橋本治という考え方 What kind of fool am I

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著者 : 橋本治
  • 朝日新聞出版 (2009年4月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022505705

作品紹介

小説のあり方を少し考えた。ドラマは「風景」の中にある。アンゲロプロス、小津安二郎の映画に「風景」のドラマを見出し、二葉亭四迷、田山花袋、樋口一葉、谷崎潤一郎から小説家の内奥に潜むドラマを発見する。本をめぐる環境から、橋本流の創作術、近代文学成立の謎まで-小説をめぐる状況をラディカルに編みかえる本格的な文学エッセイ。

橋本治という考え方 What kind of fool am Iの感想・レビュー・書評

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  • 自信のなさと頭の良さと、物事の突き詰め方を学ぶ本。

  • 自分はそのように考えない、自分はこの対象に関心がないと思ったとき、他人の書いた本の中身は頭の中に入ってこない。
    本を読んでその本を書いた人の言うことを理解するには、まず読む側の自分を消さなければならない。こんなしんどい思いをしてまで本を読もうと思う人間はどれkらいいるんだろうか。本を読むことを成立するためにはまず自分を消すことである。何も考えずに本を読んでいたら、大事な自分というものがどこかに行ってしまうからである。

  • 橋本治という人は文学の職人だと思う。

    この人の本には一定の誠実さとやさしさと教養とがある。

    自分の頭で考えたことだけを自分の思想とする。この頑固さ、一貫性がこの作家の魅力だ。

    絶対にお金を払った分は最低限何かを教えてくれる。お得だ。

  • よく考えてみたら、橋本治の小説というものを読んだことがない。という訳で専らエッセーのようなもので橋本治の考え方に接している訳なのだが、やはり物凄く個性的な考え方だといつも思う。この本で当人も書いているけど、物事の捉え方が映像的というか立体的なのだろう。「風景」について、という章立てのところが印象的でした。

  • 著者の「わからないという方法」に関連している感じがする。
    彼の独特の、自分をつかむやり方が好きだ。

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