- Amazon.co.jp ・本 (98ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022500786
感想・レビュー・書評
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般若心経には興味があり口にする事はあるけれど、どうしても意味がわからなかった。「あーなるほど」と、すごくわかりやすく解釈されてます。自由訳ですが。。。新井満さんのお人柄が全開❗️ほっこりします。
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般若心経のことが、さらにわかるようになった。筆者なりに、言葉を補足していてとてもわかりやすかった。
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著者は“千の風“でも有名な新井満です。他人にはできない「あなただけの役割を」はたすために生きている。ということの真実に気づいて、全体をまとめ上げたような気がします。自分なりの大胆な解釈を加えています。今まで、それこそ「空」を掴む思いで曖昧さが残る理解でしたが、これでスッキリ違和感なく心に入って来ました。千風も著者が加筆して完成させた歌詞なんでしょうがおみごとでした。でもどうなんでしょうか、般若心経は分かりそうで分からない。掴めそうで掴めない真理の存在を漂わせることにその良さを感じますが。
「空」、無常感の概念を把握できないとホントのところの理解は難しいと思います。いろいろな翻訳の本が出てますが、この「空」ということの理解の仕方は教えてもらえてません。ただわかるのはその空を理解するにはそれならの「知恵者」がいるらしいということは分かりました。やはり凡人には分からないのか。 -
日本で一番有名な仏教経典と言われる「般若心経」を、とても大胆に現代語訳したもの。インドから伝わった経典だけあって、ブッダによる古代仏教の思想が凝縮されている。私なりにまとめると、「(人も含めて)この世のあらゆるものは宇宙の構成要素であり、どれ1つ欠けても宇宙は宇宙として成立しない。だから、あなたも宇宙の構成要素の1つとして役割を果たせ」と言っているのだと解釈した。こういう論法、私は大好きなんだけど、悟りを啓いていない凡人がここまで割り切って生きるのは難しいよね…。
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本の整理をしたけどこの本だけはどうしても手放せない
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こういうアプローチの仕方もあるのかと。
般若心経を良く知らない人も、知っている人にもおすすめ。写真も素敵な一冊です。 -
たいへん分かりやすくまとめられており、30分で読める。自由訳と母上のエピソードの2部構成。
「『般若心経』が言わんとする教えのコンセプトを、逐語訳ではなく、映像的にわかりやすい言葉に置きかえた」あとがきに変えてより引用。
【メモ】
1.原因(因)+条件(縁)=結果
2.「舎利子よ、もう一度言おう。
こだわりを捨てて生きなさい。
そして、いただいたいのちに感謝しながら自分の役割をはたしなさい」本文より引用。
3.般若心経が説く空哲学は二つの考え方から成り立つ。
・色即是空〜形あるもの、ないもの(人の心など)世の中にある全ては移り変わるもの。永遠ではない。
・空即是色〜移り変わり、滅び去ってもまた、次の瞬間この世に生じてくる。 -
2013年5月26日
<han-nya shingyō>
カバー写真/飯田信雄
装丁/坂川事務所 -
新井満さんの詩情で訳した般若心経は,お経になじみのない人々の心にも、すんなりと感動的に入ってくれるでしょうーー瀬戸内寂聴
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般若心経を学ぶ上で、いい本だと思います。自由訳とはいえ、心にしみ入る内容で記載されており、考え方が広がると思います。