快適生活研究

  • 朝日新聞社 (2006年10月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784022502179

みんなの感想まとめ

独特のキャラクターたちが織りなす愉快な物語は、読者を引き込む魅力に満ちています。特に、アキコのノー天気な性格や杉田の地に足のついた姿勢が印象的で、彼らの言動は時に痛快でありながらも不快感を伴います。こ...

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに読み返したー。
    アキコさんのノー天気ぶりが愉快。
    杉田さんが好きかな、地に足がついていて。
    詩はいっこうになんですよ、のカンガ!

  • 著者の本は2冊目なのだが、どういうわけか好き。くどくてオシャレで迷惑で。(自分宛でさえなければ)こういうひとを食った書簡を痛快に面白く感じるのが人間の不思議。

    挿画がぴったりでなんて素敵なんだろうと思っていたら、お姉さんの作品だという。

  • いっそ気持ちいいほど不快な人物の言葉の連続に、なぜか頁をめくる手が止まらない!

    「まさか作者はこれカッコイイと思ってんの?」と読者に疑問を思わせるようなへぼ作者とは一線を画す、さすが金井美恵子さまさま。

  • 最初、読みづらいけれど、キャラクターの語り口が面白い。
    誰が誰やら、混乱して、まるで謎解きのよう。
    4に近い3!

  • 途中挫折

  • 再読。
    金井美恵子ファンとしては堪らない作品。

  • おもしろーい。もう実に面白い!最初に読んだ時より面白い。アキコさんの手紙が可笑しくて可笑しくて。ご本人はほとんど悪気がないまま、あそこまで人をムカムカさせることを延々と書き連ねていかれると、まったく太刀打ちできないという気持ちになる。「能登のりとイカの丸干し」のくだりが特に笑えた。

    女性陣はみんなそれぞれおかしくてなんだかかわいげがある(あんまり身近につき合いたいとは思わないけど)。それに比べて男性達は「ケッ」って感じ。作者の毒気たっぷりの筆が冴えている。

    あぁ、目白シリーズを全部読み返したくなった!金井さんの小説はちょっと特別なので、いつもは不遜にも気軽に付けてる★はなし。

  • 2009/8/31購入

  • やっぱ金井美恵子はいい!んだけどてっきりもう書かないんだと思ってたら2006の作品なんだそうで。
    買い決定です(図書館で借りた)。他のも漁って読むぞ、と。久々に接した句点で延々と続く人称揺れまくりの長文がここちよい一冊。

  • 短編集。
    この作家の人を見る目の辛辣さ。
    好きなんだけど、時々ぎくりとする。

  • やっぱり目白シリーズが大好きだ!
    バブルよ再び!
    チーズのクッキーが無性に食べたくなるのよ。

  • <FONT COLOR=#000066><B>「あんな醜悪なものをオーストリアの国営放送だかなんだかが全世界に衛星放送で流して、よくまあ、オーストリアのインテリは文句を言わないものだ」</B></FONT><BR><BR>
    著者のおなじみの流麗・辛辣なおしゃべり文体で、過去の作品『小春日和』『彼女(たち)について私の知っている二,三の事柄』『文章教室』などの登場人物たちのその後が読めるだけでうれしいのだが(紅梅荘の女同士のおしゃべり生活は相変わらず楽しそう)、新たな登場人物たちの書く手紙と「ゆとり通信」がこれまた傑作で、最高。金井作品は、事件やストーリー展開でなく、文章だけで小説を読む愉しみをいつも思い出させてくれる。

  • なんかねえ、昔から駄目なの。この人の文章が。内容はほんと面白いだよねえ、次から次へと妄想がぷくぷくと湧き上がってくるようで、多分一日この人の頭の中を読めたら飽きないだろうなあって思うんだけど。ほんとにねえ、文章がねえ、それだけなんだ。

  • 老年を迎え初婚を経験する手紙好きの女性、知人に個人誌を配布し悦に入る
    団塊の世代のスノッブな建築家などの物語に、ご存知「紅梅荘」の桃子や
    小説家のおばさん、『文章教室』の中野勉や桜子など往年の金井ファンに
    とっては堪らない登場人物が絡まりあう。どんな風俗も貪欲に取り込む華麗な
    文体で人々の「快適生活」を精緻なタピストリイのように織り込む、これぞ
    「小説のなかの小説」。著者快心の最新長編。

  • 読んでいる途中からあまりにおかしくてずっと笑っていたらしく、「それだけ楽しめるならよかったですね」といわれた。あと、「もしかして、1ページに1つはツボにはまってませんか」とも。豊かだ。

  • おもしろいわ〜(^^)
    装丁すてきです!!!

  • 84点

  • 終始にやにやしながら読んだ。「ウザい」人物を描かせたら金井美恵子には敵わない。ニヤニヤしつつも、どこか自分の恥部をえぐられるようでヒヤヒヤもしてしまう。

  • 目白4部作プラス「彼女(たち)について私の知っている二、三の事柄」中の愛すべき人物たちがそれぞれ年を重ねて出てくる、まぁ、オールスター編ですね。(新しい人たちももちろん!!こちらも金井美恵子色バリバリです。)去年の暮れに読んで、あまりの面白さに、目白シリーズを再読一気読み!「少女小説を究めると金井美恵子になる」ってどこで読んだんだっけ・・・?なんて言い得て妙!って手を打ちました。これはもう、たぶん、ずっと側に置いて、うふふ・・・と好きなところをピックアップして楽しむ一冊になりそうです。

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著者プロフィール

金井 美恵子(かない・みえこ):1947年、群馬県高崎市生まれ。67年、「愛の生活」で太宰治賞次席を受賞し作家デビュー。翌年、現代詩手帖賞を受賞。79年、『プラトン的恋愛』で泉鏡花文学賞、88年、『タマや』で女流文学賞、2018年、『カストロの尻』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。他の作品に『軽いめまい』『柔らかい土をふんで』『岸辺のない海』『恋愛太平記』『噂の娘』『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』『小春日和』『スタア誕生』『単語集』他。エッセイ集に『迷い猫あずかってます』『目白雑録』シリーズ、『金井美恵子エッセイ・コレクション』(全4巻)他。また、金井久美子との共著に『たのしい暮しの断片』『鼎談集 金井姉妹のマッド・ティーパーティーへようこそ』などがある。

「2026年 『重箱のすみから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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