- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022504234
作品紹介・あらすじ
「思考法」を変えれば、英語は短期間で確実に身につく!3カ月でマスターするか、一生やらないか-。選択次第で人生の「格差」が大きく開く。何度も挫折したけど、やっぱり英語を使いたい人に贈る実践書。
感想・レビュー・書評
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この本は
「英語を話せるようになるための勉強法」
について学べます。
触れられている重要な点として、
・ネイティブは外国人に完璧な英語を求めない。
・興味がある狭い範囲の英語を短期集中で勉強する。
・自分のことは話す機会が多いため自己紹介を極める。
という三つを重点的に学ぶことができます。
日本人はお国柄なのか、”完璧な文法”を使おうとしすぎてるようなので
とりあえず覚えた単語やフレーズを実際に使ってみることが大事。ということがわかっただけでも収穫でした。
海外でのコミュニケーションに不安を抱いている人のメンタルブロックの解除にも役立つ一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
基礎に集中し、範囲をせばめるとレバレッジが効くという本田さんらしい英語勉強法の1冊。本のまとめ、ブログは以下に載せています。
http://kashiwabaray.com/blog/index.php?itemid=42&catid=13 -
英語の勉強は戦略をたてて、積極的に、集中して取り組むべき。自分はアウトプットをする機会が全然ないので、なにか方法を考えようと思った。 (オーディオブックで購読)
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英語を話せるようになるには,まずは偏った英語の勉強が必要とのこと,例えば,自分の趣味についての英単語100個とフレーズ20個くらいを暗記してそっから外人さんと話すことで恐怖心をなくすとか。日本人は完璧な文法を使おうとしすぎてるみたいなので,とりあえず表現を覚えて使ってみること。間違う恐怖に打ち勝ちましょう!
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いつまでも話せるようにならない英語…この本の勉強法なら話せるようになるかも、と思える内容だった。
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著者の本田直之氏は、より少ない労力でより大きな効果を目的とした「レバレッジ」について色々書いていますが、この本は英語学習に関するもので、範囲を限定して学習することで、短時間でとりあえず使える英語を習得しようという「レバレッジ英語勉強法」について説明している本です。
ちなみに英語学習と言っても単純に読む・書く・聞く・話すに分けられますが、この本では聞く・話すと言ったコミュニケーション系を中心に取り扱っています。
しかも、とにかく範囲を絞って、単語は100個、言い回しは20個、自己紹介文は暗記、すべてアウトプットを前提し成果を出すことだけに集中する、という徹底して無駄を省くことで、3ヶ月で絞った範囲内について「とりあえず」使えるようにしましょう、というスタンスです。
それ以外の、例えば英語の映画を字幕なしでみたいとか、あらゆる分野の英語をバリバリ使いたいとか、そういうのを目的にはしていません。
自分的には、英語はインターネットを介しての情報収集のために必要と考えているので、コミュニケーション部分はあまり力点を置いていないのですが、情報収集の分野がそんなに広くはないので、このレバレッジの考え方は応用できそうです。
読書状況 読書時間30分、ページ数197ページ
【参考図書等】
・「完全英語上達マップ」(森沢洋介)
・「いつでもやる気の英語勉強法」(三宅裕之)
・「成功する英語勉強法」(安河内哲也)
【引用】
・帰国子女でもなく、英語が得意なわけでもない
・面倒くさがり屋で、コツコツ努力するのが苦手
・仕事が忙しくて時間がない
・英語を話せるようにするまで何年もかかると思うと、うんざりする
・しかし、今すぐ話したい! (P3)
ビジネスパーソンにとっての英語は投資アイテムではなく、最低限持っているべき資本となりつつあるのです。
英語を勉強するのは面倒くさいけれど、勉強しなければもっと面倒くさいことになるというのは確かでしょう。 (P20)
英語を自由に話したいのなら、まず、「正しい英語を話す」という思い込みを捨てることです。 (P37)
「忙しくて英語などやる時間がない」という思考停止グセを、「どうやったらできるか?」と自分で采配する自己コントロールグセに変換していきましょう。
つまり、上司や取引先に振り回されるのではなく、いくら忙しくても、自分の時間や自分のやることは自分で決めるという考え方です。 (P48)
「狭い範囲の偏った英語なら、短時間で大人でも話せるようになる」という点を、見落としてはなりません。
「偏った英語」を目指すこと、これが最小限の労力で「役立つ英語」をマスターする、キーサクセスファクターです。 (P78)
英語を効率的に勉強するには即効性と遅効性という二つの種類に分けて考える必要があります。
「即効性」の勉強アイテムとは、偏った範囲の単語やフレーズのインプット。
