まず石を投げよ

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 227
レビュー : 50
  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022505101

感想・レビュー・書評

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  • 「まず石を投げよ」(久坂部羊著)

    医療ミスをテーマにした物語、三木医師の行為の謎を中心にして展開します。医療ミスの隠蔽という重いテーマであり人間観関係にメスを入れる物語でもあります。結末は読者の想像に委ねられていますが僕はみんな助かってほしいなと願わずにいられません。ある意味魂の救済の物語でもあるように思います。

    この書名は秀逸です。特にクリスチャンである僕にはこの書名自体がミスデレクションになってしまいました。こういう解釈もあるのかと登場人物が書名の元になった聖句を引用して自分の思いを述べたときに思いました。作者の名前からもなんか作者がクリスチャンのような感じはするのですがどうなんでしょうかねえ。

  • 宍村さんのラストかっこよすぎた。それに比べて、主人公にあまり魅力がなく、どこか中途半端。自分の仕事に対しても、夫に対しても。結局仕事は宍村さんにいいところ持っていかれてるし、夫のあやしい態度にも追及していない。でも、この本に書かれているいわゆるテーマ的なものは面白い。三木先生がいう、患者と医者の憎み合う関係とか、すごく興味深かったし、三木ではなく宍村さんで医療ミス隠蔽の本質に迫ろうとしているのも予想外だった。確かに患者は医者にパーフェクトを求めすぎているし、患者は医者の苦労をあまりわっていない。でも、命に関わることだからパーフェクトにしてほしいのもわかる。やっぱり、三木の考える医者と患者の関係の蟠りが、医療ミスに繋がるのかも。

  • 三木先生が、何が言いたいのかしたいのかよくわからなかった(・・;)結局、あやふやなまま、終わってしまった。

    中間からの話がずっと変わらず、続いているような...

    うーんもっと面白くなると思ったら残念。

  • 多くを語らないがために誤解される人もいるのだろう。
    自分の信念に従い行動し、周りに振り回されない。
    立派だと思う。
    ただ、人はひとりで生きていけるはずもないので、周囲への多少の気遣いは必要じゃないか。
    多少の気遣いがあれば、ここまで誤解されることはなかったように思う。

  • あれ?!なんだか、最後の最後があっけなく終わってしまった。不完全燃焼。

  • これも最後がちょっとどう捉えたらいいのか・・
    天才とか異才、鬼才と呼ばれる人の
    エネルギーについていけない感がある。

  • 2015/10/03-10/12
    医療事故 加害者と被害者が交錯する。裁判が日常化した現在、日本人の価値観が揺れている。

  • 「石を投げよ」とは「一石を投じよ」
    ということなのだろうか
    医学界に対して
    石と医師、そこまでは考えすぎか
    実際の医学界もこのようなことがあるのだろう
    恐れるべきなのか、問題視すべきなのか

    倫理観を磨くにはどうしたらいいのだろうか

  • 久坂部さんの作品なので厳しく☆2つです

    内容がなんだか中途半端です
    今までの作品から考えるとがっかりでした

    医療ジャーナリストの菊川綾乃さんのポリシーもいまいち理解できない。
    自らの医療ミスを認め謝罪した三木医師の人物像は病的な完璧主義。
    結局最後はみんな死を選んでしまったりと飛躍しすぎな感じがしました。

    ちょっと残念です

  • 2014.12.12

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プロフィール

1955年大阪府生まれ。小説家・医師。大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部付属病院にて外科および麻酔科を研修。その後、大阪府立成人病センターで麻酔科、神戸掖済会病院で一般外科、在外公館で医務官として勤務。同人誌「VIKING」での活動を経て、『廃用身』(幻冬舎)で2003年に作家デビュー。近著に『院長選挙』(幻冬舎)、『カネと共に去りぬ』(新潮社)がある。

「2018年 『祝葬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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