海に沈んだ町

  • 朝日新聞出版
3.47
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本棚登録 : 415
レビュー : 110
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022508324

作品紹介・あらすじ

数千人の人々を乗せて海を漂う"団地船"、永遠に朝が訪れない町、"生態保存"された最後のニュータウン…喪失、絶望、再生-もう一人の"私"が紡いでゆく、滑稽で哀しくて、少しだけ切ない九つの物語。『失われた町』『刻まれない明日』に連なる"町"を、気鋭の写真家との奇跡的なコラボレーションで描く連作短篇集。

感想・レビュー・書評

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  • 町にまつわる短編集
    ファンタジーのような、どこにでもあるような、なんだか不思議な透明な話。
    挟まれている写真も、話に深い味わいを与えている。

  • 3.11にこの様なタイトルの本を読んだのも、何かの縁なんだろうな。

  • 独特の世界が広がる短編集。
    日常を不思議な空想の世界に変化させているのが面白い。
    これはSFに分類されるのだろうか?

  • 2016 3/5

  • 2015/2/5。2015年4冊目。
    ありそうでなさそうな、不思議な空気の漂う短編集。

    「遊園地の幽霊」
    「海に沈んだ町」
    「団地船」
    「四時八分」
    「彼の影」
    「ペア」
    「橋」
    「巣箱」
    「ニュータウン」

    ペアがちょっとわかりにくかった。
    遊園地の幽霊や彼の影のようなほのかな恋心?的なのはけっこう好き。
    巣箱や橋はシュール。ニュータウンも。
    海に沈んだ町や団地船、四時八分はひたひたと切なさが足元に打ち寄せるような感じ。
    全体としてこの雰囲気が好きなんだな。

  • 三崎ワールド炸裂~
    団地船、ニュータウン保護、仮想と現実

  • 『失われた町』『刻まれない明日』に連なった、短篇集。
    ちょいちょい挟まれる写真が、良いアクセントになってて好き。
    パラレルワールド的な、不思議な世界なのに、どこかリアルな世界観が面白かった。
    短篇集なのも、この世界観を感じるのに、ちょうど良いのかも。
    細かなところでそれぞれが繋がってそうなのも好き。
    「橋」で登場した町が「ニュータウン」だったり。
    その「ニュータウン」と時間軸が並行してる「巣箱」の話だったり。
    「団地船」「彼の影」そして書き下ろしだという「ニュータウン」が好きだった。
    前2冊を読んでなくても、おそらく大丈夫だと思います。

    ・「団地船」今では廃れてしまったが、昔は人々の憧れの生活の象徴だった団地の形をした船の話。
    ・「彼の影」夏至の日から始まった影の異変の話。
    ・「ニュータウン」保護という名目で隔離されてしまった町の話。

  • 数千人の人々を乗せて海を漂う団地船”、永遠に朝が訪れない町、“生態保存”された最後のニュータウン……喪失、絶望、再生―もう一人の“私”が紡いでゆく、滑稽で哀しくて、少しだけ切ない九つの物語。『失われた町』『刻まれない明日』に連なる“町”を、気鋭の写真家との奇跡的なコラボレーションで描く連作短篇集。

  • や~っぱり訳わからん!!
    三崎亜紀の作品は意味不明だわ~
    それでも『失われた町』『刻まれない明日』とかは読めたんだけどね~

    この作品も影の話とか夢の遊園地とかの話は良かったよ~
    でもね~巣箱の話とかねペアの話とか訳わかんな過ぎ
    ちょっと僕には行き過ぎた話だったわ
    途中途中で写真が入っててページ稼いでくれたから全部読めたけどもうちょっと分厚かったら諦めてたわ

  • 私たちが生きている世界と少しだけ異なる世界での物語たち。9つの短編。「遊園地の幽霊」「団地船」「彼の影」が好き。

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