(中略)もともと知識がある分野に関して、範囲を絞って偏ったインプットをするので、すぐに頭に入っていくるでしょう逆にいえば、むやみに時間をかけるとダレてしまい、効果も上がらないので、一気に集中してやってこそレバレッジが効きます。
即効性の勉強アイテムは、文字通りすぐに効果が上がるので、勉強のスタート時にチョイスしましょう。 (P86)
忙しいビジネスパーソンが短時間のうちに、最小限の労力で最大限のリターンを取るには、「狭く絞る」ことが重要です。
そのためにはアウトプットから逆算し、何をインプットするのかを決めます。
「やらなくていいことは、徹底してやらない!」と強く決意しましょう。 (P89)
単語にしろ、フレーズにしろ、私がおすすめする記憶法の基本は三回転です。「レバレッジ勉強法」でも書いたとおり、完璧に理解し、覚えるためのもっとも効率良いやり方なのです。英語に応用する場合は五感ならぬ「四感」を駆使することもポイント。これが「レバレッジ英単語暗記法」となります。
・一回転目:「偏った英単語」100個に目を通し、わからないものをあぶり出す。(中略)
・二回転目:「偏った英語」のうち、わからなかったものだけをチェック(中略)
・三回転目:覚えにくい単語をカード化する(中略)
偏った英単語100に関しては、うろ覚えでは意味がありません。徹底的に刷り込み、自然と口をついてズラズラ出てくるくらい完璧に覚えましょう。 (P109)
単語、フレーズ、発音のすべては、「知っている」→「完全に暗記」→「使って定着させる」という三つのステップを経なければすべての努力が無駄になります。 (P124)
レバレッジ英語勉強法がおすすめするTOEIC活用法とは「マイルストーン」です。 (P135)
英語をマスターするには、一年に八〇〇から一〇〇〇時間必要という意見もあります。しかし、それは広い範囲の英語の話です。
偏った英語であれば、その二〇%、つまり一八〇時間でOKなのです。それを三ヶ月でこなせば、レバレッジポイントは必ず訪れます。 (P151)
【内容:アマゾンから転記】
何度も挫折したけど、やぱり英語を使いたい人に贈る実践書!
「思考法」を変えれば、英語は短期間で確実に身につく!
3カ月でマスターするか、一生やらないか――。
選択次第で人生の「格差」が大きく開く。
【内容】
■仕事にレバレッジをかけたいなら「思考法」を変換せよ!
なぜ、努力しても英語ができないのか。短期で確実に英語をマスターするための戦略、目標設定、配分など「レバレッジ英語勉強法」の基本について解説しています。
■「偏った英語」でレバレッジポイントを目指せ!
特定分野の「偏った英語」にターゲットをしぼることで、ヒアリング力、スピーキング力を確実にアップさせる方法をまとめています。今まで忙しくて、勉強が長続きしなかった人でも、少ない労力で英語の実力が身につきます。
■「従来の勉強法」を「レバレッジ勉強法」に切り替える
英語に挫折した人たちが繰り返してきた従来の勉強法の「七つのウソ」を指摘。中学生から勉強しながらも活用できなかった「含み資産」を、リターンが取れる「自分資産」に変えるためのアドバイスが紹介されています。
■本当にレバレッジが効くインプットをする
すぐにリターンが得られる「即効性の勉強」と効果が出るまで時間のかかる「遅効性の勉強」の理想的な配分方法が収められています。
■三カ月で壁を破るレバレッジ・スケジューリング
「語学は短期集中で一気にやったほうが大きなリターンが得られる」というのが著者の持論。三カ月で英語が話せる「レバレッジポイント」に到達するためのスケジューリング方法が解説されています。
■ポイントが一目でわかる「レバレッジ英語」体験記
勉強法にレバレッジをかけることで、留学経験がなくても英語が話せるようになったビジネスパーソン5人の経験を収めています。
■レバレッジが効く! 英語勉強アイテム20冊
レバレッジが効いた英語勉強ができる参考書を巻末で紹介しています。著者のお薦めコメント付きで、自分のレベルや目標に合った本を選ぶことができます。
【著者メッセージ】
●帰国子女でもなく、英語が得意なわけでもない
●面倒くさがり屋で、コツコツ努力するのが苦手
●仕事が忙しくて時間がない
●英語を話せるようになるまで何年もかかると思うと、うんざりする
●しかし、今すぐ話したい!
かつての自分の姿を飾らずに描写すれば、こんなありさまでしたから、「英語の先生」が書く「優等生的な英語の本」についていくことは不可能でした。
しかし、それがかえってよかったと、今では思っています。
「完璧でなくても役立つ英語を、短い時間で効率よく、話せるようになる」
わたしのような怠け者には、そういった方法しか役に立たないと悟り、そのための方法を自ら編み出すことができたのですから。 -
読みやすい。読み返すほどではないかな。
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レバレッジという言い方をやめたら、もっと分かりやすくなるのではないかと思うのだけど、とにかく持論へのこだわりがすごく強いなあ。もちろんそれは当たり前だし悪いことではないのだけれど、読み手として書き手の意図するレバレッジが共有できていない感覚がずっと付き纏っていた。ただ、ところどころ共感できる部分はあったし、いくつか勉強になる点もあった。気がする。どこが?って聞かれたらひとっつも出てこないけど。