座礁 巨大銀行が震えた日

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  • 朝日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022500373

感想・レビュー・書評

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  • 銀行に根付いた、総会屋事件。作者がその銀行の広報部次長として、担当したので、リアルに描き切れてると思う。過去の銀行には、似たり寄ったりの融資が沢山あった。大蔵省が無くなり、金融庁として、再出発したように、銀行も吸収合併などを繰り返し、コンプライアンスを遵守し健全に再建したことであろう。

  • 江上剛の小説の中ではだんとつにおもしろい。
    心理描写にややつたなさがあるか。

著者プロフィール

1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。人事、広報等を経て、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』(新潮社)で作家デビュー。03年、49歳で同行を退職し、執筆生活に入る。その後、日本振興銀行の社長就任、破綻処理など波瀾万丈な50代を過ごす。現在は作家、コメンテーターとしても活躍。著書に『失格社員』(新潮文庫)、『ラストチャンス 再生請負人』(講談社文庫)、『我、弁明せず』『成り上がり』『怪物商人』『翼、ふたたび』(以上、PHP文芸文庫)、『50代の壁』(PHP文庫)など多数。

「2023年 『使える!貞観政要』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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