さざなみ情話

  • 朝日新聞社 (2006年6月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784022501905

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

人々の希望と苦悩が交錯する中で、ひたむきに生きる姿を描いた物語です。遊女ちせを身請けするために奮闘する船頭の修次を中心に、社会の底辺にいる人々の生活が静謐な筆致で表現されています。古き良き日本の風景や...

感想・レビュー・書評

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  •  銚子の船頭修次と松戸「小鮒屋」の遊女ちせの純愛物語。ちさの年季明け近く、修次の身請けがと思いきや、野田の醤油屋の旦那が金に糸目をつけず身請けしたいと。万策尽きた修次は持ち船の老朽舟を松戸に。ちせを乗せ、海で心中のつもりで九十九里を目指す。死ぬ覚悟で生き抜く二人に幸あれと願う。乙川優三郎「さざなみ情話」、2006.6発行。

  • 09/10/24 出口のない男と女の話。最後は爽やか。

  • 宿場の食売女は最低ランクの女郎になるのだろう。基本的には廓のシステムと変わらないみたいだ。その女郎に惚れた船頭との恋物語になるが、描写も丁寧で時代をよく描いている。ただし・・面白くはない(^^;
    ストーリーより土地、時代がメインとなり、重苦しい設定は読んでいて疲れる。少しは引き込むか、息を抜かせてくれって感じ。

  • いつも、光明がさすのよね。

  • 古いモノクロの無声の日本映画を見ているみたいだった。題材は古くからあるものですが、久しぶりにきちんと書かれている本を読むといいものです。貧しくともきちんと分をわきまえて働くという価値観で育ったんです私の世代。

  •  暗い話の連続、読んでいて気分が暗くなる。しかし情にこもった表現はすばらしい

  • ずっっと辛気くさいが分からないではない

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著者プロフィール

1953年 東京都生れ。96年「藪燕」でオール讀物新人賞を受賞。97年「霧の橋」で時代小説大賞、2001年「五年の梅」で山本周五郎賞、02年「生きる」で直木三十五賞、04年「武家用心集」で中山義秀文学賞、13年「脊梁山脈」で大佛次郎賞、16年「太陽は気を失う」で芸術選奨文部科学大臣賞、17年「ロゴスの市」で島清恋愛文学賞を受賞。

「2022年 『地先』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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