神殺しの日本―反時代的密語

著者 : 梅原猛
  • 朝日新聞社 (2006年9月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022502230

神殺しの日本―反時代的密語の感想・レビュー・書評

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  • 中曾根は靖国参拝をおこなったが、中国韓国からの抗議を受け、また、識者の提言を聞き入れて、その後は二度と行かなかった。
    小泉は識者の意見を聞こうともせず、靖国に参拝し、中国韓国から非難を受けると、日にちを変えてコソコソ参拝するという姑息な手段をとった。

    中国の高速鉄道への日本の参入に大きなマイナスとなった。小泉の政治的な靖国参拝は、日本経済に損失を与え、国益を大きく損なった。

    靖国神道と深く関係する廃仏毀釈は、天皇と、天皇制を権威づける後付けされた日本神話だけを崇め奉り、仏教だけでなく、日本古来の神々をも殺してしまった。

    神道とは本来、古事記や日本書紀などの、天皇の権威を確立するための後付された神話だけではなく、それよりも遥かに古代から生まれては消えてきた、多種多様な土俗信仰の総体である。
    それは、海の神、山の神、岩の神、木の神、森の神、キツネの神、犬の神、ネコの神、イワシの頭の神、男性性器の神、女性性器の神・・・・・・など多種多様な信仰対象であったはずだ。
    政治的な国家神道は、そのような、本来の神道が受け継いできた多様性を殺してしまった。

    戦後、鈴木大拙は、精神という言葉が国家主義によって汚されたことを嫌い、霊性という言葉を使い、日本の霊性を目覚めさせるには、国家神道の影響を排除しなければならないと批判した。
    p.12-p.14

  •  日本が行った2度にわたる神殺しや、教育勅語がもたらしたもの、仏教の「殺生戒」の教えや日本人のルーツなど、知らない事が多い私にとって勉強になった所は少なからずありました。
     …が、所々で挟まれる自画自賛に、別にあなたの輝かしい経歴を知りたくてこれを読んでる訳じゃないのよーと、途中からちょっと飽きてきちゃいました。

    ごめんなさい。

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