- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022507358
感想・レビュー・書評
-
タイトルからくるイメージと内容にはギャップを感じましたが、内容は、丸山健二さんらしいと思いましたw。「あなたの若さを殺す敵」、2010.4発行。若さを殺すものは、母親の過剰な愛、勤め人という立場への依存、目的を持たない生活、便利な生活、ギャンブル・・・。真の若さは、濃厚で危険な自由のなかにしか存在しない。要は、おのれの力で生きようとする者(生きる者)か他人の力にすがって生きる者(生きない者)かに尽きる。二者択一の論旨の展開は気持ちよいですがw、なかなか、こうはいかないですね!
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同じ作者の本を読んだ後だったので、ちょっと飽き気味。
しかし、これでもかと様々な敵を書いてあるのは面白い。 -
いつもながらに、厳しい丸山さんの言葉。
野生動物の依存しない自立の生。老後などない生。もし少しでも体調が悪くなれば、鳥は飛べず、他の動物に襲われる。
人間は依存して生を無為に継続させる。身体と同時に精神の若さがなければ、輝く生などない等しい!!
その「若さ」を殺す敵は、母親の甘やかし、勤め人という所属意識、便利な消費生活なのだと、強い言葉でアジってくれます。
そうなんですよ。ホントに・・。
要は真に生きるか生きないか・・なのです。
「生きざま」(ワタシは嫌いな言葉なのですが、丸山氏については、これが当てはまる。この人は倒れたら自殺すると明言しています。やはり子どもがいないんだ・・・
いつも、面白くて丸山氏の文章を読むのですが、単なる読み物にしてしまう怠惰な私。 -
やっぱり【塵】でした。
-
ヒラノトシユキ氏の遠望系装画。手書き風に加工された書体デザインが今のはやりでしょうか。内容はフィクションでもなさそうですが、じっくり重く読みたくさせる装幀デザインかと。
-
0/3◯