快適生活研究

著者 :
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 84
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022502179

感想・レビュー・書評

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  • いっそ気持ちいいほど不快な人物の言葉の連続に、なぜか頁をめくる手が止まらない!

    「まさか作者はこれカッコイイと思ってんの?」と読者に疑問を思わせるようなへぼ作者とは一線を画す、さすが金井美恵子さまさま。

  • 最初、読みづらいけれど、キャラクターの語り口が面白い。
    誰が誰やら、混乱して、まるで謎解きのよう。
    4に近い3!

  • 再読。
    金井美恵子ファンとしては堪らない作品。

  • おもしろーい。もう実に面白い!最初に読んだ時より面白い。アキコさんの手紙が可笑しくて可笑しくて。ご本人はほとんど悪気がないまま、あそこまで人をムカムカさせることを延々と書き連ねていかれると、まったく太刀打ちできないという気持ちになる。「能登のりとイカの丸干し」のくだりが特に笑えた。

    女性陣はみんなそれぞれおかしくてなんだかかわいげがある(あんまり身近につき合いたいとは思わないけど)。それに比べて男性達は「ケッ」って感じ。作者の毒気たっぷりの筆が冴えている。

    あぁ、目白シリーズを全部読み返したくなった!金井さんの小説はちょっと特別なので、いつもは不遜にも気軽に付けてる★はなし。

  • 2009/8/31購入

  • やっぱ金井美恵子はいい!んだけどてっきりもう書かないんだと思ってたら2006の作品なんだそうで。
    買い決定です(図書館で借りた)。他のも漁って読むぞ、と。久々に接した句点で延々と続く人称揺れまくりの長文がここちよい一冊。

  • 短編集。
    この作家の人を見る目の辛辣さ。
    好きなんだけど、時々ぎくりとする。

  • やっぱり目白シリーズが大好きだ!
    バブルよ再び!
    チーズのクッキーが無性に食べたくなるのよ。

  • <FONT COLOR=#000066><B>「あんな醜悪なものをオーストリアの国営放送だかなんだかが全世界に衛星放送で流して、よくまあ、オーストリアのインテリは文句を言わないものだ」</B></FONT><BR><BR>
    著者のおなじみの流麗・辛辣なおしゃべり文体で、過去の作品『小春日和』『彼女(たち)について私の知っている二,三の事柄』『文章教室』などの登場人物たちのその後が読めるだけでうれしいのだが(紅梅荘の女同士のおしゃべり生活は相変わらず楽しそう)、新たな登場人物たちの書く手紙と「ゆとり通信」がこれまた傑作で、最高。金井作品は、事件やストーリー展開でなく、文章だけで小説を読む愉しみをいつも思い出させてくれる。

  • なんかねえ、昔から駄目なの。この人の文章が。内容はほんと面白いだよねえ、次から次へと妄想がぷくぷくと湧き上がってくるようで、多分一日この人の頭の中を読めたら飽きないだろうなあって思うんだけど。ほんとにねえ、文章がねえ、それだけなんだ。

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著者プロフィール

金井美恵子(1947.11.3~) 小説家。高崎市生まれ。1967年、19歳の時に「愛の生活」が太宰治賞候補作となり、作家デビュー。翌年、現代詩手帖賞受賞。小説、エッセイ、評論など刺激的で旺盛な執筆活動を続ける。小説に『プラトン的恋愛』(泉鏡花賞)、『タマや』(女流文学賞)、『兎』、『岸辺のない海』、『文章教室』、『恋愛太平記』、『柔らかい土をふんで、』『噂の娘』、『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』、『お勝手太平記』など多数。また第一エッセイ集『夜になっても遊びつづけろ』より『目白雑録』シリーズまで、エッセイ集も多数刊行している。

「2015年 『エオンタ/自然の子供 金井美恵子自選短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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