新装【ワイド版】 街道をゆく (4) 郡上・白川街道、境・紀州街道 ほか

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  • 朝日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022501042

感想・レビュー・書評

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  •  本編で登場する街道について、戦国期や幕末期が舞台となる歴史上のエピソードに触れられていたが、本編の街道自体が地味な印象であり、自分としてはイマイチな内容であった。しかし現地における歴史的考察から歴史を俯瞰した時、先人の歴史がつながって現在に至ることを実感させれるものであった。

  • 京都に岐阜、福井など。
    峰定寺に行く途中の宿の山菜と川魚のご飯美味しそう。食べたことないものが結構ある。
    歌で城と領地が返った話は本当なのかな。

    堺という街に興味が出てきます。「麒麟がくる」でも衣装がユニークだったそうだし、戦国って私が思う以上にハイカラ(?)だったのかな。

  • シリーズを読んでいこうと思い立ってから4巻目
    43巻まであるのでわりと道のりは長い気がしますが。

    今回は洛北、郡上・白川と越中、丹波篠山、堺・紀州、
    北国とその脇街道の5編
    1970年代から80年代に書かれてある本なので
    すでにもうそのときの街道の様子さえ
    今とは大きく変わっているのだろうと思います。

  • 1974年の単行本の再版(ワイド版)。司馬遼太郎が各地の「街道」を歩きながら、風俗や歴史・文化について語るエッセイ集。週間朝日への連載エッセイが基になっている。全43巻のうち、本書4巻には「洛北諸道」「郡上・白川街道と越中諸道」「丹波篠山街道」「堺・紀州街道」「北国街道とその脇街道」の5部を収録している。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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