1日5分 副交感神経アップで健康になれる! 「首」にすべての原因があった

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022509420

作品紹介・あらすじ

なんとなく体の調子が悪い人、ぜひ一度、試してみてください。朝・晩の555体操、首を温めるホットタオル、精神のリラックス…たったこれだけで、2週間目から体調はどんどん良くなる。10万人以上の首を治療してきた医師の目からウロコの新提案。

感想・レビュー・書評

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  •  パソコン・スマホなどでうつむいたままの首→首のこり→副交感神経の働きを阻害→リラックスした生活ができない→様々な不調に。 松井孝嘉「副交感神経アップで健康になれる!」、首に全ての原因があった、2012.2発行。①首の前後・左右・回転・上下の柔軟体操 ②首をホットタオルで温める ③精神的にリラックスを心がける。

  • 首をケアせよ

  • 副交感神経を休める方法自体はあっさりしか書いてない

  • 先月から通い始めた東京脳神経センター理事長の著書。診察は別の医師だったが、診察で話されたことと、ほぼ同じことが書かれていた。
    新型うつ病は首コリが原因なので、抗うつ薬などで治すことは出来ず、首コリを治療しないと治らない。
    首コリにより首の筋肉が硬くなると首を通っている自律神経が正常に機能しなくなり、特に副交感神経が働かなくなることで、様々な不定愁訴を発症させ、さらにうつ状態(自律神経失調)を引き起こしてしまう。ポイントは交感神経の暴走ではなく、副交感神経の機能低下。
    医学会でも首を扱う科がなかったので、独自に治療法を確立(低周波と鍼治療)し、症状がひどい場合は入院が必要だが、三カ月すればほとんどの患者が完治する。通院は週三回が理想。
    副交感神経を高める生活とは、ゆったりとした落ち着いた時間を多く過ごすことにある。休日には仕事を忘れてリラックスした時間を過ごす。
    うつ病の治療では、交感神経の働きを抑える治療だけが行われているが、本来は副交感神経を高める必要がある。首コリを解消すれば、副交感神経が正常な状態に戻る。
    首の筋肉は「沈黙する筋肉」と言われ、非常に我慢強いので筋肉の疲労をなかなか脳に伝えません。また首の筋肉は伸び縮みしないので、他の筋肉のように回復させることが難しい。回復できないまま限界点を超えると、筋肉組織に変性が起こります。すると筋肉が伸び縮みできなくなり固まってしまい、首コリの症状を発症する。
    30項目のチェックシートで、11~17項目は要治療で自力で治すことは難しくなります。18項目以上であれば重症です。
    この病気は症状の変動が激しいので、調子のよい時は、友人と飲みに行ったりもできます。症状の変動は気圧にも関係します。従って他人に理解されず仮病扱いされることが多いのです。
    日本は特に交感神経優位な国だと思います。そのおかげで高度経済成長を成し遂げた面もあるが、欧州と比較すると労働時間が多く生産性がとても低いのです。
    2~3日でも休みがとれたら小旅行に出かけてみてください。その際に目的を持たず、計画も立てず、宿だけ予約して、のんびりと旅行を楽しみます。人間は目的や目標に縛られた瞬間から、それがストレスになります。
    まずは遊びでも何でも、ストレスのたまらないものを見つけて、それを続けるというのが、副交感神経にとって良いことです。好きなこと、興味のあることを追求していくのが、副交感神経の機能アップに役立ちます。
    毎日の仕事に追われていると、体も心も疲れやストレスがたまります。体は休みを取るしかありません。しかし心の疲れは身体を休めても取れないことが往々にしてあります。趣味に没頭して、心のストレスを忘れてください。仕事以外で寝食を忘れるような趣味が持てれば、ストレスは割と簡単に解消できます。

  • 東大卒医者。首のこりをなくす
    うつむきすぎないようにする
    回す、のばすら倒して
    縮んでしまった筋肉は血流流れにくくなってる。温めてほぐすら

  • 首こり。
    好きなこと、興味のあることを追求していくのが、副交感神経の機能アップに役立つ。

    同じことをするにしても、どうにかして他の人と違うやり方をして違う結果を出す様にと考える。
    毎日同じことの繰り返しや人と全く同じことをしていたのではなにひとつ自分としては進歩がないという意識。

    インプットしたのと同じくらい、もしくはそれ以上アウトプットしないと人間の脳は活性化していかず、交感神経ばなりが高くなって、副交感神経が全く機能していないのと同じ状況。

  • 1.毎日、少しずつでも進化工夫で、
    ルーティンワークの退化から脱却。
    2.ホットタオルでも、夏でも、何でも
    首コリを無くす❗️
    3.魚食べよう!

  • 首こりはなんとなく常に、たまに急に硬くなったり。冬場になると軽いめまいや頭痛が起こる。最近では視力が急激に悪くなったし・・・。そんな時、この本が目に入りました。首こりの重要性を語った部分も多いのでサラッと読み流せます。先ずは2週間、体操と温め療法(準備等も合わせて7分×朝、晩、できたら昼)、前かがみになる動きに注意します。そして3ヶ月を目標に、身体の変化の様子を見ようと思います。
    PC作業の15分に1回、30分に1回は、頭を後ろに30秒倒す。

  • 原因不明の体調不良は首のコリからくるもので、提唱する体操、ホットタオルを二週間すれば元気になれるという内容。

    くどいほど繰り返し首を大事にするべし!と書かれている。とても読みやすく、かつ体操も手軽にできるのでとてもためになった。

    私はまだ体操を開始して一週間たっていないので効果がどの程度出るかわからないが、体の悩みが少し改善されてきたようには思う。

    健康な人にも読んで欲しい一冊。

  • 首のコリが、血流、筋肉などの身体のバランスに非常に関与しており、現代人は、コンピュータやスマホなど、うつむき姿勢で首に負担をかける生活が大きな原因である。自立神経失調症や不定愁訴など病気のうち、首のコリが原因である場合が少なくない。555体操、ホットタオルを使って、日常的に首のコリをほぐすことが副交感神経を活性化させ、ストレスや鬱から解放される生活に繋がる。

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著者プロフィール

東京大学医学部医学科卒業後、同大学脳神経外科教室に入局。その後、アルバートアインシュタイン医科大学に渡り、脳腫瘍・脳血管障害を研究。ジョージタウン大学では、世界初の全身用CTの開発に携わり、日本への導入・普及に大きく尽力する。78年に「頚性神経筋症候群(肩こり病)を発見し、診断法と治療法を確立し、首こりに起因する不定愁訴の治療を初めて可能にした。06年に、恩師である東京大学名誉教授・佐野圭司氏を所長として迎え、東京・虎ノ門に「東京脳神経センター」を開設。著書・監修書多数

「2023年 『首こりを治せば体と心の不調の9割は消える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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