彰義隊

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著者 : 吉村昭
  • 朝日新聞社 (2005年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022500731

作品紹介

彰義隊の精神的支柱であった上野寛永寺山主の輪王寺宮能久親王。はからずも"朝敵"の盟主となった輪王寺宮の苛烈な生涯を中心に、維新の真実に迫る壮大な長篇歴史小説。

彰義隊の感想・レビュー・書評

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  • 明治維新期に皇族で唯一幕府側に立つこととなり、彰義隊の後ろ盾、そして逃避行の後に東北雄藩同盟の盟主になった輪王寺宮(後の北白川宮能久親王)の数奇な生涯を辿ります。著者はこの本でもやはり「逃避行」がテーマになります。本当に徹底しています。徳川慶喜の大坂から江戸への逃避、輪王寺宮の上野から仙台への逃避、松平定敬(桑名藩主)らの仙台への逃避、安部信正(元首席老中)の平藩から仙台への逃避などが繰り返されています。しかし、これまで読んできたような臨場感の乏しさは気になりました。しかし、輪王寺宮の運命とライバル有栖川宮熾仁親王のすれ違いが悲しかったです。熾仁親王が和宮の婚約者であったというロマンの悲劇の主人公であるだけにそう思います。

  • 皇族でありながら朝敵の汚名を着せられた輪王寺宮。徳川家の菩提寺である上野寛永寺の山主だったために彰義隊の旗頭に祭り上げられ、抗うことができない大きな流れに翻弄される。それでも命が助かり明治になって名誉が回復されたのは皇族ゆえのことか。

  • (2005.08.19読了)(新聞連載)
    朝日新聞・夕刊に連載中に読みました。

    (「BOOK」データベースより)amazon
    彰義隊の精神的支柱であった上野寛永寺山主の輪王寺宮能久親王。はからずも“朝敵”の盟主となった輪王寺宮の苛烈な生涯を中心に、維新の真実に迫る壮大な長篇歴史小説。

  • 輪王寺宮は歴史の波に呑まれながら耐えたなあ。

  • 彰義隊の話はすぐ終わって肩透かし。彰義隊の話とちゃうやん。他の本に浮気しながらなかなか読み進まず。
    結局8割がた読み進んだところでGIVE UP&Time Up。返却。

  • 輪王寺宮様が主人公のお話です。
    文章が淡々としていて、登場人物の感情の描写が少なかったので、どれだけの気持ちが個々にあったのかがわかりにくかったです。
    輪王寺宮が有栖川宮のことがめっちゃ嫌いなのと覚王院が輪王寺宮のことをめっちゃ大事にしているのがわかったくらいでした。私の読解力が無いだけか(恥)!!!
    後半、唐津藩世子・小笠原長行が出てきた時は、私の血圧が上昇!!
    後ろに控えているのは大野さんだぁ〜!と大興奮でした。
    朝敵になってしまった唯一の皇族。それが輪王寺宮様。
    タイトルは彰義隊となってますが、彰義隊のメンバーは全然、でません。
    輪王寺宮様が戊辰戦争でどのように流されて、北に行っちゃったのかが事細かく書かれている作品です。
    作者がどれだけ調べたかが良くわかります。
    ただ、個人的には春日さんの名前だけでも出てきたら嬉しかったかも。
    あ、榎本が登場して宮様に「南に…」と諭したシーンは格好良かったです。
    エノカマが最高にイイ男に見えた瞬間でした!

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