脳内ニーチェ

著者 : 適菜収
  • 朝日新聞出版 (2011年12月7日発売)
3.55
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022509192

脳内ニーチェの感想・レビュー・書評

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  • 前作の様にさっぱりと楽しく読めた。
    前作の主人公の、高校時代の同級生が、震災体験後に
    またもや前作同様、ミッキーと会う事となり、
    勿論、ニーチェ先生からも御教鞭賜る。

    前作でも割と衝撃を受けたが、
    ざっくり切って、ニーチェがルサンチマンを嫌っているという事が
    今回も面白かった
    2ちゃんなんかの文化を見ていると、
    他者の自己主張や、自己顕示への恐怖や嫌悪を感じるし
    自分自身も劣等感から、他人のどぎつい主張に
    しり込みをしてしまう経験が少なくないのだが
    この一連のシリーズでは、当たり前の事に気付けたような清々しさを感じてしまう。
    美しい人は美しいし、強い人は強い、問題は自分の受け取り方、心の有り様である、と書けば
    自分の生活にも実践出来る様な気がする。(あれ?先生、違う?)
    著者は作中、生活における些細な努力こそが大事、と言っているのだから単純に「ポジティブ論」として見ても良いだろう、多分!
    絶対的な正義として信仰してはいけない、という所は注意すべきだろうけども。

    このシリーズを読むと、ドラマTRICKの劇中書籍「何故、ベストを尽くさないのか!」の内容は
    こんな感じなんじゃなかろうか、とも思います。

    それにしても、今回も怪しい結社だったw

  • もしかしたらニーチェの思想をわかりやすく書いているのかな?言っていることはわからんでもない(いや、わかんないんだけど)けれど、だからといって批判の対象に対しての礼儀がまるでなっていない。言葉遣いが汚いし、相手に対する尊重がどこにもない。すべて上から目線の言いぐさだ。
    もしかしたらそれこそがニーチェの思想なのかな?
    だとしたらやっぱりニーチェとは友達になれないな。
    あと、政治的な発言はこの本に必要?大震災の記述は必要?スペースシャトルの記述は必要?それがわからない俺は、きっとこの本を理解できていないんだろうな。
    でも、それでも俺はやっぱり民主主義がいいな。
    と思った。

  • 笑いながら学べる哲学小説という触れ込みだが、哲学に少なからず知識があった方がより楽しめそうな内容だ。そういう私は哲学知識ゼロなのだが、それでもなかなか楽しんで読めた。あんまり深入りはしたくないけど哲学という学問にはちょっと惹かれるんだよなぁ。

  • いたこニーチェに続き、著者の理解するニーチェの思想などを小説の形で展開するもの。タイトルがあれですが、中身は深い。

  • 『いたこニーチェ』の続編。主人公は変わりましたが、武昭もミッキーもニーチェ先生も出てきます。
    順序として、『いたこニーチェ』を先に読んでおいた方が理解度が増すかと。まぁ、それでも難しいことは難しいんですけどね(;´∀`)

  • 良い意味でニーチェ系カルト宗教と言われるんじゃないのw?というような内容で面白かった。始まりも終わりもない世界を超人として生きたい人の入門書。いたこニーチェからのストーリーも自然で読みやすい。ユーモアもあってよい感じ。ニーチェの言葉はヤバイw

  • キリスト教は邪教です!を読んでフォローした。なんで物語にしたの?作家としては拙さが目立ったという印象の本。もったいない。

  • 『超訳』に違和感を感じていたのがすっきり。

  • いたこニーチェを読んでいたので衝撃は少なかったが、なかなかこれだけ噛み砕いて誰でも理解出来るようにした本はお目に掛かる事がない。良書。

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