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Amazon.co.jp ・本 (96ページ) / ISBN・EAN: 9784022506481
感想・レビュー・書評
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男と女…
生々しいけど、この本に描かれていることが本質なのかしら…
男と女の本能は違うというか。
うまく言えないけど、サバサバした文章が読みやすい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シュールな一冊だったな。
そして、挿絵もシュール。 -
佐野洋子さんの「クク氏の結婚、キキ夫人の幸福」2009.10発行です。「クク氏の結婚」と「キキ夫人の幸福」の2話が収録されてます。発行は2009年ですが、あとがきを読むと、1991年、1992年に書いたすけべで嫌らしい作品とのことです(^-^)読み返し、「若かったなあ、元気だったなあ」と回顧されてます(^-^)今は(発行当時は)72歳、すけべな事を思う事さえ忘れてるとのことです。
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かねてから佐野洋子さんのエッセイを読みたいな〜と思っていたので、手始めに図書館で短い物語を見つけて借りてみた。
クク氏の結婚は、奥さんに家を追い出されたクク氏が、3人の女性と関係を持ち、そのうちの1人と「ちゃんとした」生活を営むまで。
キキ夫人の幸福は、2回目の結婚をしたキキ夫人のキキ氏への嫉妬がなくなるまで。
読み終えたあと、谷川俊太郎との結婚のことを描いているのかな〜と下衆な勘ぐりをしました。 -
いまいちよくわからん、つまらん
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市原悦子さんに日本昔話風に読んでもらったらしっくりきそうだ ストーリーを理解するというより語り口調と挿絵で感じるタイプの本
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2014 8/23
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短編2作品。淡々とした終始フラットな男女関係の内容だと思いましたねぇ。キキ婦人の作品の方がちょっとだけ、主人公の感情が表に出ていますが。佐野さんらしいサッパリとした作品だったかな、と。
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この薄さでこの内容。すばらしい!!!
あとがきで書いていらっしゃるように、多少卑猥な感じはありますが
(挿絵とか)ものすごく濃い内容です。
たしか「100万回生きた猫」の作者でしたよね?オトナの絵本として売り出してもいいのでは・・という気がします。
兎に角、すっごい、の一言。 -
なんか、好きでない。
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これは…すごいな。
なんという世界観。
流されすぎのクク氏。
何も考えず、なんに対しても無関心。
ただ虚栄心と肉欲に従って生きている。
そのクク氏が、流された末に行き着いたところで、何かを見つけた。
一体何を見つけたのか、一体何に気付いたのか。
「ちゃんとしたい」とはどういうことなのか。
何がどうなれば「ちゃんと」なのか。
きっかけは、大切なことはなんだったのだろう。
結局、ただ流されに流されただけにも見えるが…はてさて。 -
佐野洋子さんの唯一の大人向け小説ということで読んでみたかった。単なるグロい春本だが、エゴン・シレーなど劇場型の愛に生きた芸術家の内面を思わせる。
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佐野洋子さんがこんな本を書いているのは知らなかった!寓話的なんだけどなぜか心にひっかかる部分があったりなかったり。素敵な挿絵にうっとり。
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2010年3月23日(火)、読了。
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佐野洋子 絵本作家 エッセイストの小説。
「100万回生きたねこ」の作者です。
あとがきに、この本は91年に書いた本と書いてある。
「読み直したら、いいも悪いもない。若かったなぁ。元気だったなぁ
という事だけである。すけべで嫌らしい。今72歳。すけべな事を
思う事さえ忘れている。」 とある。
なんて可愛らしい。
読んだ人もたくさんいると思われる
「100万回生きたねこ」
この絵本と合わせて読んでみると、楽しい。
佐野洋子ワールド全開♪ -
「色々あった。色々あったが何もなかったのかも知れない。」-『キキ夫人の幸福』
いったい、この寓話的ものがたりのどこまでが拵えものなのか。恐らく多くの読者がそう思うに違いない。クク氏に著名な詩人の顔を貼りつけてみたり、背の高い女に若き著者の姿を重ねてみたり、そんなことをしてみない筈がない(と自分は思うけれど、そうでもないんでしょうかね)。でも、最後はやっぱり、そんなことはどうでもいいじゃん、とも思い直すに違いない。だって、佐野洋子なんだから(個人的な分類では、百万遍の猫の方じゃなくて、神も仏もの方の、です)。
前にも書いたように思うけれども、佐野洋子の文章を読んでいると、芸術家ってきびしいなあ、という思いが沸いてくる。自分自身を恐ろしく突き放して見つめる過酷な視線が、そこにはあるように感じる。それは彼女のエッセイを読む度に強くなる思いだけれども、この20年近く前に書かれた不思議なお話を読んでも、まったく同じ感慨が沸いてきた。
主人公のからっぽさ。それは対象をどこまでも外側から見つめる視線の裏返し。極端に言えば物体として見放しておいて、対象の内側を想像するのではなく、それを見つめる自分の側に何が起こるのかに全神経を注ぐ結果起きてしまうこと。
観念だとか、怨念だとか、知らないうちに仕舞い込んでいた信仰だとか。そんなものを焚きつけるだけ焚きつける燃料として、相手を取り込んでしまう業のようなものなんじゃないだろうか、と想像してみる。やっぱり佐野洋子はすごい。 -
いま72歳だという佐野洋子が、おおかた20年前に書いた、すけべで嫌らしい物語。カバーや、本文に挿しはさまれるエッチングがいい。
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三人の愛人を持つクク氏の離婚、ともに再婚者であるキキ氏とキキ夫人の新生活はどのような悲喜劇を迎えるのか。男女の三角関係と傷だらけの日々を、詩的な文章で痛快に描き出す、愛と痛みに満ちた物語。
著者プロフィール
佐野洋子の作品
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