全壊判定

著者 : 鎌田正明
  • 朝日新聞出版 (2009年4月7日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022505750

作品紹介

東京湾岸の築20年の中古マンションが震度5強の地震に被災し、派遣された建築士に全壊判定を下された。建替か、補修か、退去か…。120世帯の住民はパニックに!これから、いくらお金がかかるのか?エゴ剥き出しの隣人たちの恐怖を描く大型新人の衝撃デビュー作。

全壊判定の感想・レビュー・書評

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  • 東京湾岸の築20年マンションが震度5強の地震で基礎杭が破損し、一棟はわずかに傾いてしまい、全壊判定を受ける。補修は可能か、建替えた場合は幾らかかるのか。それぞれの棟の利害は対立、マンションの理事会は紛糾し大混乱に陥る。私も湾岸ではないが集合住宅に住んでいるので、ひとごとではない。いろいろと勉強になった。本の結末には納得いかないが、まとめるにはこれしかないのかな。しかし50年の定期賃借権物件は転売できるのであろうか・・・

  • マンションのローンは、家賃より安いという広告をよく見る。この本を読むと、それがアップサイドにしか言及していないことをよく分からせてくれる。

  • 一部の紹介文にパニック小説って書いてありましたが...どっちかというと
    ホラーに近い印象でした。ホラーというと語弊ありそうですが
    とにかく出てくる住人達の剥き出しのエゴと我侭さと厚顔無恥の
    オンパレードでもう読み進めるの止めようかと思うくらいの嫌悪感(笑)。
    これはシンどかったなー。なにもここまで醜く人間を書かなくても
    いいんじゃないかしらねー。

    現実世界でもきっと近い状況になったりするんだろうなーとは思いますが
    小説の中ではもう少し救いが欲しかったなぁ...というのは甘い感想ですかね?

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