- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022507891
感想・レビュー・書評
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〈内容〉テレビ朝日の大人気ドラマ『相棒』のオリジナル小説。警視庁特命係の杉下右京が事件に挑む。舞台は、スコットランドと奄美大島。偶然訪れたスコッチ蒸留所で遭遇する密室殺人。目撃された「巨人」とは? 奄美沖で座礁した船で捕らえられた麻薬密輸犯が逃亡。しだいに浮かび上がる本当の狙い、そしてアクション。「静」と「動」の2編で、右京の推理が冴えわたる。ドラマでも映画でも見たことのない杉下右京がここに!
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「相棒」ノベライズ担当者による、初のオリジナルストーリー2篇。
スコットランドは、右京さんにお似合いの舞台。
右京さんらしい振る舞いを楽しんだが、現地の人々の書き分けがイマイチ。
奄美大島の話は、地元の警察との連携、角田課長とのやり取りなど、いかにも「相棒」らしい世界で、とても楽しめた。
http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-9c49.html -
「相棒」のオリジナル小説…。
杉下右京が係わる2つの事件簿…。
1つめは海外…、2つめは国内…。
作者のおすすめは…1つめらしぃですが…、
ボクは…2つめの方がいいかなぁ…。
どちらも…杉下右京らしさは出てますが…。
「相棒」のノベライズを書かれている方ですし…、
キャラクターも出来上がってますから…、
違和感はまったくありませんが…、
その分…、あまり新鮮味もありませんでした…。
劇場版Ⅱには連動してません…。 -
上手くドラマの状況を使いながらうまくミステリーを展開してますね。
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自分は相棒シリーズたいして見ていないのですが、相棒が亀山さんだったときに杉下氏が警察学校の教官になったというのは本編にもあった話なのでしょうか?
いやまあ別にいいのですが。
普通に面白い話でした。
キャラ造形くらい知っていれば問題ない感じで。
いや、それも別にいらないかも。 -
「相棒」の右京さん単独話。中編二話。スコットランド編は雰囲気は好きだけど、トリックはちょっとどうなのコレ?奄美大島編はドラマでもいけそうな感じ。ドラマの雰囲気を壊してなくてよかった。
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図書館で予約してかれこれ半年……「相棒」人気おそるべし。
著者がTV版のノベライズを担当してらっしゃるおかげで右京さんに違和感がなかったのが一番でした。(そのノベライズも、よくある脚本に手をいれただけっていう味もそっけもないものと違って、「読める」本になっているのが「相棒」ファンとしては嬉しいところ)
シーズン1と2の間のスコットランドの事件と、シーズン7の新相棒を迎える前の奄美大島の事件の2本立て。
「本格ミステリ」を本業としている著者らしい事件だったように思います。そういう舞台にも難なくはめ込める「杉下右京」おそるべしってとこでしょうか。
個人的にはスコットランドの事件の方が好み。
たまたま直前に読んだ本に「アイラ・モルト」や「ウイスキー・キャット」のエピソードがあって、あらあらと思ったのもあり。本を読むっていうのはおもしろいねえと思ったことも書いておこう。 -
読了!右京さん@Scottland でも 右京さん@奄美大島 でも、やっぱり水谷豊さんが 左の人差し指立ててる。眼鏡の奥の目がにやりと笑ってる。
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もうちょっと文章が上手いといいんだけど。右京さんの個性はよくでていました。
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面白かった。
個人的に「霧と樽」の方が好み。
しかしどちらにしろ映像化するには金がかかるだろうな、と思った。
小説だからこそ使えたトリックであり、また舞台だったかな、と思う。
ドラマと変わらず、右京さんはかっこよかったです。