天海の秘宝 (上)

  • 朝日新聞出版 (2010年7月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (376ページ) / ISBN・EAN: 9784022507631

みんなの感想まとめ

多様なキャラクターと独特のストーリー展開が魅力の作品で、ページをめくる手が止まらなくなるほどの引き込み力があります。特に、法螺右衛門や病葉十三といった個性的なキャラクターが、物語を一層面白くしています...

感想・レビュー・書評

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  • はちゃめちゃ加減がグッド

  • 上巻と下巻ではかなり趣が異なる。
    からくりの得意なのほほんとしたからくりの師匠が事件に巻き込まれる。といった感じで始まる導入部。

  • ちょこちょこふざけてんのかなーと思うようなところがある。
    やはり擬音語が好きだ。ごじり。

  • ”天海”の言葉に魅かれて手に取った本。
    「陰陽師」や「空海」のように天海を中心に進むストーリーを思い描いて
    いましたが、全然違いました。(全く出てこねぇ・・・)

    ですが、法螺右衛門(名前だけでなく、していることもドラえもんとカブる気が・・・)と病葉十三(”わくらば”なんて読めないなと思ったら、IMEであっさり変換できました。
    もしかしてメジャーな名前?)というキャラクターがとても個性的なので、どんどんストーリーに引き込まれていきます。
    ”火盗改”も出てくるあたりも、時代小説ファンのくすぐりどころを心得ている感じです。
    (僕はファンではないですけれど)

    一点課題(?)があるとすれば、場面の時間関係が理解しづらいことです。
    前の話の続きなのか、過去なのか、それとも未来なのか、大分読み進めていかないと分かりません。
    それだけが、読書にブレーキーを書けますが、それはとても些末なことなので、あっという間に読了しました。

    下巻に期待です!
    (って、読んじゃいましたが)

  • 財宝さがしのまじめな時代物と思われたが、途中から微妙にずれていく
    からくり仕掛けを得意とする吉右衛門は病葉十三とともに強盗一味と対峙する
    強盗一味は目的の家に手先を送り込み、皆殺しにして金品を奪う手口だが、普段は市井に潜んでいる
    ある現場での生き残りが犯人は吉右衛門とそっくりだと証言。吉右衛門が二人いるのか?

  • 江戸時代~未来SF

  • 時は宝暦年間、江戸の街に「不知火」を名乗る凶盗一味が跋扈し、“宮本武蔵”と名乗る辻斬りも出没していた。本所深川に住む堀河吉右衛門は、奇妙なからくりを作り、子供たちに法螺右衛門と呼ばれて慕われていた。そんなある日、法螺右衛門は天才剣士・病葉十三から人の言葉をしゃべる奇妙な黒い犬が、武士を噛み殺したという話を聞かされる…

  • 出来事があちこちに散らばっているので上巻を読み終わっても話の本筋が見えてこない。
    面白いんだけれど話が分かり難くて…下巻を読めばすっきりとするだろうか。

    主人公吉右衛門と相棒のような病葉のコンビも良いけれど『本所の銕』こと後に鬼平と呼ばれる火付盗賊改方長官、長谷川平蔵が気風が良くて漢前で読んでいて気持ちが良い。

  • 貘さんらしい作品。

    歯切れのいい文章でスラスラよめます。

    今回の主人公もけっこう好きかも。

  • 天海僧正の残した秘宝を奪い取る者と守る者との戦いに巻き込まれていく吉右衛門と十三。陰陽師の安倍晴明と源博雅とのコンビを彷彿させる展開である。安倍晴明ほど浮き世離れした力はないがなかなかどうして、これからの展開が楽しみな伏線を忍ばせつつ吉右衛門の活躍が少しづつ出てきている。下巻が楽しみ。

  • 時代は江戸。妖しい輩がモゾモゾ出てきて好きな雰囲気の話でしたが・・・なんとも想像できない展開で・・・そうやって終わって欲しくなかったな・・・

  • 出だしの部分、散らばった話が集束していくまでにちょっと戸惑いを覚える。工夫しすぎか?

