結婚の才能

  • 朝日新聞出版 (2010年4月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784022506986

みんなの感想まとめ

結婚という制度に対する鋭い視点が展開され、現代の男女が抱える葛藤や期待をリアルに描写しています。著者は、結婚に必要な「才能」やそのハードルの高さを辛辣な言葉で表現し、特に不況下における男女の価値観のギ...

感想・レビュー・書評

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  • 図書館の新着にあったので、手にとってみた。
    結論として、自分にはやはり結婚の才能はないように思えた。(微笑)

    文章は簡潔で、こざっぱりとしていて私は好き。
    女性よりも、男性のことが書いてあったような気がする。
    連載だったせいか、内容が雑然としてるところもあったけれど、文章で言うと、こういうことか、とうなずけるところも多かった。

    この人の違う本も読んでみよう。

  • 前作が面白かったので読んだが、前作ほどまとまっていないというか、章ごとの主張の関係性が薄いように感じた。

  • 自分はラーメン程度の女なのか。
    女は金持ちの男と結婚したいのではない、ケチではない金持ちの男と結婚したいのだ。
    自分の為だけに人生を使いたい。
    などなど、名言集

  • 結婚の条件がおもしろかったので読んだが、二番煎じ。残念。

  • 「協調性」が求められた時代から、「対人コミュニケーション能力」の時代に変わり、同じことを「性格」から「能力」に置き換えるパラダイムシフトが起こったというのは、今まで明確に意識してはいなかったけど、確かにその通り。
    「能力の欠如」が露呈することを恐れ、自ら予選落ちしていく男性が草食系なんていわれてるのだろうか。

  • 「恋愛の才能」を封印しないと「結婚の才能」は生まれないそうだ。前作よりややゆるめのエッセイ(な気がする)。

  • 面白かった。分析力のすごさとそれを大衆に納得させるだけの表現力、社会を見つめる目。
    この本を痛快と感じる私は危ないかな?笑
    はっとさせられるところも多いし、えっこれ、自分のことだ・・!とひやひやしたり。忙しい。
    常に女性に対し、より自由に、自分で選択してしなやかに生きなさい、
    というメッセージが感じられる。(Y)

  • 結婚の条件、もとてもおもしろかったし、これもとてもおもしろかった。この4年くらいで流れがかわった、ようなことがかいてあたが、今読んでも、「結婚の条件」にかいているようなことは十分に通用するが。「婚活時代」は本当にしょうもない本だと思ったけれど、そこにあるような価値観が世の中にあるにはある、というのも事実。
    男子が女子に経済力(もしも自分が夢をおいたいといったら、支援してほしい、その間かせいでほしい、みたいな)をもとめる、というのも、実際にあるにはある気がするしな。それを女々しい、かっこわるいと思わない男の人がいるということ。
    浅野忠信とチャラについてのくだりで、もうすこし、書いてほしいと思った。私たちのアラサー世代の女子の間で「理想の結婚」といったときにこの二人をあげていた人は本当に多かった。そのアラサー女子の夢を打ち砕いた、という意味で、本当に浅野忠信の罪は大きいと思うのだが。

  • 妻には「自分の趣味に使うお金は自分で稼ぎたい」と思う真面目な人がいい/女性にとって結婚の才能とは、バリバリのキャリアは目指さず、夫の被扶養者に留まることをよしとする感性になる/官僚とか新聞記者とか編集者ではなく、大学の非常勤の語学教師とか学校カウンセラーとかがいい(42頁)、という辺りがあんまりにも恐ろしく的を射ていすぎていて吹き出した。面白すぎる。

  • 無責任な女と不甲斐ない男の国-『結婚の条件』『結婚の才能』
    http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20100823/1282510937

  • 『結婚の条件』から5年後に連載が始まった本書は、より厳しくなった「結婚」のハードルに立ちすくむ男女の姿を、的確で辛辣な短いフレーズで描写していく。

    <女性誌は今も「選ばれる女」になることを教えている>しかし<優秀な男子学生は、「男を立てる」「おねだり上手」な女と、これからは結婚などしないのである> 不況下だからこそ「専業主婦」という特権階級を手に入れたい女性と、不況下だからこそ女性にも経済力を求める男性。そのギャップは埋められるのか?

    <「結婚」は具体で綜合の仕事である。しかも3K(きつい・汚い・危険)の仕事である。「結婚」するには才能がいるのである>
    <結婚とは、男性にとっては区役所に行くことであり、女性にとっては結婚式場に行くことである>
    <女性は、金持ちの男性と結婚したいのではない。金持ちで、ケチでない男と結婚したいのである>

     言わずとしれたフェミニズムの論客である小倉の目には、結婚という制度を見るときにもロマンチックなフィルターは一切かかっていない。結婚する「才能」に、自分を直視することがあるとしたら、「婚活」に本当に役に立つのはこんな本なのかもしれない。

  • 2010.11.1 紹介
    2010.12.4 紹介

  • 以前読んだ『結婚の条件』はありがちな内容だったが、
    そこから5年たって社会状況が変化して、
    問題はさらに複雑になっているようだ。
    そこを繋いで見ていく彼女の視点の鋭さ。
    最近読んだ小倉千加子の本は当たり続き。
    http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-1642.html

  • 結婚に関することに立ち止まって考えることがなかったので、この本を読めて良かったと思います。

  • 社会学的な考察はおもしろいと思うけど、多くの人は本能的なものでもあるのでは…、結婚って、と感じたり。

  • 起承転結がはっきりせずに、著者の意見と第三者のエピソード(実例)が次から次へと繰り出されて、内容はとらえるのに苦労しました。

  • 小倉さんのエッセイは分かりやすくおもしろい。そして30代女子独身の私は身につまされるトピックスが多い。『結婚の条件』も、上野さんとの共著『ザ・フェミニズム』も読んでいる。
    今回は結婚するには才能がいる、という話。ひとつひとつの事例、トピックスはおもしろかったが、全体を通したテーマ(「結婚の才能」)を語るところは、やや散漫だったような。一番心に残ったのは、恋愛の才能。という項目。
    1)バカであること 2)まめであること 3)自意識過剰であること 4)賢いこと 自分が満たしているのは3)だけです。(そして残念なことに、ここの文脈で語られているような満たし方ではない)。要するに才能ゼロと言うことですね。

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著者プロフィール

1952年、大阪生まれ。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程修了。大阪成蹊女子短期大学、愛知淑徳大学文化創造学部教授をへて、執筆・講演活動に入る。本業のジェンダー・セクシュアリティ論からテレビドラマ、日本の晩婚化・少子化現象まで、幅広く分析を続けている。現在は認定こども園を運営し、幼稚園と保育所の連携についても関心を深めている。
主な著書に『醬油と薔薇の日々』『シュレーディンガーの猫』(いそっぷ社)、『増補版・松田聖子論』『結婚の条件』(朝日文庫)など。

「2020年 『草むらにハイヒール──内から外への欲求』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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