あなたの若さを殺す敵

  • 朝日新聞出版 (2010年4月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784022507358

みんなの感想まとめ

真の若さとは、濃厚で危険な自由の中にこそ存在するというテーマが貫かれています。著者は、母親の過剰な愛や勤め人としての依存、目的のない生活、便利さに慣れた消費生活など、若さを殺す様々な「敵」を鋭く描写し...

感想・レビュー・書評

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  • タイトルからくるイメージと内容にはギャップを感じましたが、内容は、丸山健二さんらしいと思いましたw。「あなたの若さを殺す敵」、2010.4発行。若さを殺すものは、母親の過剰な愛、勤め人という立場への依存、目的を持たない生活、便利な生活、ギャンブル・・・。真の若さは、濃厚で危険な自由のなかにしか存在しない。要は、おのれの力で生きようとする者(生きる者)か他人の力にすがって生きる者(生きない者)かに尽きる。二者択一の論旨の展開は気持ちよいですがw、なかなか、こうはいかないですね!

  • 同じ作者の本を読んだ後だったので、ちょっと飽き気味。
    しかし、これでもかと様々な敵を書いてあるのは面白い。

  • いつもながらに、厳しい丸山さんの言葉。
    野生動物の依存しない自立の生。老後などない生。もし少しでも体調が悪くなれば、鳥は飛べず、他の動物に襲われる。

    人間は依存して生を無為に継続させる。身体と同時に精神の若さがなければ、輝く生などない等しい!!
    その「若さ」を殺す敵は、母親の甘やかし、勤め人という所属意識、便利な消費生活なのだと、強い言葉でアジってくれます。

    そうなんですよ。ホントに・・。
    要は真に生きるか生きないか・・なのです。

    「生きざま」(ワタシは嫌いな言葉なのですが、丸山氏については、これが当てはまる。この人は倒れたら自殺すると明言しています。やはり子どもがいないんだ・・・

    いつも、面白くて丸山氏の文章を読むのですが、単なる読み物にしてしまう怠惰な私。

  • やっぱり【塵】でした。

  • ヒラノトシユキ氏の遠望系装画。手書き風に加工された書体デザインが今のはやりでしょうか。内容はフィクションでもなさそうですが、じっくり重く読みたくさせる装幀デザインかと。

  • 0/3◯

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著者プロフィール

1943年、長野県飯山市に生まれる。仙台電波高等学校卒業後、東京の商社に勤務。66年、「夏の流れ」で文學界新人賞を受賞。翌年、第56回芥川賞を史上最年少(当時)で受賞し、作家活動に入る。68年に郷里の長野県に移住後、文壇とは一線を画した独自の創作活動を続ける。主な作品に『雨のドラゴン』『ときめきに死す』『月に泣く』『水の家族』『千日の瑠璃』『争いの樹の下で』ほか多数。また、趣味として始めた作庭は次第にその範疇を越えて創作に欠かせないものとなり、庭づくりを題材にした写真と文章をまとめた本も多い。また、2020年に「いぬわし書房」を設立し、長編小説『ブラック・ハイビスカス』(全4巻) を、23年、『風死す』(全4巻) を刊行。出版活動のほか〈丸山健二塾&オンラインサロン〉や〈丸山健二文学賞〉なども運営している。

「2024年 『言の葉便り 花便り 北アルプス山麓から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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