- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022503961
作品紹介・あらすじ
自殺するナース、毒入り弁当を食べてしまった俳優、交通事故にあった主婦…。「もう死ぬ!」と思った瞬間、けたたましいホイッスルとともにサッカーの審判団が現れた。予備審判が掲げるのは、ロスタイムが表示された電光掲示板。これは、死亡までの残り時間?この時間内にできることは?刻々と数字が減っていく中、人生最後の奔走が始まった。同名タイトルドラマから厳選された3編に、オリジナル2編を加えたシュールな連作短編集。
感想・レビュー・書評
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真木よう子の話が一番好き。ロスタイムの使い方が一番無駄なく気持ちよかった。
全体としては審判たちと解説が毎度おもしろい動きをしていてシュールな笑いが好きな人にはたまらないと思う。
大泉さんやっぱ好きだ。死のうとするときの変顔がやばい。大丈夫か。
面白かった。 -
2011年10月に行われた「ビブリオバトル 首都決戦予選会in城西」にて、バトラーにより紹介された本です。
詳細は図書館HP (http://libopac.josai.ac.jp/) より『ビブリオバトル』で検索! -
〈内容〉「あなたの人生のロスタイムは90分です!」。死にゆく者の目の前に、突如として現れたサッカーの審判団は、死亡までのロスタイムを宣告した。この残された時間内にできることは何がある? 刻々と数字が減っていく中、人生最後の奔走が始まった! 同タイトルドラマから厳選された3編に、オリジナル2編を加えたシュールな連作短編集。
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図書館でふとみつけ、読みふけっていたら1時間半で読み終わってしまった。そして人前なのに泣きそうになったw
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ドラマを少し見たことがあったので読んでみました。
みなさんもかいてらっしゃいますが、設定が面白いです!
面白いところがあったり、感動する所があったり、切ないところがあったりと・・・読んでいて楽しかったです。
ちょっと出来すぎかな~と思うところもありましたが、それが読んでいて、幸せになるし、こういう奇跡もあっていいのではと思いました^^ -
数年前にやっていたドラマが面白くて見ていたので読みました。
原作ではなくドラマのノベライズかな?
とにかく発想が面白い♪
審判の動きなんかはドラマで映像として見た方が
より面白さが増すと思うけど…
ちょっとずつ話がリンクしてるのも良かったです。 -
「もしも死の直前に、人生のロスタイムが与えられたら…あなた
は何をしますか?」とても気になる冒頭です。しかし、蓋を開け
てみると自分に「死」までのカウントダウンが進んでいるにも関
わらず、必死さがまったく見えず最後までまとめた印象。人生っ
てそんなに温いものなのかと感じずにはいられませんでした。し
かし、「死」を取り入れながらも最期を一生懸命生きる人の姿を面
白く描いていたのは見事。 -
ドラマのほうも見ました。
切なく、感動しました。 -
この本はドラマにもなった本です。内容は死んだと思った瞬間、サッカーと同じで若干の時間をロスタイムとして与えられた場合、そのわずかな時間をどのようにして生きるかを描き、それをサッカーの中継のように、実況付きで見せていくという1話完結型の色々な物語ありました。ドラマではやらなかった話もあって、とてもおもしろかったです。最終的には死んでしまうけど、悲しい気持ちにはならないなと思うし、笑える話もあるので誰でも楽しめる本です。
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ドラマにもなった本です。死んだと思った瞬間、サッカーと同じで若干の時間をロスタイムとして与えられた場合、そのわずかな時間をどのようにして生きるかを描き、それをサッカーの中継のように、実況付きで見せていくという1話完結の色々な物語ありました。ドラマではやらなかった話もあって、とてもおもしろかったです。最終的には死んでしまうけど、悲しい気持ちにはならないなと思いました。
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ドラマの小説化したもの?うちはドラマは見ていないので解らないが、発想がとても面白い。
サッカーのロス・タイムになぞらえて審判が走ってくる様子が目に浮かぶ。
いきなり自分のラスト時間がカウントされ始めたら度肝を抜くだろう。
やり残した事を各々やり通そうと奮闘する。中でも一番は『カメラマン』の彼だろう。
報道カメラマンの最後の写真が猫では…やはり死にきれない。
紆余曲折を経て辿り着いた最後は…。これは思いつかなかった。
死が確定しているからこそその思いは鮮やかに浮かぶのであろうと思った。 -
ドラマ見たつもりだったんだけど
覚えていないのが多かった
これも泣くね
切ない -
ドラマのノベライズ。
中身はドラマで放送した話数本+ドラマ化されてない話でした。
残念ながら、都並刑事(主演:小山慶一郎)の話はなかったぜ(´・ω・`)
ドラマでは映像&音声だから、審判団とか実況&解説の面白さが伝わりやすかったけど、文章はどうなんじゃろ?
と、思ってたけど、ドラマを見てた分、場面を想像しながら読むのが容易だった。
ドラマ見てないと想像しづらいかもー。
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2009.3
人生にロスタイムがあれば、自分はどうしたいだろうか。
往生際悪いことしてしまうかな。
どうだろうか。
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脚本からの本だから、それがすごいわかったかんじがしたけど、
全部の話がつながってたし、すごいじーんとした。
いい話だったなー。
結局死んじゃうのは悲しいけどね。 -
一発ギャグに近いか^^;
何気なく見ちゃったTVドラマ、面白かったです。様々な事情を抱え、自殺を図ったらなんと目の前に審判団が!
突然言い渡される、死までのロスタイムをどうやって過ごすのか。
実況が入るドラマシリーズの方がシュールで良かったです^^; -
ドラマ化と聞いて探してみたのですが…
これを映像化したものがどこかにあるはずですが、見つけられず。
画像は原作になっています。