リスの窒息

  • 朝日新聞出版 (2010年2月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784022506368

みんなの感想まとめ

誘拐を題材にしたサスペンス作品は数多く存在しますが、独特の設定と展開で読者を引き込む本作は、全国紙の中堅「秋津新聞」を舞台に、一通の脅迫メールから始まります。犯人が誰なのかが早い段階で明かされる中、物...

感想・レビュー・書評

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  • これは是非実写化してほしい!
    利己的でわがままな女子中学生ふたりに正直興奮しました。こんな中学生いないってよく言われているけれど、自分がその年頃だったとき、そんなに純粋だったでしょうか。やりかねないと思います。ばれ方も間抜けだし、むしろ中学生らしいかと。
    ドキドキハラハラが味わえておもしろかったです。

  • サクサク読めて気持ちよかった。
    新聞社が舞台のサスペンスとしては、ライトで読みやすい。
    設定は、違和感を覚えるほどではない絶妙な意外性。
    覚えておきたい作家さんになった。

  • タイトルで読んだ。
    中間試験が終わり、友といっしょに家に帰ったら、まっぱの母と家庭教師がゴルフクラブで撲殺されており、父が首を吊って死んでいた。私の将来はどうなるの?と思った栞は、狂言誘拐を思いつく。友も巻き込まれ。金額は父の年収/3*20歳までの年齢?で3000万。
    もっとかかると思うけど。ネットに載ってるけど、これは知らないんだ。お金の心配しないからか。
    相手は新聞社。ライバル新聞社を巻き込んだり、一枚ずつ着衣を脱がす人質写メを送ったり。極めつけは身代金の受け取り。中学生が考え着くのか?
    まんまと身代金を受け取った栞。協力してくれた友を殺そうとし、そこでお縄。
    思ったよりおもしろく読めた。

  • 新聞社の投稿欄に送られてきた、女子中学生誘拐の身代金要求。「通報したら人質を殺す」と脅迫され、自分達だけで対応しようとするが…

    石持浅海らしい、読後感すっきりの推理物ではなく、すこし重めの読みもの。(恩田陸さん系かな)
    読後感すっきりを求めて読んではいけない。

    読後感よくないので評価は2だけど
    作品としては良く出来てます。
    どんよりしたの嫌いじゃなければ。

  • ことの始まりは、全国紙としては中堅どころの「秋津新聞」投稿課に届いた一通のメール。
    「女子中学生を誘拐した、秋津新聞が身代金を払え」と要求する犯人からのメールだ。 次々に脅迫メールが届き…。

    まずタイトルに目を奪われた。
    リスの窒息?リスってあのリス??
    流れからすぐに「ここから取った比喩か」と気付きましたが、読むきっかけはこのタイトル。笑
    最初から犯人が判明しているスタイルですが、なんと言うか“あまりにも”だったのに驚かされました。
    詳しくは書きませんが、そこまでやらないだろう!っていうのが一番の感想ですね。
    うーん 石持氏は男性だから、としか言えない。だって、わたしだったら絶対に有り得ないから。
    面白かったんですけどね。少々、いやかなりギョっとしました。

  • 誘拐の設定で、こんな展開は読んだことない。人質に身代金取りに行かせるのは、他に前例あるかもしれないが、自分的には斬新だと思った。最後の方の展開もこれなら納得できるかな。

  • 誘拐を題材にした作品は多い。
    それでも、こんな設定の作品は読んだことがない。
    一方的に送りつけられるメールに、新聞社の大人たちが振り回される。
    狂言とはとても思えないメールの内容。添付されている画像。
    新聞社にやって来た女子中学生は、いまだ捕らわれの身の友人を気遣い再び誘拐犯が待つ自宅へと戻っていく。
    事件の経過がテンポよく描かれていて、先の読めない展開に引きつけられた。
    ただ、新聞社の中だけで進行していくため、どうしても拡がりがないような感じがした。
    仇敵の週刊道標を登場させたのに、傍観者としての立場しか与えていない。
    もう少し事件に絡むような展開になっていたら・・・とも思ったりした。
    中学生の短絡さがやけにリアルっぽい。
    「こういう展開、実際にありそうだな」と考えてしまう。
    平然と罪を犯す・・・罪の意識がまったくない犯人が怖ろしいのか、リアルっぽいと考えてしまう読み手のこちらが壊れているのか。
    後味のいい物語ではなかった。
    題材も展開も悪くなかったのに、どうしてこんなに消化不良のような感じがするのだろう。
    けっして面白くなかったわけではないけれど、何かが足りない。
    タイトルに込められたメッセージは面白かった。

