蛇と月と蛙

  • 朝日新聞出版
3.03
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本棚登録 : 114
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022508379

作品紹介・あらすじ

これは現代のアニミズムの物語!影を見る。蟲と話す。獣と契る。蛇を抱く。人と動物と月は今もかかわりあっているのです。6つのふしぎ小説集。

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。
    少し特殊な能力を持った人もしくはその周りにいる人の
    人との関わり方、考え方を描く。

    この著者自身のエッセイのような話もあった。
    海外に行って日本の性文化について説明したりして、普段著者がどのようなことを考えているのか垣間見えた気がした。

  • 久々に「田口ランディ」を読みました。
    彼女らしい作品、かな。
    不可思議なこと、生命のこと、ホラーなこと、そしてエロティックなこと。
    全部少しづつ盛り込まれてて、良い具合にミックスされてる。
    「むしがいる」と「月夜の晩に」が好きでした。

  • 田口ランディの作品がルーマニアで翻訳されているとは驚いた。
    民主化前のルーマニアはめちゃくちゃだった。石鹸もぜいたく品だった。物凄い節約政策を断行したから国民生活は苦しんだ。国民を本当に飢えさせて1989年に借金を返済した。

    これからだって何が起こるかわからない。人間1人の力じゃどうにもならないことがある。
    学生時代、ヨーロッパの古代史などに全く興味も関心もなく自分とはなんの接点もない無用な知識であると感じていたが、年をとり、日本や世界を歩き回り、断片的な知識を得ていくと、一切関係のないようにみえた2つのものの背後にも、歴史的な繋がりがあることがわかってくる。より大きな視点を持たなければ、物事のおそるべき必然は見えない。そして歴史の点に過ぎない人間に理解できることなど、ほとんどないのだと感じるようになった。無駄なものは何1つないが、どう関わっているのかを完璧に知ることはできないのだ。

  • H25/1/4

  • 中盤までエッセイだと思って読んでた。

  • 2012/01/02
    自宅

  • なんか、不思議な感じの作品もあり、現実的な作品もあり、の短編。うーん、理解に苦しむのもあれば、親の話しになると身に詰まる感じもしたり。そんな凸凹な感じが良いと言えば、良いのでしょうが・・・。うーん。

  • ランディさんは好きな作家なのですが、
    この作品集のぬめっとした感じが、今の私には会わなかったようです。

  • ランディさんの小説は読むときゅ~~と胸が苦しくなる。けど、そこがいい。切なくて、悲しくて....。

  • 6つの短編集。不思議な世界感が溢れていました。好きだったのは「4ヶ月、3週と2日」。日本人のセックス観、ホント無法地帯。小学生の漫画にエロイシーンがガンガン載ってるらしい(見たこと無いが)。こんな社会に明るい未来なんてあるんかい?とどの作品を読んでもなんか、先行きの不安を感じてしまいました。けど、読後感は悪くなく、読みやすかったし、不思議な感覚にすっと入っていけました。「河童と遭う」・・・私も遭いたい。

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著者プロフィール

1959年生まれ。2000年、長篇小説『コンセント』で衝撃的デビュー。以来、人間の心や宗教、原爆等をテーマに独自のスタンスで執筆を続けている。著書に『マアジナル』『サンカーラ』『指鬘物語』等多数。

「2017年 『逆さに吊るされた男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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