1日5分 副交感神経アップで健康になれる! 「首」にすべての原因があった

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022509420

感想・レビュー・書評

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  • 仕事が忙しくなってくると
    どうしても身体に無理をかけてしまいます。

    本当は、知的労働のはずが、
    いつのまにか肉体労働になります。

    それではいい仕事ができません。


    本日ご紹介する本は、

    なんとなく体の調子が悪い人を対象に
    健康になる実践トレーニングを紹介した1冊。


    ポイントは
    「自立神経と首の関係」


    自立神経とは、
    自分の意志に関係なく身体を動かす神経のこと。
    心臓などは意志に関係無く、勝手に動きますね。


    自立神経には2種類あります。
    ”交感神経”と”副交感神経”

    交換神経は、アクセルのように
    攻撃的な動作をします。

    副交感神経はブレーキのように
    身体を静の状態にします。

    この2つの自立神経のバランスが大事です。
    このバランスが崩れると体調に影響がでます。


    一方、”首”は
    約6Kgもの頭を常に支え続けている、
    最も身体の中で酷使されているところです。


    そして、首こりがひどくなると、
    副交感神経の働きが妨げられ、
    交感神経が働き続けることになります。


    日頃から、”首”を意識していたわることで
    体調を良くすることができます。

    特に我々のようにパソコンの前で仕事をする場合
    頭が前屈みになり、常に首に大きな負担がかかっています。


    本書では、パソコン作業の場合は
    15分か30分に1回は、頭を後ろに倒して
    リラックスさせることを推奨しています。

    もうひとつ、首を冷やさないことが重要です。
    お風呂に入る時も、首までしっかり浸かって
    首を十分あたためましょう。


    首まわりの調子が悪い人は意外と多いのではないでしょうか。
    参考になることがたくさん書いています。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    なんとなく調子が悪い=副交感神経の働きを高めてやればいい
    首こりがひどくなると、副交感神経の働きが妨げられ、交感神経が働き続ける
    パソコン作業=15分か30分に1回は、頭を後ろに倒しましょう
    職場でずっと同じ姿勢でいるのは、交感神経の働きがつよい
    せっかく毎日、一生懸命体操をしても、首を冷やしては何もならない
    十分な睡眠は、首の筋肉のこりをとるには、欠かせない大切な時間
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    序章 幸せな健康のために副交感神経を高めなさい!
    1章 首のこりを取れば体調が良くなる理由
    2章 1日5分これですっきり首こりが取れる!
    3章 たった2週間でみるみる効果が上がる!
    4章 “心のこり”も取ってさらに健康になる
    終章 副交感神経がアップする理想の生活習慣
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/5d47f1a972540aeb.png
     

  • 以前、首は絶対に冷やさないようにとの医師の指導を受けたことがあるが、この本の中でも何度も書かれている。
    首のすべての筋肉をゆるめる体操「555体操」と首を温める「ホットタオル」の実践を提唱する本。

  • 【入手前のコメント】20121104
    首が著しくストレートネックと分かっている私にとってはとても関心のある話題。
    アマゾンレビューによるとほとんどの内容は著者のブログに載っていて、著者の勧める体操をやるべしというのが趣旨らしい。
    図書館の予約もかなりの数だったので、入手は諦めてブログを探してみよう。

  • 首を暖めたりこりをほぐしたりすると様々な体の不都合が改善されると本書では言っている。まず、ホットタオルは実勢する価値はありそう。鬱を患う夫が常日頃から首が痛い目の奥が痛いと言っているのでこの本を読んだのだがもっと説得力が、もっと科学的な根拠が欲しかった。同じ内容の繰り返しで要約すればページ数が半分になるのでは。ちょっとがっかり。

  • 首が大事らしい

  • 繰り返し繰り返しの説明で、首と副交感神経は関係があることや首の大切さについてよくわかった。出来るだけ日頃から首を温めて555体操やホットタオルも日常に取り入れたいと思う。けれど、新型うつ病がこれだけですべて解決するとは思えないような気も…

  • 簡単に出来る体操などが書かれているのは参考になるが、もう少し首のコリと副交感神経の関係性やメカニズムの説明が欲しかった。

  • 「活動する」にはそれと同じくらい「休む」ということが大事なのだと思った。仕事をするときはしっかりする、休むときはしっかり休むという切り替えが出来ないとしんどくなる。鬱になる人は下を向いて首を炒めている人、携帯やパソコンをやりすぎてしんどくなっている人が多いらしい。

  • 首の後ろを暖めて、副交感神経の活動力を上げるといいって本。
    でも、真夏の暑いとき、首に冷却材をまいて熱中症予防を呼びかけたけど、これはいけないってこと?

  • 副交感神経の不調が現代人の不健康な理由であり、1日5分、首こりを取り、温めれば改善される!というスタンスの本。
    首の555体操 .http://tokyo-neurological-center.com/555neck-exercise を実践してみるのを促してくれる。本の中に図解がないのは若干、不親切に感じるのは、図解・写真解説の本を最近、読みすぎたせいかもしれませんが。

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著者プロフィール

東京大学医学部医学科卒業後、同大学脳神経外科教室に入局。その後、アルバートアインシュタイン医科大学に渡り、脳腫瘍・脳血管障害を研究。ジョージタウン大学では、世界初の全身用CTの開発に携わり、日本への導入・普及に大きく尽力する。78年に「頚性神経筋症候群(肩こり病)を発見し、診断法と治療法を確立し、首こりに起因する不定愁訴の治療を初めて可能にした。06年に、恩師である東京大学名誉教授・佐野圭司氏を所長として迎え、東京・虎ノ門に「東京脳神経センター」を開設。著書・監修書多数

「2023年 『首こりを治せば体と心の不調の9割は消える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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