ネクロポリス 下

著者 :
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 1449
レビュー : 202
  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022500618

感想・レビュー・書評

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  • 再読。やっぱり面白い。
    おいしい紅茶が飲みたくなります。

    イギリスと日本の文化が融合した「V.ファー」という地には
    「ヒガン」という独自の文化がある。
    ヒガンになると人々は、「アナザーヒル」に出向き、
    そこで お客さん=死者 に遭うのだ。

    お客さんは、嘘をつかない。
    だから、人々はお客さんに遭い
    お客さんの口から、自身を殺した犯人を聞き出すことを楽しみにしている。
    今年は、血塗れジャックによる連続殺人事件が未解決ということもあり、
    人々のヒガンへの期待は例年より高まっていた。

    「アナザーヒル」に到着した彼らは異変に気付く。
    ヒルの玄関である鳥居に死体がぶら下がっていたのだ。
    その後も次々と現れる死体。
    すさまじいポルタ―ガイスト。
    やむなく執り行われる”ガッチ”という犯人捜しの儀式。
    そして、ヒルから忽然と姿を消した青年。
    何かとてつもなく、悪い風が吹いている。

    再読ですが、展開や犯人が分かっているのに
    やっぱりぐいぐい引き込まれました。
    ビールと紅茶と推理とおしゃべりが大好きな人たちに
    今回も存分に楽しませていただきました!
    本当にディティールが良くできている。

    以下、完全ネタバレです。

    改めて読むと、ねじの回転とよく似たオチなんですよね。
    並行した別世界に閉じ込められる。
    こちらは過去未来だけではなく、死者の世界もパラレル。

    ネクロポリスって墓地という意味なのですね。
    語源は、死者の都。
    まさしく。

    エンタメ小説なので、「面白かった!」という感想以外は残りません。
    でも面白いので、ぜひ読んでほしい!!
    そして、「まさか」の登場回数に驚けばいいよ。笑

  • トラブル続きの今年のヒガン。アナザーヒル内で起こる殺人事件。怒る精霊。もう「お客さん」は来ないかもしれない。ヒガンは続けられない…?
    ケントおじさんの正体の謎が明かされたあたりから、すごい駆け足で風呂敷をたたもうとしていたような感じ。最後、大団円ぽく終わったのはよかったけど、最後の最後に出てきたテリーたちにぞっとした。テリーのシーンはいつも怖かった…。そして登場人物酒飲みすぎ。

  • 再読なのに結末全く覚えていなくて、ドキドキしながら読みました。
    結果、結末どころか下巻の内容自体を覚えていなかったのでした。
    うっすらやたがらす出てくる?のは覚えてました。
    なんか面白かったーって読み終わったような気がしたのですが…
    あれ?結末こんな感じだったっけ?
    というかほぼ何もしないで、とりあえずめでたしめでたし!かーらーの不吉過ぎるエピローグにゾワっとしました。
    ラインマンとクロの頼りがいのある姿に何度助けられたか。

  • 神話に詳しいと楽しめるのかな?
    うーん、最後までたんたんと読んで終わった。
    なんというか、ネーミングセンスが親父的で、そこでシリアスな気分になりにくかったのかもしれない。

  • 「えっこれで終わりなの?」とちょっと拍子抜けの最後だったが、なんとも不思議でなんとも現実的な作品から醒めた…ともいえる不思議な読後感。

    生者と死者とはセロファンの薄紙1枚で重なっているようなものなのかも…と改めて考えさせられた。

  • 恩田陸にしては明確なオチがある話。しかも余韻まで残してる。かなり久々の再読だったけど面白かったなぁ。上下巻であることを感じさせない。こういうファンタジー×ミステリ的な話が恩田陸はうまい。設定が突飛なのに違和感なく受け入れられるところがすごい。

  • ファンタジー+ミステリー。
    謎が謎を呼ぶってかんじで謎だらけ。盛り過ぎ感があった。

  • 上巻のドキドキ感のままかなり期待しつつ読み始めました。
    ですが次元融合?のあたりから話についていけなくなり、最後のページに到達したときも、あ、これで終わり……?と。
    事件は解決しているけど「こういうことだったのか!」のような感嘆もなく。

  • 恩田陸の作品って「最後」じゃないの!と、自分に言い聞かせる(笑)
    読後にあれ?あそこどうなったよ?と夢から覚めるのも楽しみなのです。
    オチがどうとかでなく、そこもやっぱり好きなので仕方ない。

  • スゴイ

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