女子のための日本史入門 幕末史!

著者 :
  • 朝日新聞出版
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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022507495

作品紹介・あらすじ

笑えて、学べる歴史本、誕生!坂本龍馬、土方歳三、西郷隆盛、薩長同盟、大政奉還…etc.幕末の知識がマンガで楽しく身につく。

感想・レビュー・書評

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  • トリビアが楽しい

    モテ自慢&俳句の土方
    勝海舟の弟子になって「ひそかにエヘン」龍馬
    征夷大将軍になれると思っていた島津久光

    岩倉具視の日記「無念、歯ぎしりやまず」
    岩倉、日本初のガン告知

    高杉晋作のあだ名「あずき餅の青びょうたん」
    ※疱瘡にかかった
    高杉、背が低いのがコンプレックス。160弱。座った写真多い
    遺書、墓前で芸者に三味線弾かせてほしい
    周囲の忠告を無視して深酒

    目次
    坂本龍馬―日本を変えた!幕末のベンチャー起業家
    土方歳三―怖いがモテる!新選組の鬼副長
    勝海舟―龍馬もほれた!幕末の人たらし
    西郷隆盛―信念は曲げず!薩摩の熱血ヒーロー
    大久保利通―仕事が一番!冷静沈着なリアリスト
    岩倉具視―怒りがパワー!激情お公家さま
    木戸孝允―命は大切!無駄なケンカはしない慎重派
    高杉晋作―倒幕がすべて!過激に生きた奇兵隊リーダー

  • 人物の生涯をさくっと漫画で

    坂本龍馬
    土方歳三
    勝海舟
    西郷隆盛
    大久保利通
    岩倉具視
    木戸孝允
    高杉晋作

  • 幕末の志士8人+補足8人にフォーカスし、漫画と現代口調でわかりやすくストーリー化。

    迫力というところでは、黒金ヒロシにかなわないけれど、わかりやすいのはまめこさんのほうかなぁ。

    この漫画家(まめこ)、異色の経歴の持ち主で、大学では国際関係学部でインドネシア語を専攻し、インドネシアに2年間留学。
    帰国後に漫画家としての人生を歩みはじめるのだけど、グローバルな彼女がなぜ漫画?というのが興味深い。

    海外生活をしたからこそ、日本史に興味をもつのは、なんとなくわかるんだけども。

    しかし、逸話もおおく、面白く読めました!
    個人的には勝海舟いいね。
    土方歳三はめんどくさそうやね。

    ■坂本龍馬
    肩書きを好まず、ニュートラル。素直で、人の懐に入るのが上手。
    日本初の海運貿易商社=亀山社中(海援隊)を設立、大政奉還の原案となる船中八策も考案。勝海舟に弟子入り。

    ■土方歳三
    自他共に認める好男子。正直、土方の詩とか気持ち悪い。かなりのナルシスト。新選組副長として組織統率力に長ける一方で、冷酷非情な面も多く、組内の暗殺・追放を率先。

    ■勝海舟
    もともと武家のボンボン。9歳のときに犬に急所を噛まれて70日間生死をさまよう。以後、犬嫌いに。
    慶喜とは犬猿の仲だったが、幕府の人材不足のなか、明治新政府への政権移譲に貢献。軍艦奉行として海軍設立にも貢献。
    旧幕臣の保護や慶喜の謹慎解除にも助力し、旧幕臣を引き連れて静岡のお茶畑の開墾に勤しむ。
    彼もまたニュートラルで思ったことをはっきり言うタイプで、数々の人間を虜にさせたが、福沢諭吉からは執拗にけなされていた。金を貸さなかったからだとか…

    ■西郷隆盛
    貧しい武士の家に生まれたが、18歳で薩摩藩に出仕、28歳のとき藩主島津斉彬に認められ側近として出世。
    斉彬が急死した際は、自らも入水自殺をはかったという。
    斉彬の異母弟で次の藩主の久光とはそりが合わず、しばし奄美大島で潜伏生活をし、島妻も娶る。
    倒幕を企て戊辰戦争を率いるが、武力による倒幕はここで幕を閉じ、西郷の余生もここから先は下り坂。
    大久保利通はじめとする岩倉具視の使節団が不在時に、一時は国政をリードするが、征韓論に敗れ、最後は西南戦争で自害。
    西郷さんの犬は、薩摩犬で、ツンという(耳がツンツン尖っていたから)。

    ■大久保利通
    西郷と同郷の薩摩藩で、下級武士の家に生まれる。斉彬に認められるも、その死後は、久光のもとで懸命に取り入り、幕政を動かす。
    明治新政府に参画し、仕事一徹のリアリスト。遣欧団でプロイセンのビスマルクに大きな影響を受け、富国強兵を推進。
    帰国後、西郷と離反、西南戦争で自らの故郷を攻める。最後は新政府に反対する士族に暗殺。場所は、東京・紀尾井坂。

    ■岩倉具視
    京都・山城の下級公家の家に生まれる。公家のなかでは改革派で知られ、行動力もある。
    孝明天皇につかえ、公武合体を推進したため、尊攘派から弾劾を受け、岩倉村で潜伏生活。
    西郷や大久保らと関係を強化し、討幕運動をリード。
    明治新政府でも、第一人者として華族制度を創設したり、遣欧使節団を率いたりと貢献。
    最後は喉頭癌で死去。

