リスの窒息

  • 255人登録
  • 3.10評価
    • (6)
    • (28)
    • (71)
    • (21)
    • (3)
  • 74レビュー
著者 : 石持浅海
  • 朝日新聞出版 (2010年2月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022506368

リスの窒息の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • これは是非実写化してほしい!
    利己的でわがままな女子中学生ふたりに正直興奮しました。こんな中学生いないってよく言われているけれど、自分がその年頃だったとき、そんなに純粋だったでしょうか。やりかねないと思います。ばれ方も間抜けだし、むしろ中学生らしいかと。
    ドキドキハラハラが味わえておもしろかったです。

  • 誘拐の設定で、こんな展開は読んだことない。人質に身代金取りに行かせるのは、他に前例あるかもしれないが、自分的には斬新だと思った。最後の方の展開もこれなら納得できるかな。

  • 誘拐を題材にした作品は多い。
    それでも、こんな設定の作品は読んだことがない。
    一方的に送りつけられるメールに、新聞社の大人たちが振り回される。
    狂言とはとても思えないメールの内容。添付されている画像。
    新聞社にやって来た女子中学生は、いまだ捕らわれの身の友人を気遣い再び誘拐犯が待つ自宅へと戻っていく。
    事件の経過がテンポよく描かれていて、先の読めない展開に引きつけられた。
    ただ、新聞社の中だけで進行していくため、どうしても拡がりがないような感じがした。
    仇敵の週刊道標を登場させたのに、傍観者としての立場しか与えていない。
    もう少し事件に絡むような展開になっていたら・・・とも思ったりした。
    中学生の短絡さがやけにリアルっぽい。
    「こういう展開、実際にありそうだな」と考えてしまう。
    平然と罪を犯す・・・罪の意識がまったくない犯人が怖ろしいのか、リアルっぽいと考えてしまう読み手のこちらが壊れているのか。
    後味のいい物語ではなかった。
    題材も展開も悪くなかったのに、どうしてこんなに消化不良のような感じがするのだろう。
    けっして面白くなかったわけではないけれど、何かが足りない。
    タイトルに込められたメッセージは面白かった。

  • じぶんがいまいる世界が舞台なので、ぐいぐいと引き込まれた。取材と執筆ができないとき、報道にできることは、調査と分析だというニュアンスの文面が強く印象に残っている。

  • 石持さんは、奇抜な設定でのミステリを描く印象があるが、今作はよくある誘拐もの。
    ただ、会社内での議論の連続は、作者らしく緻密。
    構成上、生命の危機はないのが分かってしまい、少し緊迫感に欠けるか。

  • 新聞社vs狂言誘拐JCの頭脳バトル。
    閉鎖空間の超絶有能推理とか,テンプレ通りの展開だったが,緊迫感はあった。

  • 期待してたら意外とつまらなかった…
    アリエナイ頭の回り‼︎
    確かに頭いい中学生はゴロゴロいるけどさあ〜
    その飛躍は無理やりじゃないか⁉︎
    死体見た後の忘れちゃったから
    なんでもできちゃう感が…

  • 新聞社のパソコンに送られてきた一通の脅迫メールから始まる長い一日の話。

    緊迫感は十分に感じられた。
    この本を読むまで作者は女性だと思っていたが、あぁこれは男性が描きそうな話だなと思われる個所があり。
    いくら女子中学生が追いつめられていたとしてもふつうはあんな写真は送りませんって・・・。
    などと、乾くるみの「Jの神話」を読んだ時に感じたものと同じ違和感を覚えた。(乾くるみもそれまで、女性作家と思ていたから)
    気になる個所が出てくるとなかなか集中できなくなってくる。
    面白い作品だと思っていただけに、そこがちょっと残念。

  • 石持さんらしい内容。
    こんな中学生は嫌だけど、会社内部のゴタゴタはありそうでこわい。

  • 女子中学生の狂言誘拐事件。
    キレキレすぎる犯人側とこれまたキレッキレの細川さん。いいんだ、これが石持作品なんだ。

    実際の会社という組織で役員がこんなだったら最悪だ。
    でもこの、事件そのものよりも内部でのドースルドースル議論が白熱するあたりが石持作品の醍醐味とも言える。

    哀れなリスさん達に幸あれとは到底思えないけど、どうか絶望することなく今後もしたたかに人生を全うしていただきたい。

全74件中 1 - 10件を表示

石持浅海の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

リスの窒息を本棚に登録しているひと

ツイートする