姜維伝 諸葛孔明の遺志を継ぐ者

著者 :
制作 : 諏訪原 寛幸 
  • 朝日新聞出版
3.62
  • (6)
  • (10)
  • (17)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 72
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022507259

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 978-4-02-250725-9 248p 2010・3・30 1刷

  • 三国志の北伐について知りたい人向け。夏侯覇がすごく理想的でかっこいい❤あと、鄧艾がかわいい

  • 劉備・諸葛亮の意志を継いだ蜀漢の精神的三代目として、滅亡へと進む中での唯一の光。
    それが印象ですか。一方で、無謀な外征を繰り返して、国力の疲弊を招いた。滅亡の遠因という印象もあります。
    小説と歴史上という舞台の差なんでしょうか。

    滅亡する国と最期まで、生き死にを共にしたことに美しさを覚え、感動するのでしょう。
    そこに、諦めからくる玉砕でなく、最期まで蜀漢を生き延びさせようとしたことに、意気を感じるのでしょう。

  • 姜維を主人公に、孔明が亡くなって以降の三国志後期を扱った小説。
    姜維よりも夏候覇がいい味出しています。

    姜維に対しては評価する声、批難する声双方がありますが、少なくとも、蜀という王朝の本来の存在意義である"漢王室の復興"を孤立しながらも最後まで目指した人物、という点においては、日本人好みの悲劇のヒーローだと言えるのではないでしょうか。

    ただ、同じ姜維を扱った小説なら「孔明の聖像―姜維戦記」(http://kidoryo.nsf.jp/koumei_no_seizo.php)の方が面白かったなぁ。

  • 孔明さんが亡くなった後の姜維さんの話

    盛り上がりにかけるけど、なかなかおもしろかった。

  • 孔明没後~蜀滅亡まで。誰が主語なのか分からなくて時々混乱したけど、この時期に詳しくなかったので流れが把握できてよかった。

  • 蜀の将軍・姜維の一生を描くことを通じて、諸葛亮の死から蜀の滅亡までを描いた一冊。蜀の後期を描いた作品は珍しいので、三国志ファンとしては必読。

  • 三国志の後期の英雄姜維にスポットをあてた話。
    滅びゆく国を建て直すため奮闘し、最期は負けると知りつつ立ち向かう漢の生きざまを感じる一冊。

  • 三国志マニアなら、知る人ぞ知る姜維を主人公にした話。
    滅び行く蜀を担うが、史実通りな展開。
    もっと盛り上がる場面等があるかと思ったが、全体的にいまいち。

  • 姜維が死ぬ間際に思い浮かべたのはやっぱり丞相なんだなぁと思うと切なかった。
    姜維が最後の最後まで諦めなかったのは、蜀という一国の為ではなく、諸葛亮という一人の人間の為、それだけの為に周りから愚弄され、孤独に耐え抜き、命を賭けて志を貫いた姜維を思うと、何だかやりきれなくて涙が出てきて止まりませんでした。
    姜維、お疲れ様。

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。在学中より歴史コラムの発表をはじめる。(有)らいとすたっふに入社後、田中芳樹氏の勧めで小説の執筆にとりかかり、2005年6月『李世民』(講談社文庫)でデビュー。著書に『天下一統始皇帝の永遠』(講談社)、『朱元璋皇帝の貌(かお)』『覇帝フビライ世界支配の野望』『唐玄宗紀』『賢帝と逆臣と 康熙帝と三藩の乱』(いずれも講談社文庫)、『真田十勇士(1~3、外伝)』(小峰書店)、『広岡浅子明治日本を切り開いた女性実業家』(星海社新書)、『月に捧ぐは清き酒鴻池流事始』(文春文庫)、『残業税』『残業税マルザ殺人事件』(ともに光文社文庫)などがある。
公式ウェブサイト 
http://www.wrightstaff.co.jp/

「2017年 『賢帝と逆臣と 康熙帝と三藩の乱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小前亮の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
和田 竜
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする