- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022509697
作品紹介・あらすじ
震災直後、転勤の内示を受けた。赴任先は、がれきに埋もれた「宮城県南三陸町」。実際に被災地で暮らしながら、日常の変化や人々の心の揺れを記録する。朝日新聞の好評連載「南三陸日記」を単行本化。
感想・レビュー・書評
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3.8 災害が分断するもの。災害から始まるものの記録。人は人と繋がり生きていくことでしか救われない。
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3月11日、壊滅的な被害を受けた南三陸町。
そこで生きる人々の想いや言葉が写真と共に書かれています。
あの日から何を思いどのように人々が過ごしてきたのか、全てを知ることはできないし、想像してもしきれない。
だけど、亡くなられた方々を含めてこの本に書いてあるような人たちがいることを忘れないでいようと思う。
記憶を記録として残す、過去のことを未来のこととして学ぶ大切さを感じた。 -
2020年11月28日読了
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震災から4年となる3月5日に読んだ。1年前に訪れた南三陸町。あの町で震災直後から1年間駐在した朝日新聞記者の飾らない地元の人々を伝える。今テレビでは震災4年目の特集をしている。日本人として忘れてはならない。
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南三陸の皆さんの今の現実ありのままを映し描いている。凄惨たる現場、現実の中にも人の営みがあり笑顔がある。現実をそのまま肯定し活き活きと生きる力にとめどもなく涙がこみあげてきた。真実を何としても記録に残しておかなければとの止み難い思いに強く心は突き動かされた。
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2012年12月19日
<Minamisanriku Nikki>
カバー・帯表1写真/青谷建
装幀/芦澤泰偉
本文デザイン/児崎雅淑 -
実際に現地に住んでいないとわからない現実がここには書かれている。どんなにひどくとも、そこに住んでいる人がいることを忘れてはいけない。
でも、3月5日に結婚式、3月11日に入籍、そして夫は津波の犠牲になってというのはつらすぎる。
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