日本政治の正体

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著者 : 田原総一朗
  • 朝日新聞出版 (2009年8月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022506177

日本政治の正体の感想・レビュー・書評

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  • 政治は「人」が動かしており、国や組織を良くするのは「人」だということがよく分かった。

  • その渦中の時には「面白おかしく」書くマスコミのフィルターに隠されていて、後から全体を俯瞰してみると見えてくるもの、それが政治…。

  • 戦後の日本政治を気鋭のジャーナリスト田原総一朗が語る。

  • 「政治の裏側」らしきものがドラマ仕立てになっている。
    フィクションが多分に含まれているだろうが、
    なんとなく実在の人物が描かれているから面白い。

  • ジャーナリストとしての影響力を、直接政治家に対して行使する田原総一朗の取材秘話。戦後の日本に何故自民党が必要だったのか。いつから自民党の崩壊が始まったのか。著者の取材を通して明らかになる。

  • 政治学の世界には研究書とカウンターパートとなるようなジャーナリズムによる物語が存在する、北岡伸一『自民党』には戸川猪佐武の『小説吉田学校』と田原総一郎『頭の無い鯨』がそれにあたろうか。
    これに加えるとしたら、一連のオーラル・ヒストリーとしての御厨貴先生の著作か。竹下・宮沢両氏へのインタビューは、日本の歴史に残る偉業であろう。
    日本政治史は渡辺恒雄氏の言うように「臨床医としてのジャーナリスト」と「象牙の塔の医者」によって並行的に語られてきたのが現実ではないだろうか。

    そう考えるとき、小泉時代の9年間をどう振り返るか、という問題にも、この二つの切り口から文献を探る必要があるように思う。前者は、言うまでもなく竹中『首相支配』であろう。民主党の作ろうとしている国家戦略局が、もしかしたらこの本で書かれている政治体制の変更による意思決定過程の変革の最終章かもしれない。その意味ではこの本は未だに途中経過かもしれないのだけれど。そして、ジャーナリズムの側で「途中経過かもしれないけれど」とりあえず出たのがこの本だ、と言えるだろう。田原氏自身の占める位置が93年のころ以上に大きくなっているためか、体験談の凄味が増している。まさか書き手がべ(自主規制)、とにかく、自民党政治、特にこの9年間の物語として読むに値する。

    昨日(2009年8月28日)毎日新聞夕刊のコラムに「今までは前九年の役、これからは後三年の役」という論考が出ていた。民主党大勝となれば、政界再編が無い限り、解散は遠い。後三年を経た後、もう一度『奥州夜話』が語られる日が来るのだろうか。

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日本政治の正体はこんな本です

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