  • じぶんがいまいる世界が舞台なので、ぐいぐいと引き込まれた。取材と執筆ができないとき、報道にできることは、調査と分析だというニュアンスの文面が強く印象に残っている。

  • 石持さんは、奇抜な設定でのミステリを描く印象があるが、今作はよくある誘拐もの。
    ただ、会社内での議論の連続は、作者らしく緻密。
    構成上、生命の危機はないのが分かってしまい、少し緊迫感に欠けるか。

  • 新聞社vs狂言誘拐JCの頭脳バトル。
    閉鎖空間の超絶有能推理とか,テンプレ通りの展開だったが,緊迫感はあった。

  • 期待してたら意外とつまらなかった…
    アリエナイ頭の回り‼︎
    確かに頭いい中学生はゴロゴロいるけどさあ〜
    その飛躍は無理やりじゃないか⁉︎
    死体見た後の忘れちゃったから
    なんでもできちゃう感が…

  • 新聞社のパソコンに送られてきた一通の脅迫メールから始まる長い一日の話。

    緊迫感は十分に感じられた。
    この本を読むまで作者は女性だと思っていたが、あぁこれは男性が描きそうな話だなと思われる個所があり。
    いくら女子中学生が追いつめられていたとしてもふつうはあんな写真は送りませんって・・・。
    などと、乾くるみの「Jの神話」を読んだ時に感じたものと同じ違和感を覚えた。(乾くるみもそれまで、女性作家と思ていたから)
    気になる個所が出てくるとなかなか集中できなくなってくる。
    面白い作品だと思っていただけに、そこがちょっと残念。

  • 石持さんらしい内容。
    こんな中学生は嫌だけど、会社内部のゴタゴタはありそうでこわい。

  • 女子中学生の狂言誘拐事件。
    キレキレすぎる犯人側とこれまたキレッキレの細川さん。いいんだ、これが石持作品なんだ。

    実際の会社という組織で役員がこんなだったら最悪だ。
    でもこの、事件そのものよりも内部でのドースルドースル議論が白熱するあたりが石持作品の醍醐味とも言える。

    哀れなリスさん達に幸あれとは到底思えないけど、どうか絶望することなく今後もしたたかに人生を全うしていただきたい。

  • 狂言誘拐とは…あれま⁉
    中学生がそんなことできるのか
    と思った。↘だったのはそれだけ!
    全体としてはサラッと読めてよかった
    オススメです^o^

  • 正義はかつ

  • 図書館にて。
    そうくるか、ということの連続。
    中学生でこわすぎる悪知恵の連続。
    最後まではらはらしながら読んだ。

  • お金のありそうな新聞社から、うまいことお金を頂こう!という女子中学生の話。
    設定に興味がありました。
    テンポが良く、1時間ちょっとでさくっと読めます。
    なるほどね~という感じがしますが、後に残るほどでもなく。
    そこそこ面白かったです。

  • どうしよう、石持さんなのに、驚くほどページすすまない・・・

  • 女子中学生誘拐事件!しかも親ではなく新聞社に身代金要求が!?タイトルと表紙からは想像できない内容(笑)どうなるの~?とサクサク読めたし面白かったけど、ラストが読めたのが残念。なので★3つ

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著者プロフィール

1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒。2002年『アイルランドの薔薇』で長編デビュー。03年『月の扉』が話題となり、〝碓氷優佳シリーズ〟第1弾となった05年『扉は閉ざされたまま』(祥伝社文庫)が 「このミステリーがすごい!」第2位。同シリーズの最新作に『君が護りたい人は』(祥伝社刊ノン・ノベル)。本作は『Rのつく月には気をつけよう』(祥伝社文庫)の続編。

「2022年 『Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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