山田風太郎育児日記

著者 :
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 50
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022501981

作品紹介・あらすじ

破天荒系・戦中派作家が嫁ぐ娘に贈った秘蔵の日記、没後5年に公開。

感想・レビュー・書評

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  • 作家の山田風太郎が娘と息子のことを丁寧に
    暖かな視線で見守りながら書いた育児日記。
    娘さんの結婚の際にそれを手渡してあげていて
    それを本にしたもの。

    すごく面白い。子育てしている人が読むと
    うんうんそうだよ、大変なんだよって
    大いにうなずく箇所が多々ある。
    うまく表現できないことが的確に表現されていて
    読んでいて気持ちがすっきりする。
    そしてこんな偉大な作家でも親という土俵では
    本当におろおろしたり、思案したり
    手探りで子育てをしていることがわかって
    自分もがんばらなくちゃっておもう。

    そして子供の立場で読むと、親というのは
    こういうふうに苦労しながら子供を一人前に
    育て上げてくれたんだなって親への
    感謝の気持ちがうまれる。
    事故や病気、親との葛藤なく、すくすくと育つ子なんて
    いない、みんなみんな手をかけられて心配されながら
    見守られながら大切に育てあげられているんだなと
    しみじみと親の偉大さを思う。

    でも気軽な気持ちで手にとって、1ページ読めば
    どんどんページがすすんで読了していること間違いなし。

    こんな風に子供を見て文章で綴ってくれて
    しかも娘の結婚の際に手渡してくれるなんて
    すばらしい発想だし、すばらしい父親だなって思った。

  • 資料番号:010933794 
    請求記号:915.6ヤ

  • この方の日記は本当に可笑しい。何度吹き出したことか!日常の中に埋れてしまうような事を面白く切り取るのが上手なのかな。
    そして娘さんによるあとがきに涙。

  • 昭和の『毎日とうさん』。ベタベタしていないので気持ちよく読めた。この人は子供を持ってよかったんじゃないかな。

  • 丁度長女が生まれた頃に発売されたので購入。子供が成長する度に読み返してみてます。

  • うちも娘に10年日記つけてるところ。
    父の愛情がいっぱい。
     
    男の子って激しい。大怪我しすぎ。

  • 168

  • たまに本棚から引っ張りだして、読み返す一冊。今日も読みながらクスクス笑う。女性の育児本は数あれど、男性の子供を見る目や子供への想いが書かれた本って少ないのでは?

  • 20070101

  • 4つの子供がいうから可笑しいのである。

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著者プロフィール

1922年兵庫県生まれ。47年「達磨峠の事件」で作家デビュー。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞、97年に第45回菊池寛賞、2001年に第四回日本ミステリー文学大賞を受賞。2001年没。

「2018年 『忍法双頭の鷲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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