- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022507341
感想・レビュー・書評
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単調で盛り上がりに欠ける。
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2010年当時は斬新だったかもしれないが、2018年現在では陳腐化している。
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デジタル社会、ネット社会、監視社会の暗部を感じさせる物語ではあるが、あまりに陳腐。些細なことを気に病みすぎるヒーロー気取りの主人公もお粗末なら、強大であるはずのくせに子供の嫌がらせ以下の行動しかとらない敵もお粗末。ヒーローには病気の娘がいて・・という設定もあまりにもありがちでのめり込めなかった。読み進めば読み進むほどつまらなくなっていった。ほんとがっかり。
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ネットユーザーはそんなに馬鹿じゃない。
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がさ入れを間近にしていた国会議員が自殺した。ニュースなどでは検察の横暴かと取りざたされているが、ネット上ではその議員にまつわる情報が拡散されていた。本人しか知りえないようなものまで。地検の湯浅と安見は中止を命じられてたその自殺案件を独自に捜査を進めていくが、自分たちにもその悪意が迫っていた。__後半まで一気に読ませるだけの展開はあったが、最後は少し消化不良に終わった。ネット上に潜む悪意はうまく表現されていると思う。
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説明くささが妙に漂う。
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監視社会の恐怖を描いた作品、仕組みについてを表立って出さず
主人公を検察官にした所から捜査も可能でという進め方は
ただ最後の落ちが結局なんだったの?という蟠りを残していて
不満の溜まった内容であった。 -
各種書評で、非常に高い評価を得ていたので、とても期待しながら読んだのだが、「あれ??」という感じ。
なんとも中途半端な終わり方という印象です。