共生経済が始まる 世界恐慌を生き抜く道

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  • 朝日新聞出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022505408

感想・レビュー・書評

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  • 本書においても、市場原理主義の批判がなされている。この本を読んで、「賢い消費者」であることがとても大切なことだと感じた。途上国(あるいは国内)で、労働者を低賃金で搾取した結果の安価な商品は買わない。エネルギー効率や環境貢献度の高いものにランクをつけ、そのような商品を選ぶといった事で、安定した継続性のある社会に貢献することができる。
    地域経済を支えてきた中小企業を守る、モノづくりを生かす、人が人として生きられる環境を守るのは決してマネー経済やグローリズムではないと筆者は主張する。
    内橋氏の本を読むと、自分も何か行動しなければという気持ちにさせられる。

    • accoさん
      合理性ばかりを追い求めた結果が、今現在の我々が直面する問題の数々なのかもしれませんね。今だからこそ、このレビューのような考え方は受け入れられ...
      合理性ばかりを追い求めた結果が、今現在の我々が直面する問題の数々なのかもしれませんね。今だからこそ、このレビューのような考え方は受け入れられやすいと思います。これまで構築してきたシステムの良い面は残しつつも、原点回帰が必要なのかもしれません。
      2011/05/16

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