ワイド版街道をゆく3

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  • 朝日新聞出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022501035

感想・レビュー・書評

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  •  本編は、陸奥、肥薩、河内とあまり自分に馴染みのない地方で、特段興味を持てる地方ではなかった。しかし歴史を動かした地方であり、読み進めながら、歴史の中に、そして著者が旅した昭和に入り込める臨場感を感じられた。

  • 青森・岩手に熊本・鹿児島、それと大阪。

    久慈街道とミナト街道がよいです。途中の飢饉の話が悲しいけれど、現在のたくましく暮らしている様子が描かれるのでほっとします。

    役者と喧嘩する話がなんだかユーモラス。というか司馬さんのエッセイってちょいちょいとユーモアが入ってて、須田画伯のキャラとかいいなあと思います。

  • 20220619読了

  • 3巻は、陸奥の道。肥薩の道。河内の道。
    八戸から久慈。南部氏の先祖の話。
    肥薩の道。薩摩と熊本の関係。熊本。田原坂。人吉から
    鹿児島
    それぞれなかなか興味深い話が多くありました。

  • 1973年の単行本の再版(ワイド版)。司馬遼太郎が各地の「街道」を歩きながら、風俗や歴史・文化について語るエッセイ集。週間朝日への連載エッセイ(1972.2.21号~9.29号)が基になっている。全43巻のうち、本書3巻には「陸奥のみち」「肥薩のみち」「河内みち」の3部を収録。曾木の滝について、《金をかけた自然ではなく、逆に金を儲けようという自然で、日本中どこへ行ってもある観光地風景になっている》という苦言が、印象に残った。就寝前の読書に最適。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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