脱藩官僚、霞ヶ関に宣戦布告!

  • 朝日新聞出版 (2008年9月5日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022504821

脱藩官僚、霞ヶ関に宣戦布告!の感想・レビュー・書評

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  • ── 脱藩官僚の会《脱藩官僚、霞ヶ関に宣戦布告! 20080905 朝日新聞出版》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/402250482X
     
     設立総会 20080918 衆議院議員会館
     
     江田 憲司 代表幹事 元通産省 19560428 岡山 /国会議員
     寺脇 研 副代表幹事 元文部省 19520713 福岡 /京都造形芸術大学教授
     高橋 洋一 幹事長  元財務省 19550915 東京 /嘉悦大学教授
     上山 信一 幹事   元運輸省 1957‥‥ ‥‥ /慶應大学教授
     福井 秀夫 幹事   元建設省 19‥‥‥ ‥‥ /政策研究大学院大学教授
     木下 敏之 幹事   元農水省 1960‥‥ 佐賀 /元佐賀市長
     石川 和男 発起人  元経産省 19‥‥‥ ‥‥ /霞が関政策研究所/シンクタンク役員
     岸 博幸  発起人  元通産省 19620901 東京 /慶應大学教授
     
    …… 消費税10%増税前に庶民がするべきこと・・・少額でも構わない、
    若い人はもっと貪欲に投資で資産を増やすことを考えよう【岸 博幸】
    http://dmm-news.com/article/892254/(提言 20141006 DMMニュース)
     
    http://q.hatena.ne.jp/1273673596#c178507(20100516 20:27:43)
    …… 「廃藩」によって「脱藩」という熟語が生れたことになります。
    http://q.hatena.ne.jp/1273673596#a1015448(No.6 20100516 01:53:09)
     
    (20141007)
     

  • 官僚が優秀で頑張っているというのは間違いないと思うが、この本にあるように、仕事の仕方などに無駄が多すぎるのは確かだろう。権限を守るための質問攻撃など、無駄すぎる。むやみな前例踏襲主義も意欲的な官僚の活力を奪うものだと感じた。

  • 『プロローグ 霞ヶ関への宣戦布告』
    ・脱藩官僚の会を発足させた.官僚による改革骨抜きに機先を制し,警鐘を鳴らす「緊急アピール」,じっくり腰を落ち着けて議論し,世に問う「政策提言」.この二本立てで活動しようと考えています.
    ・官僚の落とし穴は実に巧妙.あえて期限が徒過するようにし「今さらどうしようもない」という状況に陥らせる.文章の「てにをは」を買えることで改革を骨抜きにする「霞ヶ関文学」.

    『第1章 官僚のお家芸「改革の骨抜き」を完全阻止する! 江田憲司』
    ・公務員制度改革も骨抜きにされる.公務員制度改革推進本部が発足したとき,事務局を官僚主導しようという動向をキャッチした.事務局発足にあたって官邸官僚はあえてサボタージュし,結果的に公募ができなくなるよう画策していた.役人たちはこっそり落とし穴を掘って政治家を嵌めますが,政治家は落ちたことにも気付かないほど巧妙.
    ・官僚は古今東西,前例踏襲主義.先例がある,教科書のある世界では抜群の能力を発揮する.先行きが見えない時代,官僚が日本を導くことは不可能.国家ビジョンが示せない官僚は志を失い,仕事のやりがいは,接待や私腹を肥やすことというように堕落していく.一方,政治家はドブ板選挙に追われて勉強不足.

    『第2章 天下りの斡旋禁止で官僚の質はアップする 高橋洋一』
    ・霞ヶ関で私が最後にした仕事は,公務員制度改革です.この国のおかしなところは,「議院内閣制」と言いながら,実情は「官僚内閣制」と「各省割拠主義」という点に尽きます.問題点を抽出する.「出口,天下り斡旋から先に改革していく」.「中間,年功序列の廃止」.
    ・「天下りはなくすが,民間企業や独立行政法人への再就職は人材バンクが一元管理する」と発表したときは,「名前が変わっただけ」とマスコミからバッシングが起きた.ですが,私は改革の妥協点ではなくて副産物だととらえている.「あなたは民間への再就職は大変だ」と官僚に現実を教える,自己認識機関だ.