    さて、時間の輪の中で、初めにこれを作ったのは誰か?

    何もないところから、ぽこっと宇宙は生まれる。こんなシナリオ(宇宙論)がすでにある。
    であれば、今私がいる宇宙が初めてできた宇宙であるなんてことは決して言えない。
    数え切れないほどの宇宙ができていて、数え切れないほどの地球があったのだろうと想像することも、別に無理なことではない。
    であるのに、私という肉に乗った私の意識。どうしてこれはただひとつだけなんだろうか。

    全然紹介になっていないが、こんな風に考えてしまった。

  • 2010.12.08 (117) 読み始めたら止まらない。パターンなんだけど面白い。

  • 夢枕獏さんの伝奇モノ~♪

    エピソード多く、時系列もイマイチわからず

    ちょいちょい戸惑いました。

    でも、「不知火」の悪党ぷりや

    不思議な辻斬り宮本武蔵に

    言葉を話す妖しい黒い犬・・・・

    主人公に似た敵役の「大黒天」・・・

    江戸初期の僧侶天海由来の一族に収束していく謎

    うまく話がまとまればめっちゃおもろくなるかも

    と大きく期待させられるところで上巻終了^^;

  • 夢枕獏さんの本は、どんなに厚くてもサクサク読めます。
    サクサク読めすぎて、図書館で下巻の順番が回ってくる前に上巻を読み終わってしまったのが難点です(笑)。
    はっきり言って、上巻だけでは何が何だかさっぱりわかりません。
    誰が何を狙っているのかもわからないし、謎が謎を呼んでいる状態です。
    下巻でこれを収斂させていくのが、夢枕さんの腕の見せ所ですね。
    でも、まだ順番待ち。

  • 天海とは徳川幕府を支えた陰の実力者~堀河吉衛門は本所で手習い塾を開いているが,妙なカラクリを作ってもいる。両国橋で辻斬りが現れ,同門が斬られた病葉十三は見分に出掛けるが,二人は押し込みの不知火一味が子どもを攫って立て籠もる事件の解決の際に知り合ったが,辻斬り剣客は新免武蔵と名乗っている。雨宮家が建立した大黒堂に秘密があると知っている吉衛門はこの事件から手を引こうとするが,十三は謎解きに本腰を入れ,元火盗改の息子である鐵ものめり込んでいく~陰陽師シリーズと同じような切り込み方で,語りも同じ。舞台が現代だとおどろおどろしい怪奇ホラーになってしまうが,時代を遡るとほのぼのとしたファンタジーになるのは不思議

  • からくり屋敷の法螺こと堀川吉右衛門、ひょうひょうとした中に謎があり、剣の使い手病葉十三とともに、不知火の盗賊や正体不明の大黒と相対することになる。

  • 序の巻 1 からくり屋敷 2 辻斬り 3 悟空 4 犬化け 5 風神雷神 6 宝探し 7 闇法師 8 来訪者 9 天の宮 10 永大橋の男

  • ふっ。盆休みは田舎四国徳島阿波池田へ帰省っていた。そして、少し足を伸ばして土佐の高知の桂浜まで行ってきた。龍馬さんお久しいこってした。しかしあついっすねぇ。そんなギラギラの太陽の下でづっと立ってて暑くないっすかねぇ・・・。ふむ。海からの風が結構心地よいのでそうでもないのだよ。へぇ、そうでっかぁ。いや本の感想なのであったな。すまぬ。この本、なんだか最初はあんまし面白くないかもと思ってしまったのだ。でも、だんだんとおもしろいなぁ、と思えるようになってきたんだってばぁ。その辺りはまあ下巻の感想でっ、と言うことで。しかしそれにしても、このような物語が「週刊朝日」に連載されていたとは全然知らなかった。あっ、そりゃそーだわな。「週刊朝日」は全くぜんぜんひとかけらも読まないものね。「週刊文春」や「サンデー毎日」なら少し読むンだけどね。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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