彰義隊

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  • 朝日新聞社
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022500731

作品紹介・あらすじ

彰義隊の精神的支柱であった上野寛永寺山主の輪王寺宮能久親王。はからずも"朝敵"の盟主となった輪王寺宮の苛烈な生涯を中心に、維新の真実に迫る壮大な長篇歴史小説。

感想・レビュー・書評

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  • 明治維新期に皇族で唯一幕府側に立つこととなり、彰義隊の後ろ盾、そして逃避行の後に東北雄藩同盟の盟主になった輪王寺宮(後の北白川宮能久親王)の数奇な生涯を辿ります。著者はこの本でもやはり「逃避行」がテーマになります。本当に徹底しています。徳川慶喜の大坂から江戸への逃避、輪王寺宮の上野から仙台への逃避、松平定敬(桑名藩主)らの仙台への逃避、安部信正(元首席老中)の平藩から仙台への逃避などが繰り返されています。しかし、これまで読んできたような臨場感の乏しさは気になりました。しかし、輪王寺宮の運命とライバル有栖川宮熾仁親王のすれ違いが悲しかったです。熾仁親王が和宮の婚約者であったというロマンの悲劇の主人公であるだけにそう思います。

  • 皇族でありながら朝敵の汚名を着せられた輪王寺宮。徳川家の菩提寺である上野寛永寺の山主だったために彰義隊の旗頭に祭り上げられ、抗うことができない大きな流れに翻弄される。それでも命が助かり明治になって名誉が回復されたのは皇族ゆえのことか。

  • (2005.08.19読了)(新聞連載)
    朝日新聞・夕刊に連載中に読みました。

    (「BOOK」データベースより)amazon
    彰義隊の精神的支柱であった上野寛永寺山主の輪王寺宮能久親王。はからずも“朝敵”の盟主となった輪王寺宮の苛烈な生涯を中心に、維新の真実に迫る壮大な長篇歴史小説。

  • 輪王寺宮は歴史の波に呑まれながら耐えたなあ。

  • 彰義隊の話はすぐ終わって肩透かし。彰義隊の話とちゃうやん。他の本に浮気しながらなかなか読み進まず。
    結局8割がた読み進んだところでGIVE UP&Time Up。返却。

  • 輪王寺宮様が主人公のお話です。
    文章が淡々としていて、登場人物の感情の描写が少なかったので、どれだけの気持ちが個々にあったのかがわかりにくかったです。
    輪王寺宮が有栖川宮のことがめっちゃ嫌いなのと覚王院が輪王寺宮のことをめっちゃ大事にしているのがわかったくらいでした。私の読解力が無いだけか(恥)!!!
    後半、唐津藩世子・小笠原長行が出てきた時は、私の血圧が上昇!!
    後ろに控えているのは大野さんだぁ〜!と大興奮でした。
    朝敵になってしまった唯一の皇族。それが輪王寺宮様。
    タイトルは彰義隊となってますが、彰義隊のメンバーは全然、でません。
    輪王寺宮様が戊辰戦争でどのように流されて、北に行っちゃったのかが事細かく書かれている作品です。
    作者がどれだけ調べたかが良くわかります。
    ただ、個人的には春日さんの名前だけでも出てきたら嬉しかったかも。
    あ、榎本が登場して宮様に「南に…」と諭したシーンは格好良かったです。
    エノカマが最高にイイ男に見えた瞬間でした!

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著者プロフィール

吉村 昭(よしむら あきら)
1927年5月1日 - 2006年7月31日
東京日暮里生まれ。学習院大学中退。在学中、大学の文芸部で知り合った津村節子と結婚。
1966年『星への旅』で太宰治賞、1972年『深海の使者』で文藝春秋読者賞、1973年『戦艦武蔵』『関東大震災』など一連のドキュメント作品で第21回菊池寛賞、1979年『ふぉん・しいほるとの娘』で吉川英治文学賞、1985年『冷い夏、熱い夏』で毎日芸術賞、同年『破獄』で讀賣文学賞および芸術選奨文部大臣賞、1987年日本芸術院賞、1994年『天狗争乱』で大佛次郎賞をそれぞれ受賞。吉川英治文学賞、オール読物新人賞、大宅壮一ノンフィクション賞、新田次郎文学賞、太宰治賞、大佛次郎賞などの選考委員も務めた。
徹底した資料調査・関係者インタビューを背景にした戦史小説・ノンフィクションで、極めて高い評価を得ている。上記受賞作のほか、三毛別羆事件を題材にした『羆嵐』が熊害が起こるたび注目され、代表作の一つとみなされる。『三陸海岸大津波』は2011年の東日本大震災によって注目を集め再評価を受け、ベストセラーとなった。

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