    『第3章 官僚の政策独占を打ち破り,官製不況を止める! 岸博幸』
    ・世の中にある「やるべきこと」を役所という縦割り組織がおこなうとき,まず大切なのは,目的を達成するための実効計画でもなければ遂行に要する予算や時間でもない.省庁間の縄張り争いが最重要事項なのである.民間企業では予算削減が評価されるが,官ではどれだけ自分たちの組織の権限と予算を増やしたかが評価される.

    『第4章 大阪維新に期待!地方分権こそ霞ヶ関改革の近道 上山信一』

    『第5章 エリート主義が破綻した霞ヶ関を国民目線の集団に変革せよ! 福井秀夫』
    ・日本の中央官僚システムはそもそも,中国の科挙に倣った制度です.エリートには正しく特別な英才教育や帝王学を施し,人知ともに優れた徳の高い人間として世の中を収める.それが一番無難だという大きな基本思想に基づいたものが,キャリア官僚制度です.
    ・成長期の国家運営はそれほど難しくない.

    『第6章 「まともな抵抗」ができない役人たちに頭のいい交渉の仕方を教えよう 寺脇研』

    『第7章 国の人事制度を変えれば税金の無駄遣いは簡単に無くせる 木下敏之』
    ・霞が関の文化では,大臣が役人の人事に口を出すことを嫌います.大臣が人事に介入すると「けしからん」と非難を始めます.
    ・日本の官僚が失敗を続ける最大の原因は「無責任主義」.耐震偽装の問題では,官僚は新しい建築基準制度を作りましたが,審査やソフト作りに時間がかかった.そのため資金繰りに詰まって倒産した企業もある.しかし,官僚は誰一人処分されず,責任も取りませんでした.

    『第8章 霞ヶ関からは出てこない「当たり前」の政策を発信する! 石川和夫』
    ・官僚は自己責任が機能するシステムになっていない.すべて組織がおこなったこととなるため,責任は組織にあり,個人の名前はいっさい出ない.

  • 2010年3月のビデオニュース。

  • 脱藩官僚とは、元官僚だが、霞ヶ関にやり口を問題視し、官僚内閣制の現日本の体制を打破しようとする人たちの集まり。江田憲司、高橋洋一氏などをはじめとして、多彩な元官僚がこの脱藩官僚の会に結集している。
    如何に要点を示す。
    交渉等においては現地をとられるな。前提条件があるなら、それを省かずに説明すること。これを省くと追求される可能性有り。
    志が一緒の人を探し、いろいろ情報を共有せよ。
    文書の細部に細工し、意味を変える。
    会議は大勢の参加は不要。また、細かい内容の資料の不要。
    トップ(幹部)の意識が変わらないと組織は変わらない。

  • 元官僚の皆さん、自慢話ばかりで詰まらない。時間の無駄だから読む価値なし。

  • これは衝撃でした。
    自分の目で確認せねば・・・・

  • 元官僚が霞ヶ関の論理の外側から政策を提言していく会を結成。
    中にいてはできないことがたくさんある。
    実際に霞ヶ関からも発注があるそうだから期待は大きい。

  • レビューというより考えたことをメモ。

    もともとは自分も社会保障とか地域再生において改革を目指していたのに
    研修および同期の件による今の会社への絶望・反発から
    役所への歪んだ願望が生まれ、いつの間にやらあれだけ否定していた
    霞ヶ関文化を美化し始めたなーと。


    そして、やっぱり自分は「抵抗する旗本」に向いている気がした一冊。
    もっとも会社ではダントツ一番アンチ会社なのが、大いなる矛盾ですがね。

    改革するにせよ、抵抗するにせよ(笑)やっぱり役所にいないと
    何もできないなと感じさせられた本でしたわ。

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脱藩官僚、霞ヶ関に宣戦布告!はこんな本です

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