮やかな色といい栄養面といい成績優秀である。色々な料理に顔を出すのに何故か『人参』の名を冠した料理はない(グラッセは付け合せなので)という不思議。きんぴらごぼうだって、ごぼうの名しかない。たしかにそうだな~なんていうニンジンの話。「ミレーの絵画を味わう」という催し物にて、ミレーの育った隣町の名物・・ならしょうがない。イメージしたと言われちゃ他人が容喙(ようかい)すべきことじゃない・・といったぐあいに、こじつけじゃなっかたモチーフにしたコース料理の話なんかがとても面白かったです。

  • 図書館で借りた

    電車でニヤニヤしながら読んだ

  • 昨日読破。
    今まで読んだ「丸かじり」シリーズの中で一番面白かった。著者の文章の上手さには唸る。高校の国語の教科書に載せるべきだ。

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著者プロフィール

東海林さだお=1937年東京生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学文学部露文科中退。早大漫画研究会草創期のメンバー。文藝春秋漫画賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。漫画に『新漫画文学全集』『ショージ君』など、長期連載のエッセイに「男の分別学」「あれも食いたいこれも食いたい」など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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