縦横無尽の文章レッスン

著者 : 村田喜代子
  • 朝日新聞出版 (2011年3月4日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022508423

作品紹介

小学校2、3年の名作文、魂ふるえる童話『ねずみ女房』、世界の学者たちがインターネットで闘わす、愉快で過激な文明論等…、縦横無尽にテキストを駆使する!文章はどのように書くか。大学で開く実践的な文章講座。学生たちの名文、迷文、実作例付き。

縦横無尽の文章レッスンの感想・レビュー・書評

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  • テキストは私があまり読まないようなジャンルが多く、興味深かった。
    面白そうな本を何冊か見つけたのは嬉しいオマケ。 
    関門大橋のそばの大学に行く、道すがらの風景を切り取ったエッセイが
    講座の合間に挿入されている。

    "まぢかで見る船体はペンキが剥げて錆びているのに、それでも船は腰を海水に深く浸して、エレガントな女性のように白波のスカートの裾をレースみたいに引きずって行く"

    講師の文章はさすがに美しい。
    そういえば英語では、船の代名詞は"she"だったなと思い当たる。
    このような言葉の感性は、万国共通なのかも。

  • 村田喜代子さんの名に惹かれて購入。小説トリッパーで連載してたのか。和子の部屋といい良い連載ばっかりだなトリッパーは。

    小説だけじゃなく新書やエッセイや詩や論文などさまざまなジャンルから優れた文章を選び出して噛み砕いて説明してくれていた。

    引用なのに「ネズミ女房」に泣きそうになった。

  • 学生に向けての10回の文章講座がまとめられている。テキスト文章を一緒に読み、感じていくのがとても面白い。良い文章への理解が深まるのでいい気分になってくる。いろいろなジャンルに及ぶので新鮮。優れた文章とは?筋の通った文章とは?深く書くとはどういうことか?講座の生徒になったようで本当に楽しかった。すばらしい1冊。村田喜代子さんの小説をぜひ読んでみようと思った。

  • 小学生の作文、童話、インターネット上で繰り広げられる学者達のこの2000年で人類が発明した最もすばらしいものなど、多彩な実例をもとに、大学生に文章を書かせた授業をもとにかかれた。文章を指導するのにも役立つ。

  • PL 2014.10.4-

  • もっともっと良い文章を読みたくなりました。

  • 下関にある大学で行われた文章講座の講義をまとめた一冊。
    子供の作文から古典的名著まで、お手本となる文章を元に”良い文章とはなにか”を考察していく形式。

    普段読まないタイプの文章が紹介されていて面白かった。
    翻訳物について、訳者による差異の考察が興味深い。私があまり翻訳物を好まない理由もこの辺りにあると再確認。

    この一冊で文章がうまくかけるようにはならないだろうけれど、着眼点とか書くことへの姿勢が鋭く真摯で感銘を受けた。

    最終章のまとめがとてもいい。

    また各章に出てくる門司と下関を行き来する風景、食事の様子などが情緒溢れてたびに出たくなる。

  • 本書は、著者が下関にある大学での文章講座をエッセイ付きで記したもの。テキストは小学生の作文あり、翻訳童話ありとバラエティに富んでいる。これらの中で瞠目すべきは、やはり大関松三郎の詩。この人のことを、これまでは農民詩人だと思っていたが、詩集『山芋』に収録されているのは、なんと大関が12歳の頃につくられたものだった。恐るべき早熟、そして夭折(戦死)。

  • 文章おさらいその3
    これもつまらなくて挫折

  • 書くことは読むことから始まるということ。

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