生まれる。

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 37
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022508669

作品紹介・あらすじ

小さな雑誌社に勤める林田家の長女・愛美25歳。林田家は彼女を筆頭にデザイン会社で働く長男・太一、大学生の次男・浩二、高校生の末っ子・美子の4人きょうだい。頑張り屋の彼女の実家はパン屋さんを営んでいる。ごく普通の家庭である林田家に突然、悲劇が訪れる。父の死。家族は途方にくれる。そんな矢先、51歳の母・愛子の妊娠が発覚。高血圧の持病がある母の体のこともあって愛美は大反対。一方、太一のもとに突然、実の父親という男があらわれる。浩二は白血病の恐怖と戦い、美子は学校でいじめに遭う。さまざまな出来事に出会いながら、愛美は、命とは何か、幸せとは何かを考え、やがて…。人気放送作家が"人の命"をテーマに意欲的に取り組んだ感動の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 脚本を小説仕立てにしたような感じなので、小説としては文章が軽すぎるのですが、内容はよかったです。
    妊娠、出産にまつわるさまざまな問題が丁寧に書き込まれていました。
    私自身、流産経験があるので、子供が生まれることは当たり前じゃないと強く感じています。
    生まれることは簡単でもなく、当たり前でもない奇跡みたいなもの。そんな思いの詰まった一冊だと思います。

  • ドラマもみたいと思った☆

  • テレビドラマで放映していたことは知っていましたが、当時は視聴していなくて。たまたま医学関係の調べものを際に出くわして読んでみた一冊です。
    読む時間がなかったので、そのまま返すつもりで、図書館についてから「少し、読んでから返却しようかな・・・」と椅子に座って読んでいるうちに、気づいたら号泣・・・。俯いて、花粉症の人のフリをしながら、読みました。物語の他に、鈴木おさむさんが、奥さん、お友達、お母さんにあてた手紙が添えてありますが、これもとても、心にしみます。生きるということ、全身で受けとめた気持ちになりました。おすすめしたい一冊です。

  • これは、少し前に ドラマをしていたのを、
    読みはじめてから 気づきました。

    読みはじめたのが、
    6年前に 流産した子の命日の前日で、
    この本に 呼ばれたのかなあ。。。と思いました。


    出産は ほんとに 100人いたら 100様のドラマがあります。

    ひとりとして 同じはない。

    久々に 亡くした子のために 涙しました。

  • いやちょっと、良かった。。。
    小説として読むには文章に深みがなく、テレビドラマのあらすじを読んでいるようだが。
    ゆえに期待薄く読み始めたのだが。
    最初の妻への手紙もなんだこりゃ、と思ったし、中間の友への手紙も今いいところなのに流れを断ち切るなよーと思ったが。
    それら手紙も含めて、良かったし、感動したし、考えさせられた。
    作者を好きになった。

  • 命が生まれるって奇跡。
    ストレートに思いのこもった本。なんだろう、小説はおまけで、妻、友人、母への手紙が全てというか、そんな感じ。
    肺のない子を産んで一時間だけ親子に、の場面は泣きそうでした。
    いや、泣いたかも・・・。思ったより真面目な、深い本でした。

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著者プロフィール

4月25日生まれ、おうし座のO型。19歳で放送作家デビュー。バラエティーを中心に多くのヒット番組の構成を担当。映画・ドラマの脚本や舞台の作演出、小説の執筆などさまざまなジャンルで活躍中。マンガ原作は、「秘密のチャイハロ」が初となる。

「2018年 『秘密のチャイハロ(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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