リスの窒息

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.12
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本棚登録 : 259
レビュー : 75
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022506368

感想・レビュー・書評

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  • これは是非実写化してほしい!
    利己的でわがままな女子中学生ふたりに正直興奮しました。こんな中学生いないってよく言われているけれど、自分がその年頃だったとき、そんなに純粋だったでしょうか。やりかねないと思います。ばれ方も間抜けだし、むしろ中学生らしいかと。
    ドキドキハラハラが味わえておもしろかったです。

  • ことの始まりは、全国紙としては中堅どころの「秋津新聞」投稿課に届いた一通のメール。
    「女子中学生を誘拐した、秋津新聞が身代金を払え」と要求する犯人からのメールだ。 次々に脅迫メールが届き…。

    まずタイトルに目を奪われた。
    リスの窒息?リスってあのリス??
    流れからすぐに「ここから取った比喩か」と気付きましたが、読むきっかけはこのタイトル。笑
    最初から犯人が判明しているスタイルですが、なんと言うか“あまりにも”だったのに驚かされました。
    詳しくは書きませんが、そこまでやらないだろう!っていうのが一番の感想ですね。
    うーん 石持氏は男性だから、としか言えない。だって、わたしだったら絶対に有り得ないから。
    面白かったんですけどね。少々、いやかなりギョっとしました。

  • 誘拐の設定で、こんな展開は読んだことない。人質に身代金取りに行かせるのは、他に前例あるかもしれないが、自分的には斬新だと思った。最後の方の展開もこれなら納得できるかな。

  • 誘拐を題材にした作品は多い。
    それでも、こんな設定の作品は読んだことがない。
    一方的に送りつけられるメールに、新聞社の大人たちが振り回される。
    狂言とはとても思えないメールの内容。添付されている画像。
    新聞社にやって来た女子中学生は、いまだ捕らわれの身の友人を気遣い再び誘拐犯が待つ自宅へと戻っていく。
    事件の経過がテンポよく描かれていて、先の読めない展開に引きつけられた。
    ただ、新聞社の中だけで進行していくため、どうしても拡がりがないような感じがした。
    仇敵の週刊道標を登場させたのに、傍観者としての立場しか与えていない。
    もう少し事件に絡むような展開になっていたら・・・とも思ったりした。
    中学生の短絡さがやけにリアルっぽい。
    「こういう展開、実際にありそうだな」と考えてしまう。
    平然と罪を犯す・・・罪の意識がまったくない犯人が怖ろしいのか、リアルっぽいと考えてしまう読み手のこちらが壊れているのか。
    後味のいい物語ではなかった。
    題材も展開も悪くなかったのに、どうしてこんなに消化不良のような感じがするのだろう。
    けっして面白くなかったわけではないけれど、何かが足りない。
    タイトルに込められたメッセージは面白かった。

  • じぶんがいまいる世界が舞台なので、ぐいぐいと引き込まれた。取材と執筆ができないとき、報道にできることは、調査と分析だというニュアンスの文面が強く印象に残っている。

  • 石持さんは、奇抜な設定でのミステリを描く印象があるが、今作はよくある誘拐もの。
    ただ、会社内での議論の連続は、作者らしく緻密。
    構成上、生命の危機はないのが分かってしまい、少し緊迫感に欠けるか。

  • 新聞社vs狂言誘拐JCの頭脳バトル。
    閉鎖空間の超絶有能推理とか,テンプレ通りの展開だったが,緊迫感はあった。

  • 期待してたら意外とつまらなかった…
    アリエナイ頭の回り‼︎
    確かに頭いい中学生はゴロゴロいるけどさあ〜
    その飛躍は無理やりじゃないか⁉︎
    死体見た後の忘れちゃったから
    なんでもできちゃう感が…

  • 新聞社のパソコンに送られてきた一通の脅迫メールから始まる長い一日の話。

    緊迫感は十分に感じられた。
    この本を読むまで作者は女性だと思っていたが、あぁこれは男性が描きそうな話だなと思われる個所があり。
    いくら女子中学生が追いつめられていたとしてもふつうはあんな写真は送りませんって・・・。
    などと、乾くるみの「Jの神話」を読んだ時に感じたものと同じ違和感を覚えた。(乾くるみもそれまで、女性作家と思ていたから)
    気になる個所が出てくるとなかなか集中できなくなってくる。
    面白い作品だと思っていただけに、そこがちょっと残念。

  • 石持さんらしい内容。
    こんな中学生は嫌だけど、会社内部のゴタゴタはありそうでこわい。

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著者プロフィール

1966年愛媛県生れ。02年『アイルランドの薔薇』でデビュー。特殊状況下や斬新な設定でのロジカルな推理に定評がある。著書に『月の扉』『扉は閉ざされたまま』『トラップハウス』『カード・ウォッチャー』等。

「2014年 『御子を抱く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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