本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784022507617
みんなの感想まとめ
多様な専門領域の著名人との対談を通じて、時間や動的平衡といったテーマに迫る内容が展開されます。哲学者や美術家、小説家、さらには小泉今日子との対話もあり、それぞれの視点が新たな発見をもたらします。対談の...
感想・レビュー・書評
-
ふむ
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
対談は相手によって違う切り口が現れて面白い。
対談相手が哲学者、美術家、小説家、小泉今日子等、バラエティに富んでいる。
桐野さんの「東京島」。なんちゃって大阪島の話が面白かった。 -
自分の知性の少なさに唖然とするけど、面白い取り組み。全く異なる専門領域の人たちの対談。スノキ著者の本の紹介が多いのは気になるけど、知的好奇心がくすぐられる。
-
以前読んだときには、桐野夏生との対談が印象的だった。いま、読み返すと、梅原猛との対談が印象的。
レビューでは、柄谷行人との対談が人気のようだが、私には少々てごわかった。
以下、記憶に残った記述を簡潔に記す。
・男は欠落の性、女は関係の性。欠落を埋めるために、余剰という方策を生み出した男性は足るを知るということがどうも苦手である
・アイヌ語の「うつる」とは空間の意であり、草木国土悉皆成仏のように、山も川もすべて人同様に生きて動いているものであり、移ろうものという、無常観がある。これは、縄文人の時代だけでなく、農耕社会でも引き継がれ、太陽の神天照大神、水の神豊受大神の神話にも反映されている -
福岡先生の対談集。2010年刊なので少し古くなっていますね、当時の福岡先生の関心が伺えます。対談の相手の選定がいいですね。柄谷行人とか。対談でこんな難解な話ができますか、さすが。
-
話が抽象的過ぎて理解しづらい。こういう本を読むと自身のお勉強の足りなさが露見するわ…。
-
当然ながら、お互いの持論を言い合うだけでは対談にならない(多くの討論番組のように)
お互いの世界が出会ったときに、どんな融合が生まれるか、そしてそれを彼らがどんなふうに楽しんでいるか。対談の醍醐味って、こういうことかなぁと思います。
そういう意味で、森村泰昌さんとの章が心に響きました。 -
動的平衡2の予習(?)に。著者のいいそうなことはだいたい想像がつくのですが、多様な人達との対談をどのようにこなすのか、非常に興味がありました。あまり期待していなかった小泉今日子との対談を含めて、どれも時間・流転・動的平衡といった著者の土俵に引っ張っていく感があり、ファンならば愉快ではあります。が、巻末の著書リストも含め、対談も、どこかに少し宣伝めいた感じが。それを差し引いても、柄谷行人との時間軸や因果律についての部分など、面白いですけどね。
-
科学の限界について
福岡伸一氏と柄谷行人の対談がタイトル通り、哲学者と分子生物学者の邂逅という異なるフェーズが出会う界面すなわちエッジエフェクトとなっていた。
時間の分節化と生命の問題について考察している。こうした問題意識は死の問題と生の問題につながる。
古典的には心停止、呼吸停止、瞳孔の拡散の3徴候が死の要件とされていた。現代では脳死が死とみなされている。生の問題に直結していて、いつ人は人になるのかという問いだ。例えばカトリックでは受精したときが生命の出発である。一方、論理的には脳死が人間としての死であるとするならば、人ができるのは脳の機能が始まるときになるはずだ。カトリックの生命観と脳死を考えるとここには明らかに非対称性がある。脳機能の獲得は受精後27週目である。脳死と脳始の概念を採用するならば結果として、倫理的にも論理的にも、受精卵を使用するES細胞の利用可能を許すということになる。どこで線を引くかという設定によって結論が大きく変わることになる。 -
6人の文化人との対談集。
福岡氏の本は何冊か読んでいるので、彼の持論が度々出てきて、あ、またあの話、と思うことは幾度もあったが、まあまあ面白かった。
時々、彼の本の中でオカルトっぽさを感じることがあったのだが、やはりその方面の方々から「同じ考えですね!」のようなことを言われることがあるらしい。その結果へ辿り着くプロセスが違うから、そういうスピリチュアルなものではないと言っていたが(小泉今日子さんとの対談)。
私が一番気に入ったのは、作家の鈴木光司さんとの対談かな。
ただ、昨今話題の環境問題について、ある人とは「環境問題は結局は経済問題で、人類の営みや二酸化炭素との因果関係は不明」という話をしていながら、ある人とは「エコって大事ですよね」みたいな話になっているのがちょっと…。対談なのだから、ある程度の迎合は仕方ないのかもしれないけど、同じ本の中でバラバラなことを言っていたのがちょっと気になった。
それから、桐野夏生さんが「女性は子どもを持つことで時間を可視化できる」といっていたのだが、このフレーズ最近何かで読んだぞ…。何だったかなぁ~~。思い出せない。気になる~。
*今自分のレビューを見なおしました。角田さんの「予定日はジミーペイジ」でした。そもそもは誰が言ったことなんだろう?? -
福岡伸一の対談集。計六人もの方と対談を行っているが、それだけに一人一人の対談は比較的浅いものとなっている。対談の醍醐味は、異なる分野を持った二人が、それぞれの知性や知見をぶつかり合わせた時に起きる”化学反応”に尽きると思うが、そういう意味で個人的に面白かったのは、桐野夏生、森村泰昌との対談であった。短い対談の中でも、お互いの分野が比較的うまい具合に絡み合っていて話も弾んだように思う。次点で鈴木光司。柄谷行人、梅原猛との対談は、仕方ない部分もあるが、著者が多少遠慮気味だったように感じた。小泉今日子とも、やはり彼女が多少専門性に乏しいせいか、前の二人とは違った意味で遠慮気味であったように感じた。なぜこういった形の本を出すことになったのだろうか。その経緯はよく分からないが、もしかしたら著者の文壇における人脈作り的な意味合いもあるのかもしれない。いずれにせよ、面白い箇所もあったが、全体としては中途半端な印象を受けた。
-
斎藤環 男は所有の性で、女性は関係の性
日本では8人女帝がいるが、ほとんど中継ぎの女帝
あらかじめ次に就く男性天皇はきまっていた。
孝謙天皇の除く -
2010.9.12読了。
対談形式。個人的には梅原氏との章が一番好き。 -
福岡伸一さんの専門である分子生物学に留まらず、科学に対する態度、哲学、日本文化のルーツ、環境問題など多岐に豊富な話題が様々な方々との対談を通して語られているのが読みどころでした。
-
10/08/06。
著者プロフィール
福岡伸一の作品
本棚登録 :
感想 :