    ■木戸孝允
    桂小五郎として、長州藩の藩医に生まれたボンボン。小さい頃から病弱だったので、桂家に養子に出される。
    吉田松陰に師事を受け、21回猛士たる松陰の激行を間近で見つつ、その反動か慎重で神経質な性格に。
    討幕の一味として命を狙われることを恐れ、長州に戻ってからは木戸孝允に改名。
    龍馬の仲介のもと薩長同盟にこぎ着け、明治新政府では岩倉具視に見出され、廃藩置県などの改革を次々に実行。
    晩年は、神経性の持病に悩まされ、病床に入ることが多く、45歳で病没。

    ■高杉晋作
    長州藩の裕福な家庭に育ち、大切に育てられる。身長が低く、疱瘡による外見的なコンプレックスもあり、プライドの高いワガママな性格になる。松陰のもと、勉学に励み、24歳のとき、上海に行って、列強に支配された清の実情を目の当たりにする。
    攘夷派として奇兵隊をつくり、討幕に大きく傾く。幕府による長州討伐の際には海軍総督として長州を勝利に導くが、戦いのさなか、肺結核を患いわずか29歳で死去。

  • 「女子のための」ってタイトルに引っかかりつつも・・・

    これが大爆笑するぐらいにおもしろい!!!!

    解釈が今風すぎるぐらい今風なのと、まめこさんのマンガ表現がすごくマッチしているのがいい。

    一番のおすすめは岩倉具視の章。

    確かにこの人、公武合体策をすすめたことで不信を買って朝廷を追い出されたり、蟄居生活を強いられた上、転々とさせられたりと不遇な時期がありました。

    そんな頃をまめこさんのマンガで表現すると・・・

    ・蟄居している家の中にpunpun191マークと黒い靄が渦巻いていて、真ん中に怒り顔の岩倉。家の外には「あの家なにか黒いもやが・・」とつぶやくまめこさん一家。

    また、外遊後の征韓論争のところにはマリオネットになっている西郷が

    「オカエリナサーイ。キミタチノ席ハモウナイヨ」と言っているところなんて思わず

    「征韓論争ってそういうことやったん???」と思わず目を丸くしていしまいました。

    正直、この解釈はかなり新鮮!と思いましたわ。

    ****************
    幕末はそれぞれの人物伝を読むほうが理解が早いのではないかと思います。

    そういう意味でもこの本は、入門書にぴったりかも。

    ただ、解釈がすっごい今風すぎるので、最初に他の入門書で軽く理解しておいてから読むほうが「こんな解釈のしかたがあったのか!」と思えてますます楽しくなると思います。征韓論なんて超!新鮮でしたしね(笑)

    一方、ガッツリ幕末を知っている方からは、不謹慎といわれそうな表現もあるので、オチャラケが嫌いな方にはオススメはできないかもしれませんが・・・。

  • 女子のためのということだったので、勝手に幕末の女性にスポットを当てているのかと思ったけど、違いました。でも、めちゃめちゃおもしろかった。ひとりひとりのキャラをわかりやすく表現していて、他の人との関わりもわかりやすく、この時代の人が何を考え、どうつながりあっていたのかということもわかったので、さらっと読めるけど奥深い。何度も読んですべて覚えてしまいたい本です。

  • マンガです。
    見ての通り、かるーい感じ(?)のタッチなので、自分の中の土方像となんかちがう・・・(`Δ´)
    と、ならずに済みました。
    右上のバラガキが土方さんですね

    幕末の偉人たちを主人公にひとり20ページほどのマンガで生涯を描いています。
    登場するのはこの方々↓↓

    ●坂本龍馬
    ●土方歳三
    ●勝海舟
    ●西郷隆盛
    ●大久保利通
    ●岩倉具視
    ●木戸孝允
    ●高杉晋作


    歴史好きな人には「そんなの常識」な内容かもですが。
    絵がかわいくて、どんな場面もクスッと笑える書かれ方になってます。

    土方さんの回では浪士組結成の過程を

    「TO松平容保サマ 荒れてる京都、警備したいんだけどいいすか?」
    「いいよ! 容保」

    みたいな・・・

    土方さんに関しては全部知ってることでしたが、
    あまり詳しく知らなかった方に関しては、さらっと内容が入ってくるので良かったです。
    “女子のための”ですからね。

    幕末に興味を持ち始めた方の一冊目に。

  • 簡単に読めて良かったけど、記憶はおぼろげ。基本中の基本を曖昧に学習できた程度。

  • 漫画で幕末の人物8人を取り上げた本です。

    出てくるのは坂本龍馬、土方歳三、勝海舟、西郷隆盛、大久保利通、岩倉具視、木戸孝允、高杉晋作です。
    キャラクターのかき分けがしっかしていて、見た目はとてもわかりやすくなっていました。

    しかし、どの辺りが「女子のための」なのかはいまいちピントが合っていないような気がしました。
    絵がかわいければいいのか。
    いやいや、それだけでは女子のためとは言えないでしょう。
    むしろ、「はじめに」書いてあったような、
    “もう一度学びたいと思っている人たちの入り口になるような”本であると思いますし、女子だけでなく男子にも見てもらっていいような絵柄でもあると思います。

  • 笑えます。

  • 難しい本の合間の息抜きに・・・。

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