利益相反(コンフリクト)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 48
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022507266

作品紹介・あらすじ

顧問弁護士と監査役の立場から父親を糾弾する息子の葛藤とは?樋山は不動産会社を創業し、年商1500億円の上場企業にまで成長させたオーナー社長だ。ある日、監査法人からトンネル会社の不正を指摘され、社内に激震が走る…。国際弁護士作家の書き下ろし傑作・企業法律小説。

感想・レビュー・書評

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  • 利益相反とはなにか?という内容を期待していたんだけど人生観小説だったかなあ。特に後半は心理面が色々な引用と一緒に強調されていて、まどろっこしい印象だったな。牛島作品は「株主総会」と「利益相反」しか読んだことないけど、「株主総会」の方が面白かったかな。

  • 【利益相反 コンフリクト】 牛島信さん

    会社を興し、一代にして一部上場企業にまで育て上げた樋山健介。
    ワンマン経営で自分の意見に反する者を粛清し、今や誰も彼に意見できない。
    しかし、隆盛を誇っていた樋山のグリーンヒルAも不況の波には勝てず、
    やがてリストラを余儀なくされる。そんな時、会社の税務を担当していた
    顧問税理士が亡くなり不正な金の流れが監査法人の手によって指摘された。



    企業小説というのかな?ちょっと難しくて理解しきれなかった。
    物語上、樋山が主人公になると思うのですが、樋山に仕える忠臣の
    掛川も裏主人公と言っていいかと思われます。豪胆でイケイケドンドンの
    樋山を後ろから支える臆病で慎重な掛川が、途中から野心を持ち
    裏工作を画策します。しかし、彼は人の上に立つ器でない。
    彼の意図した通りに物事は運ばない。。
    人というものは過ぎた欲は持たず、器や分をわきまえて行動しないと
    いけないと、この本を読んで思いました。。。

  • 今まで読んだ著者の作品の中で最も読み応えがあった。
    ビジネスの知識の観点でも、人間の物語の観点でも、非常に濃い内容だった。

  • 弁護士作家による経済小説。
    弁護士だけあって、法律マターの話が盛りだくさん。ただ、それゆえに一般受けはしにくいかな。

    設定自体はあり得ない話ではないので、個人的には参考になりました。

  • なぜ、この本に「利益相反」というタイトルが付けられたのだろうか?どちらかといえば、老年期を迎えたオーナー社長の死生観が主題だったのでは・・・とも思える内容だったが。
    利益相反については、該当のシチュエーション設定がどうにもおまけ程度の扱いとしか思えず、何だか腑に落ちない。

  • 大企業の創業社長とワンマン経営に引きづられる顧問弁護士、それに対峙する取り巻きの物語。誰もが形式的な法律の殻は破れないとの結論。

  • 展開がたるい。申し訳ない。最後までつきあえなかった。

  • 自分は、会社法を勉強しているので、この本を読みながら、法律的な内容を考えながら読むことができました。
    企業には、様々な利害関係者が周りを取り巻いているわけですが、その中で、各々がどう行動することが、法律的に正しいのか。
    人間として考えることはあっても、あくまでも、プロフェッショナルとして決断を下す苦しさが伝わってきます。

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